ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-04-06(Sat)

下の写真は、一昨日自宅駅のそばで撮ったものだけれども、この植物はわたしはこれまでに見たことのない植物だった。密生していたわけではなく、他の雑草にまじって間隔を置いて生えていたもの。茎の先端の細長い黒い房が気になる。 今日になって調べてみたら…

『探偵マーロウ』(2022) ニール・ジョーダン:監督

探偵マーロウ [DVD]リーアム・ニーソン,ダイアン・クルーガー,ジェシカ・ラング,アドウェール・アキノエ=アグバエAmazon 2014年に発表された、ベンジャミン・ブラックという作家によるレイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』の続編、『黒い瞳のブロンド…

2024-04-05(Fri)

桜の花も咲き、ずいぶんと暖かくなって来て「もうストーブもいらないか」と思っていたのだが、今日は逆戻りして寒い日になった。ストーブ、使ったよ。 桜の花が咲き始めてから気温が下がると、桜の開花が長くなる。いちばんの「お花見日和」はあしたあさって…

『エル・スール』(1983) ヴィクトル・エリセ:監督

ヴィクトル・エリセの新作『瞳をとじて』が公開されたもので、彼の旧作『ミツバチのささやき』、『エル・スール』とが劇場で再公開された(『マルメロの陽光』の上映はなかった)。わたしは両作品とも観ていたが、『ミツバチのささやき』の方はなんとなく記…

2024-04-04(Thu)

昨日の朝9時に、沖縄で地震があったということで即「津波警報」が出され、テレビは以後その報道一色になった。3メートルに達する津波が来るおそれがあるというので、高台に避難する人々の姿が中継された。 幸いにも大きな津波が押し寄せることもなく、警報…

2024-04-03(Wed)

今日はいくらか気温も低くなったようだけれども、ストーブが必要ということもない。おそらくはもう、電気ストーブを使うこともないだろう。いい加減片付けてしまおう。 もう、夜にわたしの寝ているふとんの上に乗って来ることがなくなったと思ったニェネント…

『オンディーヌ 海辺の恋人』(2009) クリストファー・ドイル:撮影 ニール・ジョーダン:脚本・監督

オンディーヌ 海辺の恋人 [DVD]コリン・ファレルAmazon わたしも情報収集能力が低いので、こ~んな映画をニール・ジョーダンが撮っていたことはまるで知らなかった。 ニール・ジョーダンらしくも、思いっきりアイルランドを舞台にした映画だけれども、わたし…

2024-04-02(Tue)

先日のような、初夏を思わせるような陽気にはならなかったけれども、やはり暖かい日になった。ついにニェネントくんも、ふとんの寝ているわたしの上にあがってくることもなくなってしまった。ただ朝方、寝ているわたしの枕元にあがってきて、わたしの顔を覗…

2024-04-01(Mon)

今日も、昨日ほどではないけれども暖かい日になった。午前中に「ふるさと公園」へと歩いた。 東京ではもう3日前に桜の開花宣言が出たけれども、おそらくはこのあたりは「開花宣言」といえるぐらいになったのは昨日あたりだろうか。「ふるさと公園」の周辺に…

2024年03月のおさらい

映画: ●『12日の殺人』(2022) ドミニク・モル:監督Book: ●『贋作』(1970) パトリシア・ハイスミス:著 上田公子:訳 ●『アメリカの友人』(1974) パトリシア・ハイスミス:著 佐宗鈴夫:訳ホームシアター: ●『偽証』(1947) アンソニー・マン:監督 ●『秘…

『ビザンチウム』(2012) ニール・ジョーダン:監督

ビザンチウム [DVD]シアーシャ・ローナンAmazon ニール・ジョーダン監督は、過去に『狼の血族』や『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』というヴァンパイア映画を撮っているし、ファンタジーっぽいホラー映画というのも得意とするところ。それが久しぶりに…

2024-03-31(Sun)

昨日も暖かい日だったが、今日はそれ以上。東京では都心でも最高気温28℃になり、3月としては観測史上最高の気温になったという。28℃とかいうのであればもう、半袖Tシャツだけで外出もОKだろう。これからまた、例年よりも高い気温の日がつづくようになるの…

『クライング・ゲーム』(1992) ニール・ジョーダン:脚本・監督

クライング・ゲーム DTSスペシャル・エディション [DVD]スティーヴン・レイAmazon ニール・ジョーダン監督も、エドガー・ライト監督のように既成の音楽を使うのが上手な監督さん、という印象がある。1986年の『モナリザ』も、この作品のように既成曲がタイト…

2024-03-30(Sat)

今日は暖かい一日になった。もう一気に「陽春」。昨日の雨もやんで外は晴れているようだ(わたしは今日も一歩も外に出なかったが)。昼間に風呂を沸かして入ったが、風呂から出ても「寒い」などとは感じないのだった。それでそれまで着ていた服とかをぜ~ん…

『ガラスの城』(1950) ルネ・クレマン:監督

ガラスの城 [DVD]ミシェル・モルガンAmazon 原作はヴィッキー・バウムという人によるもので、彼女は『グランド・ホテル』の原作者でもあり、10以上の作品がハリウッドで映画化されたという。この『ガラスの城』もベストセラーとなり、日本でも翻訳が出ていた…

2024-03-29(Fri)

昨日からの雨が今日も降りつづいていて、しかもこの日は風が強いという。こういう日はもちろん、外へなど出かけずに家でおとなしくしていよう。 でもけっこう気温は上がって部屋の中も暖かく、ストーブをつけることもなかった。明日は雨も上がり、もっと初夏…

『太陽がいっぱい』(1960) パトリシア・ハイスミス:原作 ルネ・クレマン:監督

太陽がいっぱい 【特典DVD付2枚組】アラン・ドロンAmazon アラン・ドロン主演により日本でも大ヒットした映画で、もうアラン・ドロンといえばこの映画、というぐらいに彼の代表作ともみなされていた(「あと一作を」と挙げれば、メルヴィル監督の『サムライ…

2024-03-28(Thu)

昨日出かけたとき、駅の近くの公園のそばで、また「ノラ・ミャオ」に出会った。昨日は陽射しも暖かだったので、しっかりすわり込んでひなたぼっこしていたようだ。 相変わらずの「美猫」ですね、と思ったけれど、あなた、何だか目にアイラインのメイクをして…

2024-03-27(Wed)

夜中に目覚めてトイレに立ち、ベッドに戻ろうとしたら、カーテン越しに外に明るい光が見えた。 そうだ、そういえば昨日とかは「満月」なのだったなあと思い出し、カーテンをめくって夜空を見上げたら、きれいな月が明るく浮かんでいた。 昨日は雨も降ってい…

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004) サイモン・ペッグ:脚本・主演 エドガー・ライト:脚本・監督

ショーン・オブ・ザ・デッド [DVD]サイモン・ペッグAmazon 今をときめくエドガー・ライトの、映画監督デビュー作(この前にテレビ作品の監督はしていたようだが)。この作品のあとエドガー・ライトは共同脚本/主演のサイモン・ペッグ、同じくこの作品にも出…

2024-03-26(Tue)

今日もずっと天候は良くなく、ずっと一日雨が降っていた。当然気温もそんなに上昇しないわけで、桜の開花はさらに遅れるのではないかと思う。桜の花というのは、その「季節全体」として暖かかったかとかそういうことではなく、開花の直前の気温に左右される…

『悪なき殺人』(2019) ドミニク・モル:監督

悪なき殺人ドゥニ・メノーシェAmazon この映画には「Seules les bêtes (Only The Animals)」という原作小説があり、フランス語原題も小説と同じ。2019年の「東京国際映画祭」では、『動物だけが知っている』のタイトルで上映されたらしい。日本での一般公開…

2024-03-25(Mon)

ようやっとニェネントくんが猫草をかじってくれた。水を入れた器のそばに猫草をずっと出してあったのだけれども、ずっと無視してなかなかにかじってくれなかった。それが昨夜ついに、猫草をかじっている姿が見られた。 猫草をかじってくれたことは喜ばしいの…

『アメリカの友人』(1977) パトリシア・ハイスミス:原作 ヴィム・ヴェンダース:脚本・監督

アメリカの友人 デジタルニューマスター版 [DVD]デニス・ホッパーAmazon むか~し観た映画で、ただその映画の中で、ブルーノ・ガンツが仕事をしながらキンクスの「There's Too Much On My Mind」を口ずさむことだけは記憶していたけれども、あとのことはほと…

2024-03-24(Sun)

X(旧Twitter)を閲覧していると、このあたりの人はたいていの映画は流山おおたかの森駅のそばの「TOHOシネマズ」で観ることができるし、ちょっとカルトな映画なら柏駅のそばの「キネマ旬報シアター」で観られる、映画を観るにはずいぶんと恵まれた地域だと…

『12日の殺人』(2022) ドミニク・モル:監督

ある年の10月12日の深夜3時、ある家でオールナイトで開かれていたパーティーから、女子大生のクララは「ウチへ帰る」と会場をあとにする。帰り道、公園のそばで男がクララに近づき、彼女にガソリンをぶっかけ、ライターで火をつける。 彼女の焼死体は翌朝発…

2024-03-23(Sat)

昨日考えたように、今朝はとなり駅の映画館へ『12日の殺人』という映画を観に行こうと思ったのだけれども、やはり「ヤル気」が出ないというか、ギリギリまで「出かけたくな~い、映画観るのやめよう」とかグダグダと考えていた。 でも「気分転換」も兼ねて映…

『アメリカの友人』(1974) パトリシア・ハイスミス:著 佐宗鈴夫:訳

アメリカの友人 (河出文庫 ハ 2-15)作者:パトリシア・ハイスミス河出書房新社Amazon 原題は「Ripley's Game」なのだけれども、この邦訳が刊行される前にヴィム・ヴェンダース監督による映画化作品『アメリカの友人』が先に公開されて知られるようになってい…

2024-03-22(Fri)

昨日あたりから、大変に体調がよろしくない。何もやる気にならず、体が重い。下痢っぽい感じでもある。原因ははっきりしていて、先日旧友が送ってくれた野菜などと一緒に「焼酎」の紙パックが含まれていて、ついついそいつを飲んでしまったためなのだ。それ…

『黒猫・白猫』(1998) エミール・クストリッツァ:監督

黒猫・白猫 [DVD]キングレコードAmazon 「1998年の作品」だったとは、もう前世紀の作品になっているのだなあ。この1年前のクストリッツァ監督の作品『アンダーグラウンド』が好きだったが、当時のわたしの周辺では「フェリーニじゃねえか!」って意見が多か…