ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-08-21(Mon)

 朝、ベッドから起き上がろうとすると、そのベッドの下でニェネントくんが「液体猫」のように体をなが~く延ばして寝転がっていて、わたしがキッチンへ行くのに合わせて「朝ごはんだ!朝ごはんだ!」と、わたしについてくる。
 わたしが起きているときの大半は押入れの中に引きこもっているニェネントくんだが、わたしが寝てしまって「無害」だとわかるとわたしのそばに出てくる感じ。そんなにわたしのことは「要注意!」なのだろうか。
 今は室内も温度が高くって暑く、エアコンを効かせているリヴィングにいるのがいちばん快適だろうと思うのだけれども、「爪を研ぐ」「トイレを使う」以外でリヴィングへくることはない。それなりに「押入れの中」が涼しくって、快適なのだろうか。

 しかし、今日もまた暑い一日だった。わたしはこの日記を書いていて、昨日観た映画『オルメイヤーの阿房宮』のことを確認しておこうなどと思ってまた観始めて、けっきょくほとんど全篇、もういちど観てしまった。それもあって、この日は新しく映画は観なかった。

 夕方5時になって、しばらく「ふるさと公園」にも行っていないから久しぶりに(買い物がてら)行ってみようかと、お出かけをした。5時を過ぎていても気温もけっこう高い。
 陽はだいぶ傾いてはいたけれども、まだまだ空は明るい。雲もけっこう出ているのだけれども、やはりこういう雲はまだ「夏の雲」なのだろうか。

     

 「ふるさと公園」に足を踏み入れると、さすがにここではミンミンゼミだけでなくアブラゼミとかの鳴き声も響いていた。公園の中には木陰も多く、歩いていても心地よいのだけれども、その公園へ行くまでの道、そして帰り道の暑さが問題なのだろう。公園を散策する人の姿もなく、水際で2人ほど釣りをする人がいたぐらいだ。
 水鳥の姿も見かけられず、遠くにカモの泳ぐ姿が見えて撮影しようと思ったが、葦原の陰に隠れて行ってしまった。

 それでも、もう公園の出口だというところの水辺に、コブハクチョウの家族が3羽いっしょにいるのが目に入った。暑い中を歩いてきて、こうやって久々にコブハクチョウたちに出会えたことは、本当にうれしかった。

     

 下の写真のコブハクチョウが、おそらくは今年生まれた子だろうと思う。鼻先のコブもまだ小さいし、クチバシの色も薄い。

     

 公園からの帰り道、駅前のスーパーに立ち寄った。このスーパーも最近は「お買い得」というようなものもあまり売られなくなってしまったけれども、でも野菜は圧倒的に安い。この日はナス(北のスーパーで売られている半額で買える)とインスタント・コーヒー(これもよそより200円は安い)、それとイタリア風の味付けをされたサバ缶(100円)とかを買った。

 家への道で「野良ネコ通り」を歩いたが、やはりネコの姿はまるで見られなかった。この暑さは、外で暮らすネコたちには「生命の危険」でもあるだろう。みんな、どこかでひっそりと生き延びていてくれて、またその姿を見せてほしいものだ。

 帰宅すると、とたんに背中から汗が噴き出てきた。すぐにエアコンを入れ、着ていた服を脱ぎタオルで汗をぬぐう。
 スーパーで買ったサバ缶で夕食にしたが、これはなかなかに美味しいサバ缶だった。まだスーパーには山積みされていたので、また買って置こうと思う。

 今日も、ほとんで読書のはかどらない一日になってしまった。