朝起きて、テレビやネットで総選挙の開票結果をみる。自民党はたしかに若干議席を減らしたようだけれども、それでも公明党とで「絶対安定多数」は維持したという。立憲民主党は13議席減らし、共産党も2議席減。それらの党で減った議席がどこへ行ったかというと、これが「日本維新の会」へ行ってしまったようで、維新の会は選挙前の11議席を41議席に増やし、共産党の議席数を超えてしまったのだった。
選挙の戦略、特に立憲民主党と共産党との協力関係がどうだったのかとか、ちょっと言いたい意見もあるけれども、わたしはそういうことを批評するような人間ではないし、今日は自分の心の中にとどめておきたい(明日とか書くかもしれないが)。
ただ、日本維新の会は自民党より右寄りの政党ではあり、例えば「憲法改正」などということではホイホイと自民党に協力することだろうし、これから自民党の右派と結びついて反動的な政策に大きな声を上げてくることになるだろうと思う。全体に「反共」という意識も国内で高まってもいるわけだろうし、つまり、この選挙で日本という国は「右傾化」するだろうとは予測できる。わたしには「ガックリ」どころではない衝撃だが。
そんな選挙の結果が報じられても、わたしの日常はつづいて行く。今日は仕事の帰り、南のドラッグストアから「ふるさと公園」へのコースを歩いた。
やあ。この日は久しぶりに、コブハクチョウの幼鳥3羽がいっしょに集っているのが見られた。もう3羽はそれぞれ独立して、一羽一羽が別々に行動しているのかと思ったものだったけれども、やっぱり「きょうだいの絆」は強いというのか、仲がいいところを見せてもらった。
ちょっと離れた別のところには、親鳥の一方が来ていた。やはり離れたところからでも、子どもたちを見守っているのだろうか。
この日はコブハクチョウのほかにもいろいろな鳥、動物が見られた。
まずはカモの幼鳥が1羽で泳いでいたのだけれども、カメラを向けてシャッターを押した瞬間に、水中にもぐってしまった。
‥‥カモとか水鳥の潜水時間はけっこう長く、しかもどこから水上にあがって来るか予測もつかない。撮影はできなかった。
そしてこの日、待ちかねた「オオバン」がようやっと、この公園にやって来ていた。4月以来、半年ぶりの「お出まし」で、この日は7~8羽だったけれども、これからどんどん数を増やし、この公園で越冬することになる。
見た感じは地味な鳥だけれども、こうやって再来を待ちかねていてその姿を見ると、何だか愛らしく思える。
今日はなんと、芝生のところでヘビにも出会った。まだまだ全長50センチにも満たない感じで線も細いし、子どものヘビなのだろう。長く寝そべっていてそのまま動かないので「死んでるのか」とつま先でさわると、ゆっくりと芝生の奥に動いていった。これは多分「シマヘビ」だろう。
今日の動物はもうひとつ。また「シラサギ」である。池の中の枯れ木にとまっていて、「いい構図だね」と撮ったけれども、帰宅して写真を見てみると意外とこのシラサギの足というのがガッシリしていて、しっかりと枯れ木をつかんでいて、まるで恐ろしい「悪魔の手」のような感じなのだった。
今日の食事は、まずは昨日の「水炊き」がまだ残っているのでコレを昼食にして、夕食には冷凍庫に鶏レバーがあったのを「レバニラ炒め」にしようと、ドラッグストアで(ちょっと高かったけれども~いつもの駅前のスーパーの方が安いと思う~)ニラを一束買ったのだったけれども、けっこう「水炊き」の量がいっぱいあって、昼食だけでなく夕食もまた「水炊き」ということになってしまった。なんだ、コレだったらニラは明日買えばよかったなあとは思うのだった(水炊きはとっても美味しかった)。