Facebookに、「わたしの過去の投稿」として、まだ産まれて間もないころのニェネントくんの写真が再掲されていた。このニェネントくんの写真は、今はわたしのパソコンにも保存されていないものだった。当時の写真で消えてしまったものも多いので、そんな一枚なのだろう。自分でも思いがけない、うれしい出会いだった。
投稿されたのは12年前ということだったが、この写真を見た感じでは、せいぜいまだ生後1~2ヶ月ぐらい、という感じだ。
この時期のネコというのはどんなネコでもあまりにも愛らしい時期で、英語でも「Kitten」と呼ばれて、「Cat」とは別扱いされる時期だ。わが家のネコとはいえ、あまりにかわいくって発狂しそうだ。
しかしまあ、大きくなったニェネントくんは「別人」というか「別ネコ」になってしまったなあ。当時はかなり薄い茶色だった柄の色も今はすっかり濃い茶色になって、しっぽの色とあんまり変わらなくなってしまった。この頃はまだお父さんネコの「ラグドール」を思わせる容姿で、「ラグドールの仔です」といっても通用しそうだ。今はお母さんの和猫の血筋が強く出て、もう「ラグドール」の血筋をひいているといっても、誰も信じなくなっているだろう。
そんなニェネントくんも、あと2週間ぐらいで14歳の誕生日を迎えるのだ。むかしの、あまりに愛らしいニェネントくんからは成長してしまったけれども、わたしにはいつまでも「かわいいニェネントくん」でいつづけてくれる。今朝もまた、ニェネントくんはベッドに跳び乗って、わたしの上に乗っかって来てくれたのだった。
「Amazon Prime Video」でまた「ゴジラ映画」を観ようとしたら、「おすすめ映画」として『ZAPPA』という、フランク・ザッパをとらえたドキュメンタリーがあがっていた。そんな映画のことはすぐには思い当たらず、「十年ほど前にそんな作品があったかもなあ」と思ったのだった。もちろん観た記憶もなくって、「観てみたい」とは思ったのだった。
それであとで「いつ頃の映画だったんだろう?」と気になって調べてみたら、意外にもつい最近、2020年製作の映画で、日本でも2022年に公開されているのだった。「それはわたしだって映画館に観に行ったのではないだろうか?」と、この日記で検索してみたら、公開された2022年の4月に映画館へ観に行っているのだった。ああ、これっぽっちも記憶していない。
「2年前の2022年」というのは秋にまた<側頭葉てんかん>の発作を起こしていて、その頃の記憶がいっぱい消えてしまった時期だ。「ああ、あの頃の記憶は消えてしまったんだよな」とは思っていても、こうやって具体的に「ある映画」のことで、その映画にまつわるすべての記憶が消えてしまっていることを「あらためて」認識すると、「やりきれない」絶望的な思いに落ち込んでしまうのだった。
もう今さら悔やんでも詮方ないことではあり、「事故なんだから」と、あきらめるしかないのだ。悲しい。
それでこの日の「ゴジラ映画」は、2002年の『ゴジラ×メカゴジラ』を観たのだった。
昨日観た『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』には、そもそもその設定からちょっと怒ってしまったのだけれども、この日の作品は余計なことも考えず、単純に「楽しめる」作品だったと思う。
さてついに、8年前の『シン・ゴジラ』までは、残すところあと2本にはなった。
今日の夕食のおかずは「ギョーザ」。食事量を減らしていることもあって、ギョーザ1パック全部では多すぎるので、1パック12個の半分の6個だけにする。
今のわたしには「半分」でちょうどいい、というか、半分でもまだ「満腹」になるのだった。