ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-05-16(Mon)

 今朝は珍しく、昨日みた夢の続きのような夢をみていた。続きというか、似たような夢だったわけだけれども、こういう連続するような夢をみた記憶というのも、今までにないように思う。
 その夢。わたしは、仕事の途中で散歩に出かけようとする。外に出たところにわたしの上司だかがいて、「どっちの方に散歩に行くのかね?」などとわたしに聞く。その「上司」は、昨日の夢でエレヴェーターの前に来て「何も言わずに帰るのか?」と聞いた人物と同じ人物で、同じ黒白の細かい格子のスーツを着ていて、ルックスはスコット・グレンのような「イイ男」なのだ。思い返せば、昨日の夢の「上司」と同一人物、同じ服装だ。
 その上司はわたしに、「散歩に行くのならこの景色を見てごらん」と、わたしの目の前に自分の握った拳(こぶし)を差し出す。その彼の指のすき間から向こうの景色が見えるのだが、そうやってわたしの顔の間近に置かれた彼の指のところには白い粉末が付着していて、わたしはそれを「なめさせられる」という感じで、自然になめ取る(なめ取らされる)のだ。わたしは、その白い粉末は「覚せい剤」とか「コカイン」なのではないか?と思うのだった。そういう「夢」。背景になる田舎っぽい景色が、今までの夢にはなかった感じだ。

 暖かくなってきて、ニェネントの防寒用の下毛がバンバン抜けるようになった。ブラッシングしてやると、小気味いいぐらいに毛が取れる。そうやってわたしがブラッシングしてやったあとにニェネントが自分で毛づくろいして、やっぱりいっぱい抜け毛を呑んでしまうのだろう。今朝も毛玉を吐いてしまっていたけれども、すっごい大きな毛玉を吐いていて、わたしもおどろいてしまった。ブラッシングのあとは、もっとしっかりと抜け毛の始末をしてあげないといけなかったな。

     

 今日もまた天候はよろしくない。わたしが家を出るときはまだ雨になっていなかったけれども、いつ降り出してもおかしくない曇天。けっきょく、仕事を終えて帰るときには、そんなに強い雨ではないとはいえ、ずっとしとしとと雨が降りつづいていた。自宅駅からの道、「ふるさと公園」か「野良ネコ通り」を歩こうと思ったけれども、雨が降ってるし、いちばんの近道で帰宅した。それでも帰り道、児童公園のそばに、雨の中でもエサを探すようなスズメの姿を見れた。

     

 実はこの日、Facebookの友人が知らせてくれた「シャンタル・アケルマン映画祭」をやっている渋谷に出かけようかとも思ったのだが、けっきょく昨日と同じことで、「行こうと思っても行かない」といういつものパターンになってしまった。
 おととい、となり駅の映画館で上映される映画のことを書いたのだけれども、その映画館で今週いっぱい上映されている『メモリア』という映画は、調べたらアピチャッポン・ウィーラセタクンの新作で、主演はティルダ・スウィントンなのだった。わたしは今は情報収集がまったくダメで、先に書いた「シャンタル・アケルマン映画祭」のことも知らなかったし、このアピチャッポン・ウィーラセタクンの新作のこともまるで知らなかった。この『メモリア』は何があっても観に行きたいので、何とかスケジュールを調整しようと思う。

 報道で、先日山梨の山中で発見された人の骨は、3年前に近くのキャンプ場から行方不明になっていた7歳の女の子のDNAと一致したようで「当人」と確認、その女の子の死亡が確認されたという。おそらくは行方不明になった同時期に亡くなられていただろうということ。悲しい報道ではあったが、3年の月日(つきひ)がかかっても、そのなきがらが特定され、例えわずかな骨であれ、家族のもとに戻ることができたことは、この「事件」の経緯の中で「ようやく」というところだったかとは思う。「3年前にいったい何が起きたのか」ということは、おそらくはもうこれ以上解明されることもないと思うけれども、もうここで、これ以上ネット上などで「野次馬」らが騒ぎ立てるのはストップすべきだろう。

 わたしはまだまだ「本調子」ではなく、この日も仕事から帰宅したあとも昼食も取らずにダラダラした。夕食にブロッコリーやトマトをゆでたパスタに和えて、「サラダスパゲッティ」としたが、これがけっこう美味で、ちょびっと元気になれた。