ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-03-05(Sat)

 夕方になって、関東地方で今日「春一番」が吹いたと報道があった。去年より一ヶ月以上遅い「春一番」だったという。たしかに、感覚としてはもうとっくに「春」に足を踏み込んでいる感じで、今ごろ「春一番」になったのか、という気はする。
 それで今日はまた気温が上がって、4月並みの陽気になったらしい。しかしわたしはこの日は一歩も外に出ることもなく、室内ではまだまだ電気ストーブのお世話になっているのだった。

 ニェネントは出窓のステージの上にあがり、身づくろいに一所懸命になっている。まだまだ、ニェネントのからだをブラッシングしてやっても、下毛が抜けてくることもない。これがあと一ヶ月もすると、ニェネントも「もう<衣替え>しようか」となって下毛が抜けはじめ、もうニェネントを抱いただけでもわたしの衣服は毛だらけになるのだ。

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 この日は何もやらなかったが、休日には珍しく、けっこう本を読んだ。ひとつには来週からの通勤時にはおととい届いた『成城だより』を読みたく思い、「あとひとつ」になってたハーディの短篇集、その最後の「市(まち)の人々」を一気に読み終えた。そして、いつまでもいつまでもちょびっとずつ読み進めている『鳥の生活』を、けっこう読み進めた。ようやっと残りはあと数十ページ、というところまで来たけれども、この本を読むのはあんまりに楽しいので、読み終えてしまうのがもったいない気がする。

 ロシアによるウクライナ侵攻、ついにロシア軍は攻撃をしていたとされる南部の「ザポリージャ原子力発電所」を制圧してしまったという。
 そのような状況下で、けっきょくこの日から「北京冬季パラリンピック」が開幕された。この大会に、ロシアとロシアを支援するベラルーシとは締め出された。「アスリートに罪はない」とはいえ、仕方がない処置だろうか。ただ、こういう動きが、昨日書いたような「ロシア人排斥」の動きにつながってしまうことを危惧する。
 情けないというか、考え込んでしまうことの一つに、日本で今も多くの人たちが「ロシアという国は<共産主義>」と思い込んでもいることで、そのことが今の<反共意識>と結びついてもいるようだ。単に思い込みで動き、学習しようとしない人々がいっぱいいるみたいだし、そういう人たちがSNSで大きな声を上げる。
 今は誰もがSNSを閲覧し、自分も参加するわけだけれども(このブログだってその末端の一つだ)、SNSはそういう「思い込み」を増幅させる役割も持っている。そこには「学習」の放棄があるのではないかと思うし、そういう声が世間をおおってしまうことに危機感を憶えますね。

 今日の夕食はまたまたまたまたブロッコリー。「白菜とブロッコリーオイスター炒め」というレシピに、ちょびっと豚肉をプラスしてみた。美味。まだまだ、当分「ブロッコリー」三昧がつづきそうだ。

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