ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-03-17(Thu)

 昨夜の地震の被害状況を、朝起きてニュースで見た。亡くなられた方もいらっしゃったようだ。東京周辺でも停電、断水という事態になったところもあったようだ。ウチのあたりはそういうライフラインの維持には強いようで、ありがたい。そして、昨日の地震で走行中の東北新幹線が脱線したのだった。乗客は脱線の瞬間、車内で宙に吹っ飛ばされたという。ひとつまちがえれば大惨事になったところだろうが、そこはさすがに開業以来乗客死亡事故を起こしたことのない新幹線、多くの人たちの今までの陰なる努力が、大事故を防いだということだろう。それはもちろん、これだけの地震でも脱線などしないことがいちばんだろうが、起きてしまった事態の影響を最小限に止め得たということだろう。

 このところしばらく、朝には天候が悪く、まったく月の姿を見ることもなかったのだけれども、この早朝には空を覆う雲もなく、西の空低くに久しぶりに月を見ることができた。なんと、しばらく見ないうちにすっかり「満月」に近い姿になっていた。

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 3月の満月は、あちらでは「ワームムーン」という。虫たちが冬眠から目覚め、地上へと這い出してくる時期ということらしい。つまり、日本で言う「啓蟄」とおんなじだな。
 やはり月の暦で満月は明日らしいが、天気予報では明日はずっと雨とかいうので、その満月を見ることは出来ないだろう。この朝こうやって、満月に近い月を見ることはできたのは「僥倖」ではあるのだろう。

 昨日あつらえた新しいメガネだが、どうも遠くを見ると今までよりも像が二重に見える気がする。ただ、自分の部屋でテレビとかを見るときには、今までよりもずっとクリアに、はっきりと見える気がする。「遠景」=「多少難あり」、「中景」=「ばっちりOK」、「近景」=「前のメガネよりよく、メガネをかけたまま本を読める」というところだろうか。

 今日は仕事の帰りに「野良ネコ通り」。ハナクロくんがゴロンと寝ている姿が見られた。

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 「野良ネコ通り」を通り過ぎて跨線橋を渡ろうとして振り返ると、線路の脇にネコがいるのが見えた。
 このコは、「殿」ではないだろうか。う~ん、ちょっと違うようでもある。

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 そのコの後ろの方に、また別のサビネコがいた。両方のネコを撮ろうとするとネコが小さくなってしまうけれども、この写真で2匹のネコがわかるだろうか?

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 そのサビネコのアップがこちら。ちょっとピントがボケたが、前に出会った「怖い顔」のコだろう。首輪がはっきり見える。飼いネコである。

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 どうも、このあたりでは「外飼い」がけっこう多いというか、実は「野良」かな?と思ったコも、「飼いネコ」だったりするのかもしれない。

 先日読んだシャーリイ・ジャクスンの『鳥の巣』が、「Lizzie」というタイトルで映画化されていたのを知ったことを昨日書いたのだけれども、その同じ「Lizzie」というタイトルで、近年(2018年)撮られた映画があることも知った。なんと、わたしの好きなクロエ・セヴィニーと、クリステン・スチュワートとが出演している。しかも、ここでの「Lizzie」とは、あの有名な「リジー・ボーデン事件」のリジーのこと。つまり「リジー・ボーデン事件」の映画化なのだ。
 わたしはなぜか、その「リジー・ボーデン事件」というのを若干、多少知っていたわけだが、この19世紀末にアメリカで起きた事件は、たいていのアメリカ人は知っているのではないのかというような、「有名な」事件ではあった。これはぜひこの映画を観て見たいものだと思ったら、アマプリ(Amazon Prime Video)で無料で観れるのだった。
 なぜか、『モンスターズ 悪魔の復讐』などというとんでもない邦題にされていて、日本でも劇場公開されていたらしい。
 「これは絶対に観よう」と、まずはその「リジー・ボーデン事件」をネットで検索して前知識を得てから鑑賞。
 いやいや、この映画はわたしの琴線に触れる、わたしが大好きなタイプの作品だった。ちょっと、観ながらも興奮してしまった。いい映画を観た。