久しぶりに「仕事」に出る、という感じ。さすがに朝は起き出したくないし、かったるい。がんばってベッドから抜け出して着替えをし、「バナナ一本」という朝食を食べて家を出る。
でもやっぱり「休日」がつづいてボケていたというか、冷蔵庫にストックしてあって毎日仕事場に持って行くカフェオレのペットボトルとか、おやつの肉まんを持って出るのを忘れてしまった。しょうがないから、職場の近くのコンビニでドリンクとパンとを買った。「失敗の巻」ではあった。
日が昇って明るくなると、この日は雲一つない空で陽射しもけっこう暖かく、「もう春も近い」というような感じだった（いやそれでも、木曜日には雪になるという予報も出ているのだが）。
今日はいっぱいネコたちに出会った、「うれしい日」になった。仕事の帰りは「野良ネコ通り」を歩いたのだけれども、まずは初めて出会う黒白ブチのコに出会った。ひょっとしたら「ヒゲ殿下」とか「ハナクロ」くんと血縁関係のあるコなのかもしれない。とっても穏やかなかわいい顔をしている。このコも桜耳だね。
わたしがのぞき込むと、別のところに場所替えで移動していく。
そして、車の影からわたしの方に顔を出してくれた。ちょっと微笑んでいるような顔に見える。かわいいネコだなあ。
「野良ネコ通り」をしばらく歩くと、茶色のサビ猫にも会った。わたしはこのコは前に出会ったことがあると思ったのだったが、帰宅して過去の写真をチェックしても、このコの写真は見当たらなかった。やっぱり初対面だったのか。しかし、お顔が怖い（おひげはとっても立派だけれども）。
さらに歩いたところで、駐車場の奥の植え込みの裏側で、先日久しぶりに出会った「殿」の歩いている姿も見た。写真は撮れなかった。やはり、この近くで飼われている飼いネコなのだろうな。
しかしこのところまた、この「野良ネコ通り」で初めて出会うネコたちも複数あって、考えてみて、この「野良ネコ通り」には、トータルで１０匹ぐらいのネコが棲んでいるのだと思う。さすがにわたしが「野良ネコ通り」と名付けただけのことはある。この通りのネコたちは、けっこうフッと姿を見せなくなったりしなくって、いつまでも元気な姿をみせてくれるのがとってもうれしい。
この通りには「野良猫にエサを与えないで下さい」という掲示もあるのだけれども、きっとネコの保護活動に熱心な方がいらっしゃるのだろうと思う（桜耳のネコの数も多いし）。頭が下がる思いがする。
帰宅して、郵便を出そうと家を出たら、ちょっと前に出会ったことのある茶トラのネコがいた。「おお！」と思って、カメラを持っていなかったので取りに戻ろうと、そのネコに「ちょっと待っててね！」って言ってカメラを持って戻ると、ちゃ～んと同じ場所で待っていてくれた。ところがカメラを向けると、ちゃっちゃっと道路を横断し、向かいの家の植え込みの奥へ行ってしまった。けっきょく写真は撮れなかったが、前に思ったように、このコもやはり、この近所の飼いネコなのだろうと思った。
今日はテレビでまたアイスホッケー、「日本vs.チェコ」をしっかり見てしまった。先日の「日本vs.中国」にとても似た展開になったけれども、今回は最後の「ペナルティ・ショット」で日本が得点をあげて勝利した。これで予選リーグをトップで勝ち抜き、準々決勝にコマを進めたのだった。
この日は電車の中とかで、ハーディの短篇から『變り果てた男』を読み終えた。
