今日から仕事なので、朝早くに起き出す。昨日も書いたことだけれども、もう朝早くに起きることは慣れているから(というか、夜は9時前に寝付くような生活がつづいていることだし)どうってことないのだけれども、寒いのがイヤである。だいたいそうやってわたしが起きなくってはならない午前4時ぐらいの時間は、一日の中でもいちばん気温の低いだろう時間でもある。
今朝も、その時間は気温も0度ぐらいのもので、もうどんな服装で家を出ればいいものか考えてしまう。去年の冬はその前に買った(今も着ている)パーカージャケットだけで乗り切ったのだけれども、やっぱもっと暖かいダウンジャケットみたいなのを買わんといけないかと思う。
「寒い寒い」と思いながら何とか駅まで歩き切れば、最大の難関は突破。電車の中は暖かいが、次は勤務先に着いて駅から勤務地まで歩くのが厳しい。以前はけっこうメトロからすぐに地上に出て、ずっと地上の道を歩いたのだけれども、今は出来る限り長い距離、地下道を歩く。これで地上を歩くのは最後の3~4分ぐらいのことになる。
で、勤務先に着いても、着替えをしてビルの中を巡回してもまだ暖房が入っていなかったり、その日に使用する予定のないフロアはずっと暖房は入らないし、どうしてもわたしが行き来しなくてはならない「非常階段」なんか、めっちゃ冷え冷えとするのである。
今日はビルの営業初日ということもあり、管理事務所の所長さんがわたしらより早くにいらっしていて、暖房も先に入れられていてビル内も暖かだったので助かった。
ま、新年の仕事始めなので、設備や管理の方々と新年のあいさつなどをするのだが、特に改まって全員集合して「あいさつ」するのではなく、普通にいつも通りに仕事にとりかかって、その中でそういう方々と出くわしたときにあらためて、新年のあいさつになる。だから人によってはずっと顔を合わせることもなく、あいさつしそびれてしまう方もいたりするのだ。
日が昇り、今日も快晴で気温は多少上昇したけれども、やはり冷たい風が吹きつけてきて、また帰り道に駅から跨線橋を越えるときに風にさらされ、やはり凍える思いをしながら帰宅した。
この日はこのまま、もう買い物にも出ないつもりだったのだけれども、昨日になって白菜がもう残っていないこともわかったし、おまけに鍋を焦がしてしまったりと予定も狂ってしまい、それに「今年はあんまり正月らしいモノも食べていないなあ」という気もしていたもので、夕方から北のスーパーに買い物に出かけてしまった。天気が良かったので、その時間なら夕暮れどきの空がきれいだろうかとも思ってのお出かけで、わたしがこういうう夕暮れどきに外に出るというのはめったにないことではある。
歩いて行くと、ちょっとだけ夕焼けに染まった雲を見ることができた。
スーパーにはもう「お正月」っぽいモノもあまりなかったのだけれども、賞味期限が迫って半額になった「ローストビーフ」などを買って帰る。
スーパーから外に出ると、ちょうど日が暮れて蒼くなった空に、きれいな三日月が見えた。その三日月の上の方にひときわ明るい星がひとつある。これは金星。「これだけ明るい星ならば撮影できるだろう」と撮影した。いい具合にその金星も月も撮れていたけれども、月はちょっと光がにじんでしまった。
そのあと、国道をまたぐ歩道橋の上にあがってみたが、まだほの明るい西の空に、黒い雲がうろこのように重なっているのが見えた。
帰宅して、夕食は買って帰ったローストビーフを使って、「ローストビーフ丼」にした。けっこう美味ではあったし、まあ普段はやらない献立ということで、ちょびっと「お正月」?という感じになったかと思う。ローストビーフはまだいっぱい残っている。
さて、天気予報では「ひょっとしたら明日は雪か?」みたいなことを言っているし、そして何よりも、COVID-19の新規感染者数がここに来て増え始めている。特に沖縄の新規感染者数は「激増」だし、山口や広島などもかなり増加している。どうも米軍基地から感染者が外に拡がっているのではないかと思える。東京でも相当に増加していて、これはもう、皆が心配している「第6波」の到来なのではないかと思える。ああ、せっかく来週から上野動物園で、去年生まれた双子のパンダの一般公開が始まるところだったけれども、今の感じではまた「閉園」という対応になりそうな気がする。