ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-01-19(Tue)

 前に買ったショルダーバッグのジッパーが(やわな造りのせいで)壊れてしまったので、「やはり新しいのを買うかね」と、懲りずに某Amazonで「帆布製ショルダーバッグ」と検索したのだけれども、けっこう3千円台ぐらいでいろいろと出ているのだった。前のヤツも3千円台だったわけで、「こういうのもやはり<安物>で信頼できないだろうな、また後悔することになるだろうか」とは思いながらも、いちおうデザインの良さそうなのを選んでカートに入れておいた。「さて、メーカーはどこなのか」ということで調べてみるのだが、そのメーカーのHPをようやく見つけはしたのだが、「どこの国のメーカー」なのかよくわからない。いちおう全文英語で、そのメーカーの商品を肩に担いだりして写っているモデルはみ~んな西欧系の人なのだが、どうも釈然としない。
 いちおう保留しておいたのだけれども、今日、仕事の帰りに勤め先の駅のそばの商業ビルを突っ切ろうとしたら、この店のフリースペースで10日単位ぐらいで出店をしている店舗のひとつが、そういう帆布製のバッグを売っていた。「どれどれ」とみてみると、やはりどれも2万円ぐらいの値が付けられている。「そうだよな~、<帆布製バッグ>というのはその位の価格が普通だよな~」と思うのだった。
 帰宅して、もういちどしつっこくカートに入れてあるバッグのメーカーについて調べてみると、どこかにスペインのブランドが運営していると書かれているらしいのだけれども、やはり実体は不明なわけで、実は思った通り、中国の会社が運用しているらしいということがわかった。

 わたしは決して「嫌<中国>」という意識で生きている人間ではないのだけれども、Amazonでのお買い物で、中国製品には連続して<痛い目>に遭っているのは事実なわけで、やはりもう、「安いからと中国製品に手を出すのはやめよう」とは思うのである。それでもう一回、「帆布製ショルダーバッグ」で検索して出てくる3千円台の商品をみてみると、どうもみ~んな怪しい。「安い帆布製のバッグ」はけっきょくみ~んな、「中国製」なのではないかと思う。
 そこでもういちど「検索」をかけ直し、こんどは「日本製 帆布ショルダーバッグ」ということでやってみると、やはりというか、出てくるものはみんな(もちろん日本製なのだが)、2万円近い価格のモノばっかりだった。そう、それが「正解」なのだ。それが「あたりまえ」なのだ。安物買いはけっきょく、金を失うのだ。
 わたしがバッグに求めるのは「デザインの良さ」ではあるし、「使い勝手の良さ」でもあるし、そして何よりも長く使うために「堅牢なしっかりとした縫製」ということではある(先日買ったショルダーは、ココがまったくダメだったのだ)。それである程度の価格になってしまうのは仕方がないことだ。ここはもう、「生涯使う」つもりで、やはり国産の信頼できるバッグを買うべきだと思うのだった(って、やっぱり「高い」から、すぐには注文しないのだけれども)。

 今日は仕事を終えたあとはカラッと晴れ空だったのだけれども、「木枯らし」というのか、北風がめっちゃくちゃ冷たい。こんなに冷たい風はめったに体験しない。まるでシベリア送りにされてしまった気分にもなる。こんなに寒い天候でも、ウチの近くの道路の上ではハクセキレイたちがチョン、チョンと元気に飛び交っているのだった。ハクセキレイも面白い鳥だなあ。

     f:id:crosstalk:20210119124014j:plain:w500

 帰宅して食事をし、落ち着いてからはついにがんばって、年賀状への返礼を書き終えた。中には考えて、やはり去年の入院~手術のいきさつを伝えておいた方がいいだろうという方への返礼も含まれていたので、あれこれと文面を考えてしまった。文章だけだとアレなので、隅っこにわたしとニェネントとの絵も描いたりしたのだ。稚拙すぎる絵になったけれども、まあ稚拙なりにニェネントはかわいく描けたかと自負する。
 書き終えて切手を貼り、夕方に近くの郵便ポストに投函した。「いくら何でも年賀状への返礼は20日までには出さないと、もう<新年のあいさつ>ではなくなってしまうぜ」と思っていたところ、何とか1月の19日で書くことができた。ぎりぎり「セーフ」かな?と思うけれども、先方に届くのは早くて明後日のことになるだろうから、やっぱり「アウト」かな?
 とにかくはようやっと心につっかえていた重荷を始末して、「これでわたしにも<2021年>が始まるのだ」という気がしないでもない。

 このところ、「自炊」ということからも遠ざかっていたので、「何かつくろう」とがんばって、冷凍庫で死んでいた「鶏レバー」に蘇生処置をして、酒のおつまみにもなる「鶏レバーの甘辛煮」をつくった。まあニェネントくんが食べられるようなものではありませんね。というか、食べないで下さい!

     f:id:crosstalk:20210120150708j:plain:w500

 夕方からネットのニュースをみていると、このところ急に自民党の二階幹事長があれこれ言っているようで、今日は「東京オリパラ」について「あらゆる困難を乗り越えて、国民の期待、世界の皆さんの期待に応えるべきだ」と語ったというのである。
 この、「<東京オリパラ>やらないとわたしは死ぬ」という、森東京オリパラ組織委員会会長、スカ総理、そしてこの二階幹事長の「三羽カラス」(まあ他にもそういうのはいるのだけれども)、それはそれぞれの自分の「利権」が絡んでそういうことを言うのだろうが、国民の90パーセント近くが「開催はムリでしょう」と思っていて、現場の人たちは「やれ!と言われたらわたしたちは死んでしまいます!」とは思っていることだろうし、そういう声を聞かずにゴリ押ししようとする姿勢は、まさに太平洋戦争下の「インパール作戦」ではあり、さらにそこに世界のアスリートも巻き込もうとするならば、それは「バターン死の行進」であり、ここでこの三人は「ふふ、毛唐どもは根性がないわい!やっぱり日本人の精神力が世界一だわな」とでも言いたいのだろうか。ま、そのときには日本は、「こ~んな状況下でオリパラを強行するなんて、何という国だ!」と、世界から見捨てられることになるのだが。