ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-10-18(Mon)

 夜中に、ニェネントがベッドに跳び乗って来た気配で目覚めた。布団越しにニェネントがわたしの上に乗って来てるので、ニェネントの重みがわたしに伝わる。ぼんやりと目覚めてベッドのわたしの胸から下を見てみると、ニェネントがわたしの上にいるのだった。
 ニェネントはもぞもぞと動いて、わたしのからだの上で「ふみふみ」している。これは、ニェネントがわたしのことを「おかあさん」みたいに認識しているということだろうか。こういうことをやってくれるのもずいぶんと久しぶりのこと。ふふっ、ニェネントもまだ幼いというか(11歳だしね~。人間ならば小学5年生ぐらいよ)。
 昨夜、キャットタワーの上にいたニェネントを拉致して、無理矢理に遊んだことの成果があったのだろうか。とにかくは、わたしの上でニェネントがもぞもぞやっているので、眠れない。
 そのうちにどうやら、ニェネントもわたしの脇に移動したようで、わたしも楽になった。ちらっと見てみると、ニェネントは布団の上で、わたしと並んでおとなしくなっているようだった。‥‥むむう、ニェネントくんとこうやって、並んで寝るというのもずいぶんと久しぶりのことだなあ。
 どうやらそのあとはずっと、ニェネントはわたしの脇に並んでいっしょに寝ていたようだった。こういうのは何よりもうれしいね。小さな幸福感。ありがとう。

 時間が経って、わたしがトイレに立ったので、そのあとはニェネントくんもキャットタワーの上に移動してしまったが、何という「すばらしい夜」だったことだろうか。

 出勤で起きる時間になって起き出して、仕事の準備をして外に出て「バイバイ!」とニェネントに挨拶してドアを閉め、鍵をかけて出かける。今朝はすっごく寒く、ついに厚手のパーカーを着て外に出た。これでもまだ肌寒い感じだけれども、昼になると気温が上がって、これでは暑くなってしまうかと思う。
 この朝は雨もなく、空には星が見えた。あの星は土星なのだろうか?

  駅に近づくと、なぜか南東の空に明るみが見られた。地平線のあたりの雲が明るい。もう今の時期は「日の出」の明るさが空にあらわれるようなこともないと思うが、カメラをこういう明るさでも撮れるようにセットして撮ってみると、じっさいの視覚以上の明るさで空が明るいのが撮れた(ほんとうは空はほとんど真っ暗である)。

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 もっと駅に近づくと、もう「日の出」とはぜったいに関係もない北西の空にも、やはり明るい雲が見られるのだった。写真としてはこっちの方がうまく撮れた。でも、こういうこともあるのだなあと、ちょっと奇異な感覚ではあった。この雲の明るさは、どこから来るのだろうか。

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 今日は帰りに、ひと駅乗り越したスーパーに寄って、ズボンを買うつもりでいる。
 しょっちゅうはいていたズボンは膝のところに穴があいてしまったし、他のズボンも裾のところが擦れて破けてしまったりしている。新しいのを買うときだろう。

 わたしはズボンとかって、もっと値の張るものだと思っていたのだけれども、そんな想像よりもずっと安かった。そりゃあ「デフレ」と言われるわけだとも思ったが、「これはいい」というモノを安く買えたので満足。
 今日は昼食の準備もしてないので、「海鮮丼」などを買って帰った。けっこう昼になって気温は上がったようだけれども、パーカー着用でそこまでに暑いということでもなかった。

 スーパーからの帰り道、電柱の上に「スズメ?」という鳥がとまっていたのを離れた距離から撮影したが、これはウチに帰ってから写真を見たら「スズメ」ではなく、どうやら「ヒヨドリ」ではないだろうかと思った。このあたりで出会う鳥は、スズメ、カラス、ハクセキレイ、そしてハトとかが多いけれども、その次あたりがヒヨドリだな。

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 ウチに帰って、買った海鮮丼を食べ、もちろん、寄って来たニェネントくんにはサーモンを分けてあげる。
 テレビをつけると、この日は総選挙を受けて、日本記者クラブ主催の「党首討論会」というものが中継されていた。こういう本格的な政治イヴェントというのも、ずいぶんと久しぶりに見る気がする。NHKは日曜の朝に政治討論の番組を毎週やっているが、明らかに自民党に忖度した「討論会」で、見る気がしなかった。
 まあ普段から各政党に関してはいろんなところで問われているようなことがストレートに質問されていたようではあったけれども、それぞれの党首が答えたあとの「再質問」というものがないので、以前のスカ前総理の記者会見みたいなところはある。
 しかし、もしも今も自民党総裁がスカだったとして、彼はこういうプロンプターの使えないような討論に出て来ただろうか。なんだかんだと理由をつけて、出席を拒んだのではないだろうか? そういうこともなく、新しい自民党総裁の岸田氏を含め、各党首が一堂に会して記者団の質問に答えるというのは、「まだ<民主主義>の精神だけでも守られている」という感想にはなった。岸田首相は今のところ、安倍元首相のように「呼吸するようにウソをつく」人間ではないようだし、スカ前首相のような「脳なし白痴」人間ではないように見受けられる。
 もうずいぶんと長いこと、マトモな国会審議というのが行われない国になってしまっている感があるけれども、例えば安倍元首相がどこまでもごまかし通そうとした「森友問題・<桜を見る会>問題」を再調査するとか出来るのか。出来ないのだろうな。