ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-09-09(Thu)

 このところ、ニェネントくんとは「いい関係」である。ニェネントは一時期のように押入れの中とかに長いこと引きこもるようなこともなく、たいていわたしの目の届くところでゴロゴロしている。それは逆にいえば、ニェネントくんからわたしが見えるという場所にニェネントがいる、ということ。
 しばらく前は夜にわたしが寝るときも「ニェネントはいったいどこにいるんだか?」という感じで姿が見えなかったのだけれども、今は毎晩、わたしのベッドの横のキャットタワーの上で丸くなっている(ちょっと、キャットタワーの上は狭苦しそうに見えるが)。

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 夜中にわたしが目覚めても、キャットタワーの2段目のわたしのすぐ横でわたしのことを見ていたりする。もちろん朝にわたしが目覚めてリヴィングの方へ行くと、「わ~い、ごはんだごはんだ!」って感じで先回りしてキッチンへ走って行く。
 朝ごはんを食べたあとも、この頃はずっとキッチンとかリヴィングでわたしのことをウォッチしている。以前はそれでわたしが近づくとけっこう逃げて行ってしまったりしたのだけれども、最近は逃げない。だから毎朝、必ず一度はニェネントを抱き上げて、わたしの鼻先をニェネントの鼻にくっつける。抱いてもわたしの腕に前足を回してきて、決して逃げようとしない。
 わたしが出勤で家を出るときも、すぐそばについてきてわたしを「お見送り」してくれる。わたしも「バイバ~イ!お留守番、よろしくね!」と家を出るのである。ちょびっと悲しい瞬間ではある。
 今朝は珍しく、テレビ台の上に上がっていたので写真を撮ったけれども、ちょっと顔がぶれてしまった。

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 今朝も雨が降る一歩手前という天気で、やはり肌寒かった。電車に乗ると、「おじさん、それって<冬>用のジャケットですよね?」っつうのを着込んでらっしゃる方もいて、もう気分は晩秋(仕事の帰りにもやはり、そういう厚手のジャケットを着てらっしゃる方を見た)。

 職場について、仕事を始める前に雨が降り始めた。「またかよ!」というところである。
 仕事で建物の裏の資材置き場に行ったとき、ビルの壁面にヤモリがはり付いているのを見た。このヤモリはわたしが6月に出会ったヤモリだろうか? 6月に出くわしたヤモリはまだ子どもっぽかったけれども、今日のこのヤモリは、あのときのヤモリがきちんと成長してこの大きさになったようにも見える。この建物、そしてこのわたしを守っていただきたいものである。スマホでの撮影なのであまりきれいに撮れなかったが(スマホ撮影は苦手)。

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 今日は木曜日なので、仕事の帰りに2駅手前で途中下車してお買い物する日なのだが、そろそろ白米がなくなってきたので買う時期だ。その2駅手前のスーパー2軒のうちの1軒は、毎週木曜日にはけっこうお米が安く売られていたりして、しかも木曜日は1割引になるので期待して行ってみたのだけれども、米はそこまでも安くないのだった。まだ米のストックはあるから米を買うのは来週にしようかねと、買わずに出た。もう1軒のスーパーではこのところ缶ビール(×6)を買っていたのだけれども、今はあんまし暑くもないし、ビールを買うのがクセになってもよろしくないと、どちらのスーパーでもあんまり大量に買い込むこともなかった。
 帰路の電車に乗ってから、まだ焼きそば麺があと1食分残っていることだし、もやしは買ったからあとニラを買って「台湾焼きそば」にして、夕食とかは「ニラレバ炒め」もいいよねと、自宅駅そばの小さなスーパーでニラを買って帰ることにした。
 そのスーパーへ行き、意外と量があって「そこまで大量にはいらなかったのだけど」というニラとか、その他ちゃっちゃっと買ってレジに行こうとしたら、目の前に白米がめっちゃ安く売られていたのだった。「コシヒカリ」が5キロで990円だから、ヘタしたらその辺のスーパーの半額。さっき買わないでいてラッキーだった(さっきのスーパーでは、標準米でも1500円ぐらいなら買おうかなとは思っていたところだった)。

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 しかし、帰り道が重たかった。お米だけではなく他にも多少重量のかさむものも買っていたし、その時間にはまた雨も降っていたし、荷物と傘を左手から右手に、右手から左手へと持ち替えながら歩いた。おかげで、せっかく「野良ネコ通り」を歩いたというのに、「あたりにネコがいるかどうか」などまったく頓着もせずに、必死で歩くのだった。家に到着したときにはホッとした。

 帰宅してちょっとひと休みして、お得意の「台湾焼きそば」をつくる。麺とひき肉ともやし、そしてニラと輪切りトウガラシがあればつくれるが(味付けは「鶏がらスープの素」と「料理酒」。にんにくを加えるのもいいのだろう)、今はキャベツがいっぱいあるのでキャベツもプラスして。おいしかった。

 テレビでは参議院議院運営委員会の中継をやっていて、野党から今の「COVID-19」まん延状態への質問があれこれと相次いだのだが、そんな質問に答弁しているのは西村内閣府特命担当大臣(経済再生担当大臣)ただ一人。まるで西村氏が国の総理大臣みたいな様相である。野党から「なぜこの場にスカ首相が出て来ないのか」との質問がつづいたが、当然の質問だと思う。スカ首相の語った「(COVID-19の)感染拡大を防止するのに専念したい」というのは、またまたまたまた「ウソ八百」だったのだと言われるのも当然だろう。ウソのつきっぱなしで表舞台からそぉっと消えようという腹なのだろうか。
 などと思っていたら、この日にまたまたまたまた<緊急事態宣言>の延長が決定され(いったいいつまでこういうことをやっておるのか)、そうするとスカ首相が記者会見をやるのだった。
 「ひょっとしたら、総裁選に出ないことに関して何か今まで言わなかったことを言うのだろうか?」とか、「こうなったら記者団も今まで以上に容赦ない質問を浴びせるのではないだろうか?」とか思い、見てみることにした。
 ところがこれが、彼の首相就任からこの一年間の「こ~んなことをやったぜ!」という自慢話に終始して、まるで田舎の村長だか村議会議長だかが村議会議員を集めてのカラオケ宴会で、やおら下手くそな「マイウェイ」を歌い出したような感じではあった。聞くに堪えない。あとの記者団の質問も変わりばえせず、さっさと寝ることにするのだった。