ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-05-25(Tue)

 今朝の日の出。ほんとうはもっとあたりは明るいのだけれども、太陽にレンズを向けているので建物などは暗く写ってしまう。

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 カメラをぐるりと廻して反対側、同じ時刻の西の空を撮るとこんな感じで、もう昼間と変わらない明るさなのだ。なかなかの雲のかたち。

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 今日はまたまた「燃えないゴミ」の収集日。ついに先にわが家に配布された「ビン・カン類」用の袋を使ってゴミを出す。今日の分に関しては問題は起きっこないのだが、このあとちゃんと、「わが家用」の袋を配布してくれるかどうかということ。今回一回限りであとがつづかないことは充分予測できるし、そうするとまた「クリーンセンター」に電話しなければならない。
 今日はそのほかに、古いキャットタワーを分解して「燃えないゴミ」として出した。この古いキャットタワーを買ったのはいつだったかと、古い日記で調べてみたら、2016年の4月26日のことだったとわかった。ほぼ5年間役立ってもらったわけだけれども、それまでニェネントくんには「キャットタワー」なしで過ごさせて、申し訳ないことをしたものだと思う。今ならば迷わず言えることだが、「ネコといっしょに暮らすには、キャットタワーは必須」なのである。

 テントウムシではないが、ネコもまた「高いところに登る」という本能的な好みを持っている。生活空間が広ければいいというものではない。例えば六畳一間のような狭い空間でも、縦方向、「高さ」のある空間であればネコくんはけっこう満足するのである。というか、満足させてあげなければいけない。
 今のわたしの住まいは、キャットタワー設置のほかにリヴィングにネコの跳び上がれる「出窓」もあって(この「出窓」があるからこそ、ニェネントくんのためにこの部屋に決めたのだ)、このスポットも期待した通りにニェネントくんの「お気に入り」スポットだし、和室の方はキャットタワーの上段から華麗なジャンプをすれば、クローゼットの上の「シェルター」にも行けるのだ。

 とにかくは、「今までありがとう」という気もちで、古いキャットタワーをゴミ集積場に出した。
 ところが、仕事を終えてウチに帰って来ると、その「キャットタワー」が、収集されずにそっくり残っていたのだった。いったいなぜなのか。わたしと「ゴミ」問題はさらなる展開があるのか。
 なぜなのか考えたのだけれども、ひとつ考えられる理由は、その分解したキャットタワーを白いビニール袋に入れて出したのだが、「ゴミ出し」のパンフを見ると、ゴミは中の透けて見える「透明」もしくは「半透明」のビニール袋に入れて出さなければいけないというあたりに抵触したか。そしてもうひとつ、そもそもこの「キャットタワー」、「燃えないゴミ」ではなく、木製部分がほとんどでもあるわけで、「燃えるゴミ」として出してかまわなかったのかもしれない。う~ん、次の「燃えるゴミ」の日に、いちど出してみるか。

 今日はまた、帰り道に「ふるさと公園」経由の遠回り道を選んでみた。
 やはりコブハクチョウの家族の姿は見られなかったが、池の中央あたり、遠いところに一羽の水鳥がスイスイ泳いでいるのが目にとまった。遠い場所なので、わたしの肉眼では「ほぼ真っ黒の鳥」としか見えなかったのだけれども、あとで写真を見てみると、クチバシの横が白くなっていて目のまわりも白く、それで後頭部が茶色いのがわかる。ちょっと今はわからないが、調べれば何の鳥だかわかるだろう。

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 同じ鳥を撮ったもう一枚の写真、まったく偶然に、ちょうどその鳥の手前をアオスジアゲハが飛んでいるところが撮れていた。これでアオスジアゲハの方にもピントが合っていれば、「なかなか」の写真だったろうが。

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 先日のバッハ会長の「オリンピック開催を実現するには、われわれは犠牲を払わなければならない」という発言、予想通り国内から猛烈な反撥・批判の声を巻き起こすことになった。このバッハ会長の発言の英語全文は以下の通り。

 The athletes definitely can make their Olympic dreams come true. We have to make some sacrifices to make this possible.

 結果として「オリパラ中止」の声はさらに大きくなった感があり、スカ首相が「安全・安心なオリンピックを」などと何十回繰り返して語るより、何十倍もの効果を生み出したみたいだ。さすがスカ首相よりは「大物」だわさ。役者がちがうということか。
 ぼったくりバッハIOCも、さすがにこの日本からの反応にはあせったようで、IOC広報は「日本国民にではなく、五輪関係者、五輪運動に向けた発言(Everyone in the Olympic community has to make sacrifices)」と火消しに大わらわ。予想通り海外メディアもこの発言に食いつき、わたしが目にした報道では英ガーディアン紙、米ニューヨークデイリーニューズ紙、オーストラリアのABCニュースなどがこの件を批判的に報道したようだ。
 日本のテレビ局はNHKをはじめとしてだいたいはだらしなくて「東京オリパラ中止」などという報道はしないわけだし、新聞主要全国紙がこれまた、実のところ東京オリパラのスポンサーなわけだから、基本的に東京オリパラに否定的な紙面はつくろうとしないのだ。
 やはりわたしたち日本人は「海外から援軍が来るのを待つ」というような「虐げられた人々」ではあったわけだけれども、ここに来てIOCの調子に乗った「勇み足」で、世界の風向きが変わったかもしれない。あとはさらに、国内から「東京オリパラ開催反対」「東京オリパラよりCOVID-19対策に力を入れろ!」との声を大きくすることだろう。