ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-07-28(Wed)

 台風は東北の方へ向かっていて、もう関東への影響もなくなったみたい。早朝に外に出ると中天に月の姿が見えた。先週末には満月だったらしいのだけれども、もうけっこう欠けてしまった。

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 空はけっこう晴れているのだけれども、駅に近くなって空を見上げると、朝焼けで赤く染まった竜のような雲が、青空をバックにしてたなびいているのが見られた。

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 今日は「何かおいしいものを食べたいな」と、仕事の帰りにひとつ手前の駅で下車して、駅の近くのスーパーに立ち寄った。実はこの日は「土用の丑の日」で、スーパーの中ではあちらこちらで「うなぎ」ばかりを売っている。たしかに「うなぎ」は食べたいが、先日「うなぎ丼」を食べてけっこうおいしかったので、「今年のうなぎはもういいかな?」みたいな気分ではある。それよりも今日は「天ぷら」などを食べたい気分で、このスーパーは前から「天ぷらの盛り合わせ」がけっこう豪華な内容で値段も安いので、まずはその「天ぷら盛合せ」を買う。
 そして、メンヘラ猫から回復したニェネントくんを祝って「何かお魚を」ということで、「かつおのたたき」を買う。それと台風も北へ行ってしまってまた暑くなってしまい、ビールの美味しい時期でもあるので「缶ビール」などを。

 帰宅して、とにかくは缶ビールを開けて飲む。‥‥うまい。それで「かつおのたたき」をスライスして、ニェネントくんに出してあげる。ニェネントくん、喜べ!

 買った「天ぷら盛合せ」は夕食にとっておいて、昼食はちゃっちゃっとすませる。この午後は、昨日届いたDVD『血と怒りの河』を観た。アメリカではもう「西部劇」も下火になっていた時代の西部劇だけれども、それだけにステロタイプな「西部劇」から逃れようとするところがあり、面白く観ることができた。感想は別に。

 DVDを観終えてみると、東京でのCOVID-19新規感染者数がついに3千人を超えたという報道があった。前から予測されたこととはいえ、このところの「新規感染者」の増加は危機的。「重症患者」や「死亡者」は少ないではないかという意見もあるようだが、「まだまだ大丈夫」などと言っている余裕があるわけもない。また、<東京オリパラ>開催とこの「新規感染者数」の増加に相関関係はない、などという輩もおられるようだけれども、たとえ一人たりと、この<東京オリパラ>開催のせいでCOVID-19に感染した人がいるならば、その感染者にとっては「<東京オリパラ>のせいで感染した」ということではあろう。
 すでに明らかにそのような、「<東京オリパラ>のせいで感染した」とみなされる人たちは存在するわけで、スカ首相が何の考えもなく「安心・安全」な<東京オリパラ>というお題目は崩壊している。
 この事態に、スカ首相は「人流は減っているし、(<東京オリパラ>の中止は)ありません」と語ったといい、「オリンピック・パラリンピックはテレビで観戦していただきたい」と語ったのだった。
 ひとつ。このところ「人流(じんりゅう)」という言葉がさかんに語られるが、そんな「人流」などという言葉はない。単に「人の流れ」といえばいいわけだし、勝手に日本語をいじらないでいただきたいものだ。
 そして、そのような「人の流れ」はいったいどこで、どれだけ減っているのか。アバウトなことをいうのではなく、例えば渋谷なら渋谷で、「一ヶ月前に比して何パーセント人出は減少している」とか、検証可能なことばを語っていただきたいものだ。