ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-07-27(Tue)

 今朝も夢をみていて、これは先日みたランボーとファン・ゴッホの夢に似た夢で、ストーリーのある夢ではなく、「わたしが何かを思索している」というようなものであり、それは実はもうわたしは目覚めていて、ただ「夢うつつ」の状態で何かを考えている、思索しているだけなのではないか?というようなものだ。
 今回はマンフレッド・マン(Manfred Mann)という、60年代のビートルズの全盛期に人気のあったイギリスのビート・グループについての夢(わたしもけっこう好きなグループだった)。夢の中でわたしは、そのグループのあるあまり知られていない曲のことを考えていて、「今、この曲のことを人々に知らせたいな」などと思っている。夢の中ではわたしはその曲の曲名をはっきりと認識していて、「あとでYouTubeででも探してみよう」と思っていた。けっこうソフトでメロディアスな曲だったと思っているのだが、じっさいに目覚めると同時に、その曲名を思い出せなくなってしまっていた。
 あとになって、その「マンフレッド・マン」のことも調べてみたのだけれども、わたしが夢で思い浮かべていた、彼らのそんな「ソフトでメロディアスな曲」など存在はしないようだ。さすがに「夢」ではあった。

 台風が近づいている。朝は昨日のようにNHKをみようとしたら、4時からはニュースをやるというので「オリンピック関連の報道だとイヤだな」と思い、みるのをやめ、<チバテレビ>にした。あとで考えると、そのニュースというのは東北に近づいている台風に関してのニュースだったのかと思う。
 仕事に出るので家を出ると、久々に雨だった。さすがに台風の影響なのだろう。雨のいきおいはそこまで強くはなかったのだけれどもけっこう風があって、傘が上半身防御にしか役に立たない。駅に着くころにはすっかり腰から下が濡れてしまい、あとになって、バッグもかなり濡れてしまっていたことがわかった。

 仕事の終わるころには雨もとうにやんで青空がみえたけど、そこまでに暑いということもなかった。自宅駅からは「野良ネコ通り」を歩いたが、道路から外れた雑草だらけの空き地に、前に見たミケの姿があった。

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 こういう、手前に金網とかのあるところでの撮影は、わたしのカメラの「オートフォーカス」の苦手とするところで、どうしても手前の金網をチェックしてしまい、そっちにピントが合ってしまう。マニュアルでピントを合わせられればいいのだが、これができないのだな。残念である。

 道を進むと、今日は久しぶりにハナクロに出会えた。愛らしい姿をまた見ることができて、わたしもゴキゲンになる。

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 今日はもう一枚、跨線橋を渡ったところで、向かいのマンションのベランダにアゲハチョウが来ていたのを、う~んとズームを効かせて撮影できた。チョウの撮影はタイミングの問題とかあって、なかなかに撮れない。けっこうきれいに撮れたと思う。

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 チョウとかは、「あっ!チョウがいるな」と思ったら、いいシャッターチャンスが来るまでその場で待っていればいいのだけれども(鳥でも同じだけれども)、わたしもそこまで時間を割けないから、せいぜい2~30秒のうちにシャッターチャンスが来る幸運を祈るだけ。まあ「趣味」といえるものでもない、ただ「歩いていたら出会いましたよ」ということを求めているだけだから、そ~んなにマニアックないい写真が撮れるわけではない。そういうのでは、今日のこのアゲハチョウの写真は、うまく撮れた部類の一枚だ。

 帰宅して、夕方になると日曜日に注文したDVD『血と怒りの河』が早々と到着した。けっこう面白そうで、観るのが楽しみである。

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 「テレンス・スタンプ、いいよな~」とか思っていると、他のテレンス・スタンプが出演した映画も観たくなってしまう。そういうのでは、『世にも怪奇な物語』(のうちのフェリーニが演出した『悪魔の首飾り』)こそがテレンス・スタンプの最高峰なわけだけれども、これはウチの録画したDVDをチェックすればどこかにあるかもしれない。
 それからパゾリーニ監督の『テオレマ』。むむむ、これは今は廃盤で、Amazonでチェックしてもかなりの高値である。
 あともう一作、テレンス・スタンプ出演作で思い出すのは、トマス・ハーディー原作の『遥か群衆を離れて』である。こいつをチェックすると、そこまで高い価格でもなかったもので、ついつい注文してしまった。
 皆が<東京オリパラ>に夢中になっているとき、わたしは<テレンス・スタンプ>に夢中になるのである。

 それでこの日の夕方は、溝口健二監督の『歌麿をめぐる五人の女』という手持ちのDVDを観始めたのだが、まずひとつにはセリフが聞き取りづらくって、そして溝口監督らしいカッコいい画面もなかなか見られなくって、実は観ていてうとうとと眠ってしまったのだった。