早朝の4時半ごろにいちど目が覚めた。もう外は明るくなりはじめている。ベッドの横を見ると、キャットタワーの下の段にニェネントくんがすわっていて、わたしのことをじっと見つめているのだった。枕元にスマホがあったので、スマホを使ってそんなニェネントくんを写真に撮った。ニェネントくんらしい写真が撮れた。
わたしの愛するニェネントくん。ちょっと生意気そうなニェネントくん。そして、ニェネントくんは地球上でいちばん美しいネコ。ネコ類でいちばん美しいネコ。わたしの美、わたしの血、わたしのなみだ。

起きるには早すぎるのでまた6時まで寝て、朝食のバナナとバターロールを食べ、そのあとは朝ドラの『あんぱん』を見た。この日の回は、やなせたかしの書いたラジオドラマ(のちに絵本になった)「やさしいライオン」の全ストーリーが紹介された。わたしはこの話を知らなかったし、見ながら涙がこぼれた。
番組が終わってからAmazonで『やさしいライオン』の絵本を検索してみたが、「ベストセラー」のしるしがついていた。1時間ほどしてもういちど見てみると、もう「在庫切れ」になってしまっていた。
今日は午後から、「追悼:テレンス・スタンプ」として観ていた、自分で持っているテレンス・スタンプ出演作品のDVDのさいご、『ランボー 地獄の季節』(1971)を観た。
4年前にこのDVDを買って、すぐに観たときはランボーのアフリカ時代のこともほとんど知らなかったのだが、その後何冊かそういう本も読み、今はそんな本の記憶もほとんど失せたとはいえ、どこか奥にその記憶は残っているのだろう。前に観たときはさほど印象に残らなかったようだが、「ランボーの伝記映画」として、熱意を持ってつくられた映画だと思うこととなった。
これで「追悼:テレンス・スタンプ」もおしまいだけれども、あと彼の初期の『コレクター』、『世にも怪奇な物語』、それと『テオレマ』はまた観たいと思っている(『テオレマ』は今、「Amazon Prime Video」で観ることができるが)。あらためて今、「追悼、テレンス・スタンプ」ではあります。多くの魅力的な作品をありがとうございました。
さて、このところ食事は毎食カレーばっかりだったが、今日の昼食に食べたカレーがついにさいごになった。しばらく「食事は何にしようか」などと考えなくっていいので楽だったが、しょうじき飽きてしまってもいた。
それで久しぶりに「夕食、何にしようか?」と考えることになった。炊事などやる気にもならず、コンビニのお弁当でも買おうかと考えるのだった。
今日もやはり暑いいちにちで、陽が高いうちは外に出るのは危険に思えた。夕方になってから、いつも行く西のコンビニではなく、東のコンビニへ行くことにした。お弁当やパンなど、その東のコンビニの方が美味しそうに思えたのだ。行ってみると思いがけずに賞味期限(時間)の近づいたお弁当が値引きして売られていて、その値引きされた「鶏そぼろ&唐揚げ弁当」が美味しそうだったので、「鶏五目おにぎり」と買った。「鶏」づくしだ。
コンビニからの帰り道、家の方角の西の空はうっすらと夕焼けの朱に染まっていた。最近は夕方に外を歩くこともまったくなくなってしまったので、夕焼け空を眼にするのもずいぶんと久しぶりのことだ。

帰宅してまずは鶏五目おにぎりを食べ、「鶏そぼろ&唐揚げ弁当」をレンジで温めて食べようとしたら、やっぱり匂いがただよったのだろうね。ニェネントくんが和室の押入れから這い出てきて、弁当を食べようとしているわたしのそばに寄ってきて、弁当の器のなかをのぞき込み、「それ、欲しいな~」という顔をするのだった。
ほんとうはこういうものをあげちゃいけないのだけれども、わたしはすぐに「ま、いいか」となってしまう。それで「鶏の唐揚げ」のかけらを二片、わけてあげてしまうのだった。二片目をあげるとき、「これでおしまいだからね!」と言ったのだが、言葉がわかったのか、あげた分を食べ終えると、サッサと押入れに戻って行ってしまった。思ったほど美味しくなかったのかな。