ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-05-15(Sat)

 ニェネントがまた、朝食を食べ残すようになった。まったく食べないわけではなく、四分の一ほどを残してしまい、それで夕食のネコ缶はきれいに食べてしまうので、そんなに心配しているわけでもないけれども。
 ひょっとしたら朝食の「カリカリ」の味に飽きてしまったとか、そういうことかもしれない。まあ栄養面とか健康面のことをいろいろ考えられたらしいカリカリなわけだけれども、「これ、もう飽きた」とか「おいしくないんだよね」とかニェネントに言われてしまうとしょうがない(ニェネントは言わないが)。
 あまりいつまでも残しつづけるようだと、別の「カリカリ」にチェンジしてみようかとか考える。
 ニェネントは午後からはまた、和室のシェルターに入り込んでしまった。特にそれ以外、様子がおかしいというわけでもないのでだいじょうぶだろうけれども(ちょっと気温が高くなってきたので涼しいところへ避難してるのかもしれない)。

     f:id:crosstalk:20210516095357j:plain:w500

 いつも行く歯医者の前、先月は美しい牡丹の花が咲いたのだけれども、その花が枯れたあと、大きな実(タネの鞘)が伸びていた。これがもっと色づいて割れて、中から黒いタネが飛び出すということ。花も大柄だったけれども、実もデカい。

     f:id:crosstalk:20210516100426j:plain:w500

 今朝はピーター・バラカン氏のナヴィゲートする「ウイークエンド サンシャイン」を、エアチェックしながら聴く。この朝は先日まとめてリリースされたという「初CD化&入手困難盤復活!! ロック黄金時代の隠れた名盤 〈1965-1975編〉」の特集だった。
 この時期の音楽はわたしももっとも熱中して聴いていた時期のものだから、「ああ、懐かしいな」というものが多かったし、「その盤、当時はレコード屋でよく目にした盤だけれども、音は聴いたことなかったんだ」というようなものもたくさん。
 中には「そのCD、欲しいな」というのもあったのだけれども、もうこのところ長いこと、CDとか買っても通して聴くこともせず、棚に放り込むだけになっている。どうせそういう運命になるだけだろうし、今は音を聴きたいと思えばたいていのものはネットで検索すれば聴けるわけだ。ただ、国内盤だということで、解説とか歌詞~和訳とかは読んでみたい気もするのだが、今は音楽ライターも質が落ちているから、ロクでもない解説を読まされるとウンザリしてしまうだろう(例えばわたしが持っている「インクレディブル・ストリング・バンド」の復刻CDの解説なんか、発売元に抗議してやろうかと思うような「見当はずれ」~「音楽愛のない」ものだったし、歌詞の和訳も「高校生レベル」のものだった)。

 夕方からは「GYAO!」の無料配信で『ラ・ラ・ランド』を観てしまった。感想は別に書くが、観終えてからこの作品のネット上のいろんなレビューに目を通してみた。これがみごとに「星ひとつ」の低評価と「星5個」の高評価に分かれているという感じで面白かったのだが(まあ圧倒的に「高評価」が多いのだが)、高評価のレビューで、「これは見た人の人生経験に関わる作品」とか「低評価なのは理解が足りない」などという楽しいモノがけっこうあり、けっこう延々と読んでしまった。

 さて、ネットの報道などを見ていると、日ごとに「<東京オリパラ>開催」に疑問を呈する記事が多くなってきた。今までそんな報道はしなかったメディアも、「海外の声」などということで、海外での開催反対の声を伝えることで、「ウチらが言ってるわけじゃないけどね」みたいに、間接的に開催に疑問を語るような報道も増えた。一部では、小池都知事が7月の都議選を前に、<東京オリパラ>中止」という「切り札」を出すのではないかという声もあり、これは今は「憶測」以前の問題で、何とも言いようがない。
 スカ首相は脳が破壊されたように「安全・安心な大会が開催できるよう、全力を尽くすのが私の責務だ」としか言わないが、今日までに45の自治体が「事前合宿」の受け入れを断念したという。
 これは仮に海外からの選手が数多く来日したとき、さらなる「問題」の発芽になるのではないだろうか。すでに今、加藤官房長官は「監視員」による参加選手の行動管理について「ルールに反した場合、大会参加資格を剥奪するなど厳しい措置を講じることで、アスリートや日本国民の皆さんをお守りする」と語ったという。つまりオリパラ開催中、参加選手は選手村と競技場のみに「閉じ込められ」、自由な行動を許されないというのだ。
 いったいいくら「スポーツの世界祭典」といえども、自らそんな「収容所生活」をしてみたいと考えるアスリートが存在するのだろうか。