月曜日でまた仕事が始まる。朝、「さあ仕事に出よう」と家を出ようとして、「あれ? ニェネントは?」とみると、和室のキャットタワーの上でまた外を眺めていた。「それなら和室の窓の前を通って行って、ニェネントに外からあいさつしてやろう」と、ぐるりと回ってニェネントの前を通ってやった。外から見るニェネントも新鮮だ(眼が寄ってるね!)。
わたしの姿をみても、ニェネントはまったく無反応で、知らん顔している。トン、トンと窓ガラスを叩いてみても、「フン!」って感じで表情一つ変えない。「何て薄情なネコなんだろう」とは思う。それとも、何か気がかりな考え事があったのだろうか。
今日は仕事の帰りに駅の南のドラッグストアへ行き、そのまま「ふるさと公園」へ行った。ハクチョウの家族はどうしているだろうか。
公園の中では池の周囲に二、三人の人が集まっていた。その人たちの前にコブハクチョウの家族がいた。もうちょっと早く来れば、池のすぐほとりに雛らが来ていたところを間近に見られたのだけれども、わたしがそばに行ったとき、もうハクチョウの家族は池のまんなかの方に移動し始めていた。
なんだか、すっごい仲のいい家族に見えて、わたしゃ人間だけれども見ていて「いいな~」と思ってしまう。
お父さんとお母さんとが近づいて、「もうちょっとでハートのマークだね」という、愛らしくも美しいシーンもみせてくれた。
調べたら、コブハクチョウの雛は約60日で空を飛べるようになるのだという。6月の終わりか7月の初めになるだろうか。そのあと、家族は離れたところに行ってしまうのか、それともこの「ふるさと公園」に棲みつづけるのだろうか。とにかくは親子は離れて別々に生きるようになるのだろうな。
今はもう、毎日でも「ふるさと公園」に足を運び、三羽の雛たちの成長をずっと見つめつづけていたい気もちだ。いつまでも今のモフモフの雛の姿でいてほしい気もするけれども、ネコとかと同じで、あっという間に成長してしまうことだろう。
帰宅して、テレビで「国会中継」をやっていたのを見た。今日のメインは立憲民主党の蓮舫議員のスカ首相への<東京オリパラ>に関する質問だったが、スカ首相はど~んな質問にも「(東京オリパラ)開催にあたっては、選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じた上で、安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守っていく、これが開催にあたっての政府の基本的な考え方だ」という、論旨の整合性のない答弁を何度も何度も何度も何度も繰り返し、まさに「針飛びしたレコード盤」のような状態であった。
この日、NHKの世論調査で、スカ内閣の支持率は前回より9ポイント落ち込んで35パーセントになってしまった(まだ35パーセントも支持されているのも驚きだが)。こりゃあこの日の国会での答弁が知れわたれば、さらに5ポイントぐらいはマイナスになるんじゃないかなとは思うのだが、もうもはや、スカ義偉という男、国民が自分のことをどう思おうが、支持しようが支持しまいが「どうでもいい」というところに来ているのではないだろうか。彼は「国民の声」を聞こうという気など、さらさら持ってはいない。ただ「自分の思うこと」に向けて猪突猛進するだけの「危険なイノシシ」なのだ。早く捕えて檻に入れなければ、このままでは国民の被害者は膨大な数になってしまうぜよ!
さてさて明日は気がかりな「燃えないゴミ」の収集日である。もういちど書いておけば、それまで順調に収集してくれていたゴミが、前回2週間前の収集日にとつぜん、「空き缶」「空き瓶」について「指定袋に入っていない」ということで収集されなかったのである。
その収集袋というのは、収集日の朝に各ゴミ集積所に市の担当業者が配布して行く麻袋のような袋なのだが、この配布時間が朝の5時以降になるようで、つまりわたしが朝に仕事に出る時間にはその袋はないのである。今まではそれでも収集してくれていたのが、前回(先々週)からいきなり、収集されなくなってしまったのである。
これは困った。これからずっとこういう収集規則でやられるならば、わたしはもう空き缶や空き瓶などを捨てることができなくなってしまう。
それで先々週に市の「クリーンセンター」というところに電話して、事情を説明したのだが、そのときは「あなたが1時半ぐらいに帰宅されるのなら、まだ収集袋は置かれてあるはずだ」ということだった。わたしが「ホントですか? 今までそういうことはなかったんですけど?」と言っても、「いや、あるはずです」ということで電話を切ったのだけれども、やはり信用できない。それで今日、また「クリーンセンター」の前回応対してくれた方に電話してみた。
話をするとやはり「1時半に収集袋が残っていると、確かなことは言えない」ということになってしまった。「じゃあどうします?」と聞いて、とにかく明日はわたしの出すゴミは紙袋に入れてわたしのイニシャルを書いて出し、午後2時過ぎに「クリーンセンター」の担当の方が来てくれることになった。
一時はどうせ話の埒もあかないことになりそうだから、「市役所の相談センターに行くべきだろうか」とかいろいろ考えたのだけれども、とりあえずは明日当事者の方と話ができるようなので、いちおうは「一安心」なのではあった。しかし、どうなることだろうか?
「少しは不安もなくなったかな? いややっぱりまだわからないな」という気もちで、何か映画でも観ようかという気分で「GYAO!」のリストをみて、あのイヤな映画『セッション』を、けっこう忘れてもいるので「どれだけイヤな映画であることか」ちゃんと確認しようと思って観始めたのだけれども、やはり20分ぐらい観たところで「観てられない」とやめてしまった。
この映画のどこがそんなにイヤか、もういちどまた書いてみたいとも思うのだけれども(ずいぶん昔に書いた記憶はある)、ひょっとしたら明日にでもまた観てみて、それから書いてみようかとは思う。今のところ、いろいろと「最悪」の映画ではある。