ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-05-09(Sun)

 日曜日。いい天気。今日は暑くなるという。午前中、あまり暑くならないうち、スーパーが混まない開店早々の時間に買い物に出た。このあたりには小さな畑が数多くあり(おそらくは「市街化調整区域」とかいう地域なのだろう)、スーパーに行く道にも左右にいくつかの畑がある。そんな畑の一つに緑の葉が生い茂り、そこからぴょんと紫の花がとび出して咲いていた。花の中心は黄色く、花びらの紫色との対比が美しい。これはジャガイモの花である。

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 いつもの買い物をして帰宅し、また『ジェイムズ・ジョイス伝』を読む。今日はほんとうは「ふるさと公園」へ行ってみて、またコブハクチョウの雛を見てみたいと思っていたのだけれども、昨日今日とせっかく珍しい「自宅での読書モード」に突入していることだし、午後からは部屋の中にいても暑く感じる「夏日」にもなったことだし、そして公園も今日は人出が多いかもしれない。今日も部屋にこもって、できるだけいっぱい本を読もうということにした。

 ただ、午後からはテレビで「野球中継」を見たり「相撲中継」を見たりして、昨日ほどに読書ははかどらなかった。20ページほどに終わった。
 わたしがテレビで「野球中継」なんか見るのは10年ぶりぐらいのことなのだけれども、今年はなぜか阪神がめっちゃ強いのである。実はむかしは阪神が好きだったけど(もちろん、バース・掛布・岡田の黄金時代の熱烈ファンだったが、わたしがいちばん好きだったのはラインバックだった)、いつしか阪神はめっちゃ弱い球団になってしまい、テレビで応援するのもやめてしまっていた(まあそれなりに上位でがんばる年もあったらしいが)。それが今年は今げんざい、阪神セ・リーグぶっちぎりの首位である。この日はDeNAとのデイゲーム。1点リードを許し、そのあともノーアウト2・3塁というピンチをしのいだあと、5回になって見ていて胸のすくような逆転劇を見せてくれた。こういう、自分のひいきのチームが痛快な逆転劇をみせてくれるとうれしい。

 野球中継を見ていたら、試合開催の横浜スタジアムにはけっこうぎっしり観客が入って観戦していたけれども、次につづいて見た相撲中継では、無観客での開催だった。屋外と屋内の差異はあるとしても、どうもこのあたりのことはわからない。
 わたしが一度は「行こう」と思っていた国立劇場文楽公演も、今の「緊急事態宣言」中の11日までは休演だが、どうやら12日からは観客を入れての上演が始まるようだ。これも、12日からだって「緊急事態宣言」は継続されるはずなのに、なんで上演されるようになるのかよくわからない。大相撲も同じく、12日からは観客を入れて開催されるようだ。

 どうもけっきょく、12日から継続される「緊急事態宣言」というのはまたまた飲食店対象で、つまりは「酒類の提供禁止の要請」ということが継続されるらしい。これは21世紀の「禁酒令」である。スカ首相もはっきりと「飲食店の営業短縮」こそ効果があるのだと、いつもの「〇〇の一つ覚え」で繰り返すのだが、今日も東京でもCOVID-19の新規感染者は千人を超えている。これだけ「飲食店いじめ」みたいなことをやれば、ほんとうに飲食店の存在、飲食店でアルコールを出すことがCOVID-19まん延の原因だとすれば、もっと新規感染者は抑えられていいのではないのか。今の「新規感染者」がどのように感染したのかという分析が知らされないのでわからないが、いったいほんとうに、飲食店だけが悪者なのか、飲食店を早く店じまいさせれば効果があるのか、ちゃんと検証すべきではないだろうか(スカ内閣がどうしても「アホ」に見えてしまうのは、そういう検証作業をま~ったくやらないためでもある)。

 今日は4月も終わってずいぶん経つので、4月分の支出の精算結果を出した。
 4月は、主食費・副食費、外食などにおいて3月使ったよりも越えてしまった。ドリンク代はいくぶんマイナスにはなったが、医療費その他本代など、ほぼすべての項目で3月をオーバーした。その上にデジカメとか買ってしまったわけだけれども、それでも何とか3月より1万5千円ぐらいの支出増でとどまった。
 主食費の増については、3月に買わなかった白米とかの影響もあり、これを先々月の2月と比べるとけっこうマイナスにはなっている。ただ、副食費というか「おつまみ」の支出が増えてしまい、これは3月ぐらいからチョコレートなど買うようになったことが大きく、それとやはり普段から買い物に行くとついつい、チョコレートに限らず「お菓子」「おつまみ」類を買ってしまっている。
 たしかにアルコール類を飲むのを控えるとどうしても「口さびしい」というか、どうも何か買ってしまう。その結果「どうよ」と、今シャツをめくって腹の肉をつまんでみたのだが、たしかに一時期よりは「たるみ」があるようではある。しかし5~6年前の、まさに「ぜい肉」がついていたときの記憶から比べると、まだ大したものではない。ズボンが苦しくなったというわけでもないし。でも「それでOK」というのではなく、やはり余計なおつまみ、スナック類は食べない、買わないに越したことはない。
 まあ、こういう分析ができることが、こうやって毎月支出簿をつけていることのメリットではあるし、これは「SDGs」でもあるのだ。