ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-02-03(Wed)

 今日2月3日は「立春」。七十二候では「東風解凍」で、東風が厚い氷を解かし始める候という。昨日は雨が降ったり晴れたり、それからまた曇ったり、寒かったり暖かくなったりといそがしい日だったけれども、今日は「たしかにもう春が近いのだな」というおだやかな天候だった。

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 仕事の帰りに自宅駅から「野良ネコ通り」へ歩いて行くと、わたしのずっと先に道路を走って行くネコのうしろ姿が見え、「あららら」と思う間に姿を消してしまったけれども、そのうしろ姿は、先日車のボディにもぐりこんで行ったネコにまちがいないと思った。どうやら変な事故にも巻き込まれず、車でどこかに連れて行かれることもなく、無事だったようだ。

 1月も終わったので、また1月分の収支決算をやってみた。1月は本もあまり買わなかったし、衣料品も買わなかった。食費もそんな無駄遣いしなかったなとは思っていたけれども、計算してみると去年の6月ぐらいの支出額で収まった。11月や12月に比べたら3万円ぐらい少ない支出。意外と食費が2万円以内で収まっていて(毎日買う缶コーヒーを含めると2万円を超えるが)、「思いがけず倹約していたのだな」と思う。ひょっとしたら<緊急事態宣言>発令で、無意識のうちに気分を引き締めていたのだろうか。2月はアルコールを絶つつもりなので、さらに支出は抑えられるだろうか(今日で断アルコール3日目)。
 別に吝嗇になろうと生活しているわけではないけれども、やはりまだ蓄えは足りてるとはぜったいにいえない。今はあまり無理しないでも赤字にならずにやっているので、基本は今までと同じ考えで生活して行ければいいだろうか(スカ政権がそれを許してくれるならば)。

 ただ、どうやら今はすぐに「大きな支出」が待ち構えているようで、つまりもう危篤状態の電子レンジを買い替える必要があるみたいだ。
 前から冷凍の生もの解凍が調子悪くって、3~4回トライして何とか解凍出来たりしたのだけれども、昨日は何度やってもまるでダメだった。おまけに、昨日は基本のレンジ機能も働かなくなってしまっていて、今はただトースト機能だけが元気なのだ。
 ボディの横に貼ってある「製造年」のシールをみると、「1994年1~6月製」と書かれていて、つまり、もう27年も使ってきたわけだ。それはやはりいい加減「寿命」ではあるだろう。
 買い替えるつもりでAmazonとかネット通販サイトで「電子レンジ」をチェックしたのだけれども、やっぱり「現物」を見ないとわからないところもある。というか、わたしの家にあるこの「前世紀」のレンジより、今の電子レンジははるかに進化していることと思われるのだけれども、「どういうところがどれだけ進化しているのか」、ちゃんと目にしてみないと判断がつかない。だから、この週末とかにでも市役所に行くつもりではあるし、その市役所の近くにある家電量販店に立ち寄ってみたいと考えている。

 さて、昨夜スカ総理は<緊急事態宣言>の一ヶ月の延長を記者会見で発表したわけだけれども、どうも一ヶ月延長するという以上に、「こういう対策を取る」という考えを聞くことはできなかったようだ。ただ、「無症状や軽症の若者から外出や飲食により感染が広がり、現在世代を超えて高齢者の方々にも広がっている」と、若者の行動こそがCOVID-19拡散の原因であるかのような発言をされている。
 これは前にわたしも書いたのだけれども、そもそもは<緊急事態宣言>のやり方の不備から拡散しているものであるだろうし、そして何よりも「GoToキャンペーン」のゴリ押しが大きな原因だったのではないだろうか。だからこれからの対策を考える前に、今までの対策のどこに「過ち」があったのかを分析し、それが政府の政策に原因があるのだったら、そのことをしっかりと認め、国民にそのことで詫びるべきだろう。そして「GoToキャンペーン」プロジェクトすべてを消し、いまだに確保されているというかなりの額の「GoToキャンペーン」予算を、ひっ迫している医療分野などに回すべきだろうと思う。
 スカ首相はいつものように方策も示さずに「一ヶ月後には<緊急事態宣言>を解除させる」というだけで、国民に「我慢を強いる」だけである。先週の国会でもスカ首相は「わたしは精一杯やっている」と語り、今回の記者会見でも「日々悩み、考えながら走っている」と語ったらしいのだけれども、「何を悩み、何を考えながらどこを走っているのか」はまるで語られない。それは説得力ゼロだろう。「精一杯やっている」「日々悩んでいる」などということは、まるで仕事の出来もしない人間でも言える言葉なのだから。
 はたして、こんなスカ首相いつもの「無為、無策」でもって、一ヶ月後に今の<緊急事態宣言>を解除できるのかというと、ほんとうに心もとない気がする。そうして今心配なのは、じっさいのCOVID-19新規感染者数をいろいろと操作して(例えば検査数を減らすなどして)少なく見せかけ、じっさいにはまだCOVID-19禍がつづいていても「収束した」として<緊急事態宣言>を解除してしまうこと。まあそんなめちゃくちゃなことはやらないとは思うけれども、新しい感染者は「肺炎」ということにしてしまったり。
 と書いていたら、こんどは「東京オリパラ組織委員会」の森会長が、またまたとんでもない発言をされたようだ。そのことはまた明日。