ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-02-18(Thu)

 夢を見て、けっこう今でもその内容は記憶している。まあけっこう個人的な夢だったので書かないけれども、居酒屋のようなところで大勢で酒を飲むような場面もあったし、皆である一軒家の裏側に行ってみるとそこは海だったりして、皆で泳いだりもしたのだった。

 職場で、見たことのない虫を目にした。体長は2.5センチぐらいで、体つきはカメムシっぽい。カメムシだと触ったりするとすっごい匂いをまき散らされたりするので、触らないようにして掃きとって、植え込みにご退場いただいた。写真を撮ったけれども、ちょっとピンボケ(虫が苦手な方、すみません)。

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 帰宅して画像検索するとやはりカメムシ類がヒットして、「クサギカメムシ」というのが、大きさも胴の周囲の縞模様などいちばん似ているのだけれども、頭のかたちが違うのだな。とにかくはコヤツは「害虫」ということで、駆除してしまった方が良かったのかもしれない。「何でもいのちを粗末にしない」という考えは、万能というわけではない。

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 しかしコヤツ、カメムシの中でも「最も臭気の強い種のひとつ」だという。不用意に触ったりしないでよかった。仮に踏みつぶしたりしちゃったら靴が強烈に臭くなり、電車にも乗れなくなってしまうかもしれない。
 Wikipediaによると、やはり春になるとあちこち飛び回り始めるということで、「春近し」ということをこういうことで知ったりもする(「啓蟄」にはまだちょっと早いが)。

 実は昨日あたりから、スマホで出来る「数独」パズルにハマってしまった。パズルとかゲームのたぐいにハマってしまうと大切な読書の時間が奪われてしまうから、「ぜったいにパズルやゲームはやらないぞ」と誓っていたのだけれども、実はけっこう以前から、自宅ではパソコンでトランプゲームとかをやるようになっている。けっこう一回始めると30分ぐらいやってしまうのだけれども、それがついにスマホでもパズルをやるようになってしまった。
 「数独」はずいぶん昔、30年ぐらい前にけっこうハマったことがあったのだが、先日電車の中でスマホで「数独」をやられている方を見かけ、「そうか、スマホで<数独>が出来るんだよな。いちいち鉛筆とか用意しなくていいからとっつき易そうだな」とは何となく思っていたのだが、ついに自分で始めてしまった。
 「数独」というのは説明する必要もないと思うけれども、「ナンバープレイス」とも言って、9×9のマス目に1から9の数字を入れていき、縦の列、横の列、そして3×3のマスの中に同じ数字がダブらないようにすべてのマス目を埋めてしまえばいいのだ。
 その歴史は数学パズルとして古いのだが、現在のかたちのものは1979年にニューヨークで出されたらしい。あちらではそんなにブームにはならなかったらしいけれども、そのちょっとあとに日本ではけっこうブームになり、小さなノートに問題がぎっしり詰め込まれたものがコンビニとかで売られるようになり、わたしも昔はそういうのを買っていた。
 そんな「数独」の本をニュージーランド人が買って帰り、パソコンでその問題を自動作成させることに成功して、イギリスの日刊紙「Times」に売り込む。これがけっこう大きなブームになり、イギリスの日刊紙はみ~んな「数独」の問題を毎日掲載するようになったらしい。ちなみに、海外でもこのパズルは「Sudoku」と呼ばれているとか。Wikipediaによると、「イギリスでの人気は他国にも飛び火し、パズルとしては1980年頃のルービック・キューブ以来の大流行と言われた」ということ。

 これがいちおうですね、ネットでみると「記憶力を高める可能性」だとか「認知機能が高まる可能性」だとか「論理的な思考パターンが身につく」とか書かれているわけで、まああくまで「可能性」にすぎなかったりするけれども、わたしとしては「記憶力」だとか「認知機能」とか言われると弱いのですね。
 まあそんな理由で始めたわけでもないけれども、昨日今日と、仕事の合い間とかにちょろっと2~3問やってみている(とにかく最近、仕事がヒマですから)。
 久しぶりにやってみた感じで、これはわたしの場合、「記憶力」にはほとんど関係がないと思った。やっていて、どこにどんな数字が置かれているかなんか基本は記憶しちゃいない。その場その場で「待てよ、これはこうじゃないか」と推測することの連続であろう。そういうところで推測能力は使うだろうし、「認知機能」は高まるという可能性はあるかもしれない。でも、まあ結局は「ヒマつぶし」的要素こそが強いだろう。
 わたしは本来はそういう時間があれば「読書」とかをしたいわけだが、おかげで今読んでいる『ユリシーズ』、『世界動物発見史』に割く時間が削られてしまった。あんまり「数独」に熱中しないようにしよう。

 今日は「GYAO!」の無料配信映画で、明日で配信が終わってしまうレオス・カラックス監督の『ホーリー・モーターズ』を観た。