ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-12-21(Mon)

 今日は「冬至」。日没から日の出までの夜の時間が、一年でいちばん長い日だ。逆にいえば、昼の時間がいちばん短かい日なのだ。ではこれからは日の出の時間がだんだんに早くなるのかというとそういうことではなく、日の入りの時間こそこれから少しずつ遅くなるけれども、日の出の時間はやはりもう少しのあいだ、遅くなりつづけるのである。
 わたしは今はそんな日の出の2時間も前の「真っ暗闇」に家を出るので、ただ日の出の時間が早くなり、家を出る時間でも日が出ていて明るくなる日が待ち遠しい。どうやら、「日の出」時刻がいちばん遅くなるのはまだまだずっと先の、1月の7日とか8日あたりになるらしい。そのあたりを越えれば、いつしか家を出るときに「おっ!なんだか明るみがあるぜよ!」という日を迎えることになる。まあそれは3月の末とか4月のはじめのことになるからずいぶんと先になるけれども、今日は言ってみれば「The Darkest Day」なのである。

 土曜日にあれこれと買い物をして、「マスクをしてメガネが曇るのを防ぐスプレー」を買った。しばらく前に、買ってある布の「レンズクリーナー」がイマイチで、ということをこの日記にも書いていたわけで、このところは連日、そのクリーナーでメガネを拭いて朝に家を出ても、とたんに曇ってしまって前が見えなくなり、「これではまた交通事故に遭ってしまうぜ!」というところでもあった。で、新しく買ったスプレー式のクリーナーは「快適」である。家を出る前にメガネにスプレーして、「ちゃっ、ちゃっ」と拭いてから出かけるが、まったくレンズの曇りはない。快適である。無敵である。いい買い物だった(土曜日の買い物はあれこれと「失敗」だったかな、と思っていたが、そんなこともなかったようだ)。
 今日、月曜日からまた仕事だけれども、この一週間がまんして仕事に励んで、土日を休んでオマケで来週の月曜日に一日だけ仕事に出れば、それからは年末年始の七連休になる。ただただ、楽しみである。

 今日も「快晴」のいい天気で、出勤の時とかは寒かったけれども、仕事を終えて帰路に着くときにはいくらかは暖かくなった。自宅駅から跨線橋を渡るとき、遠く西の方角にはうっすらと山の連なりが見えた。おそらくは丹沢の山々で、この写真の左のじゃまな建物を取り壊してしまえばおそらく、富士山の姿も見られたのではないかと思う。冬の日に多い、年にそれほどはない好天気だろう。

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 帰宅してみたら、ニェネントくんもリヴィングの窓際でひなたぼっこをしていた。こういう日は外は寒くても、陽射しのある窓のそばはけっこう暖かい。写真を撮ってやったら、明るい陽の下で瞳が細い縦長になり、「性悪猫」という表情に撮れた。ニェネントくんの、「もうひとつのワイルドな顔」だ(わたしは、ニェネントの中にこういう「気性」があることは、前から充分に承知している。~もう10年も、いっしょに暮してますからね~)。

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 昨日、スーパーの「おせち料理」のカタログをみて、「コレを注文してみようかな」と決めたものがあったので、もういちどネットで「Sold Out」でないことを確認して、ネットから注文するとまたクレカがないと注文できないおそれもあるので、まあそのスーパーも遠い距離ではないから店に行って、ちょくせつ注文することにした。
 スーパーに到着して、サービスカウンターで「この<おせち>を注文したいんですけど」と告げると、カウンターのおねえちゃんに「それ、もう売り切れてます」と言われてしまった。「えええ! さっき、ネットでまだ売り切れていないことを確認してるんですけど?」と伝えたけれども、まあネットで確認してこの店に来るまでのみじかい時間に売り切れちゃった可能性もないことはないだろう、などとは考えてしまった。そのときにわたしの声を聞いた(そんな大声は出していないよ)カウンター内の別の素敵なおねえさまが、わたしと応対するおねえちゃんに「それ、まだ売り切れてないわよ」とか囁きかけてくれた。「なんだよ!いいかげんなおねえちゃんだな!商売やる気ないのかよ!」と、ちょびっと立腹。「すいません、わたしが間違えました」とかいうお詫びもないので、もうちょっと立腹。「プロ意識」の欠如だな。それともわたしのような客を相手にしたくなかったとか? まああんまり大人げない対応はやめようと、怒りをおさめてちゃっちゃっと注文を完了した。ふん!(ちょっとだけ、怒ってるわたし)
 注文したのは「蟹ご飯の御膳セット」というか、ニェネントくんにも分けてあげられることであろう(ニセの「カニカマ」が大好きなニェネントくん、ホンモノの蟹だぜ!楽しみだね!)。元旦の午前中に受け取ることにした。

 夕暮れの帰り道、空に三日月が浮かんでいた。ほんとうはこの夜は「木星土星との400年ぶりの大接近」が普通に肉眼でも観測できるということだったけれども、時間のせいかどうか、わたしには確認でできなかった。残念。

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 今夜の報道で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、東京など首都圏は最も対策を強化すべき「感染拡大継続地域」に当たると指摘し、「人の移動や接触の低減を含めたさらなる強い対策が必要」として、忘年会や新年会への参加を控え、帰省は延期も含めて検討するよう求めたという。こういうことは本来はスカ首相が国民に訴えるべきことであり、いつまでもスカが何にも対策を語らないから、業を煮やした尾身会長が危機感を持って語ったのだろう。同じように、「国は何も言わないから」と、各地方自治体は独自に自治体ごとの対策を発表しようとしている。
 これはある意味で「国家の崩壊状態」で、人々が「COVID-19」に感染してしまう前に、スカ政権が崩壊しているということではないのか。「無為無策」どころではなく、国としては「Go To トラベル」を推し進めようとしたり、「何もしない」よりもさらに悪質なことをやろうとしていたわけであり、それがようやく、スカ首相の支持率が下がったことで「では何にもやりません」ということになったわけだ。
 これから「年末年始」の、人々が行き交う「ヤバい」時期にさしかかるというのに、何のメッセージも発しようとしないで、自らが毎夜のように「会食」三昧をつづけるスカ首相を、これからも「日本のトップ」としてまつりあげなければならないのだろうか。百年前のロシアであれば「革命」だぜ!