ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-12-15(Tue)

 天気予報では今日からうんと寒くなり、特にこのあたり(東京近郊、千葉県)でも最低気温は0度近くになるという。「晴れるか雨が降るか」ということでは外れることの多い最近の「天気予報」だけれども、「気温がどのくらいになるか」ということは外さないだろう。ということでこの朝から、セーターを着込んで家を出る。

 このあいだまで細い三日月の姿で見えていた月も、角度的な問題なのかそれとも新月になってしまったせいなのか空に見えなくなり、それでも晴れているらしい真っ暗な夜空にはいくつかの星が見える。今は「ふたご座流星群」がピークだということで、わたしも夜空を見上げながら歩いて、「流れ星が見られないものだろうか」と思うのだけれども、まったく見ることはできないまま駅に着いてしまう。もうずいぶん長いこと、「流れ星」というものを眼にしたことはない(ということは最近も書いたような気がする)。

 仕事を終えた帰りに、自宅駅そばのスーパーに、まずはトマトを買う目的で立ち寄った。それがなんと、「見切り品」として4個50円のトマトが店頭にいっぱい並んでいた。この「見切り品」トマト、前にも売られていて買ったことがあるのだが、裏側のヘタの部分が黒くなっているだけで(それで売り物にならない)、傷んでいるわけでも腐っているわけでもなく、逆に「これって普通に売られているトマトよりよっぽど美味しいではないか!」と思った記憶がある。そもそもトマトを買おうと立ち寄ったわけで、「これは買わなくては!」と2パック買った。8個で100円である。こういうのが、「お買い物の醍醐味」であろうか。小さな幸せである。

     f:id:crosstalk:20201216133944j:plain:w500

 空は晴れてけっこうポカポカと暖かい。いい感じの雲が低いところにたなびいていた(このカメラは太陽をフレームに入れて写してもちゃんと撮影できるので気に入っている)。

     f:id:crosstalk:20201215125724j:plain:w500

 今日は「野良ネコ通り」にネコの姿は見られなかったけれども、通り沿いの小さな畑に植えられたダイコンがずいぶんと育ち、菜の花も咲いていた。もうそろそろ収穫時期ではないのだろうか。

     f:id:crosstalk:20201215125514j:plain:w500

 帰宅すると、いつも和室のベッドの上で寝ているニェネントの姿が見えない。「どうしたのだろう」と思ったら、リヴィングの窓のそばで日なたぼっこをしていた。こんな日は室内も温度が下がるだろうから、陽が射してくると窓ぎわにいた方が暖かいのだろう。そんなニェネントを抱き上げて、「あなたはかわいいね~!」とかまう。抱かれるのが嫌いなニェネントだが、今日はけっこう「なされるがまま」だった(しかしその表情は、「イヤだな」と語っている)。

     f:id:crosstalk:20201215173450j:plain:w500

 夕食はもちろんトマトを使う。そろそろひねて黄色くなってきたキャベツと豚肉といっしょに炒め、もうちょっとで在庫のキャベツもひと玉完食に近づいてきた。おいしかった。キャベツをひと玉ぜんぶ食べると、けっこう達成感がある。

     f:id:crosstalk:20201215180350j:plain:w500

 昨夜スカ首相が唐突に「Go To トラベル」中断を発表したものだから、日本中が大混乱になってしまったらしい。官庁街ではみ~んな徹夜。旅館・ホテル、旅行業者などは電話応対に追われてたいへんなことになったらしい。つまりスカ首相は事前の根回しもせず、自分の判断だけで突っ走ってしまったらしい。この影には先日発表されたアンケート調査で、スカ内閣への支持率が一気に10パーセント以上下落したということにあせったらしいと。
 どうやらこのスカ首相、「信念」などというものの持ち合わせはないらしい(そんなことは知ってたが)。しかも、自分の周囲に彼をサポートするブレーンも不在なようだ。

 まあ前のアベ首相は周囲の助言を聞いて「アベノマスク」をやってしまったり、「ウチで犬とコーヒーを飲む」顰蹙モノの映像をアップしたわけだから、そもそも自民党周囲にはアホなブレーンしかいないのだろうとも思えるが、それでも、「自分一人の勝手な決断」で日本中を混乱させるというのはあんまりだ。
 先日の顰蹙を買った「こんにちは、ガースーです」というあきれたあいさつについて、今日の昼間のテレビでは「アレは誰か周囲の人間の助言で言ったのだろう」との憶測が語られていたが、わたしはそのときの中継を見ていたけれども、人から「こう言ったらどうか?」と勧められて言ったのなら、もうちょっと(あのスカ首相の性格から)テレがあったと思うのだが、あのときスカはニヤニヤしていてどっちかというと「言ってやったぜ」というドヤ顔に近いものがあり、わたしはアレはスカが自分で言いたくって、受け狙いで言ったのだろうと思う。
 スカの中では、首相就任当時のマスコミの「パンケーキおじさん」とかいう「おべっか」が、就任3ヶ月になる今になっても忘れられず、「わたしは国民に慕われているだろう」との「幻想」に生きているのではないだろうか。
 そういう意味では「あわれな」人間ではあるが、わたしは前からあの人物は、企業でいえば「万年係長」クラスのタマでしかなく、それが何かの間違いで(自民党のトチ狂いで)トップになってしまった人物だと思っていたが、まあそれは当たっていたというか、人の上に立って指示ができるような人物ではないのだ。そんな人物を「トップ」に坐らせてしまった日本は、おそらくは「戦国時代」以来の、(なんと!)5~600年ぶりの「危機」にあるのではないだろうか。