ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-12-16(Wed)

 天気予報通りに早朝は寒いのだけれども、わたしが仕事を終えて帰路に着くころには陽が照って、気温も上がっているようだった。それで「野良ネコ通り」の「ヒゲ殿下」に今日も出会った。一昨日はとっても寒そうで、哀れを誘われるような「ヒゲ殿下」だったけれども、今日は暖かそうな空気のもと、まさに「ヒゲ殿下」らしい傲慢な目つきで、わたしら庶民を見下すのであった。

     f:id:crosstalk:20201216122818j:plain:w500

 いちど帰宅したあと、夕方から北のスーパーに買い物に出た。わたしはこういう夕暮れ時以降に外に出るということはほとんどないので、茜色に染まった空を見るということも新鮮な気がする。「ああ、<夕焼け>というのはこういうものなのか」と、まるで地球という惑星に初めて降り立った宇宙人のような感想を持つ。

     f:id:crosstalk:20201216162406j:plain:w500

     f:id:crosstalk:20201216165618j:plain:w500

 昨日、見切り品のトマトを買ったことを書いたけれども、「食品ロス」をなくすためにも、わたしのような経済的困窮者のためにも、こういう「充分食べられる食材」を安く売ってくれるのはすっごく大事なことだと思うのだが、この北にあるスーパーも独自の取り組みをしていて、それは丸ごと売られているキャベツの外がわの方というのは、「青くなりすぎている」とか「汚れている」とかの理由から、買う人は外をむいて買うことが一般的で、このスーパーもそういう「お客さんがむいた外がわの葉(外葉)」を捨てるための容器を置いてあるのだけれども、このスーパーはそんな「捨てられた外葉が必要な方は、従業員に申し付けてくれ」との掲示がある。
 もちろん家庭菜園の肥料にするとか、ペットのうさぎのごはんにするとかいろいろあるだろうけれども(わたしなら自分で食べるのだが)、こういう取り組みというのはとにかく、「食品ロス」を減らすにとどまらず「ゴミ」を減らすということでもあり、こういうことはたとえそれが僅かな量であろうとも、とっても大事なことだとは思う。

     f:id:crosstalk:20201216163124j:plain:w500

 ほとんど「日本の粗大ゴミ」になりつつあり、そろそろ日本海の海深くに沈めた方がいいのではないかというスカ首相だけれども、この御仁はもうこのところ、毎日のようにニュースを提供している。
 今日報道された知らせでは、なんと!先日「Go To トラベル」の一時停止を決定して伝えたその夜、スカ氏は「宴会」に出席していたというのである。それも8名も参加した「忘年会」ということで、「日本のトップ」がこんなことでいいのかよ!という感想は誰でも持つ。
 ちょっと調べてみたのだが、そもそも今はまだ、政府の言いだした「勝負の三週間」の最終段階。11月21日に農林水産省の「新型ウィルス感染症対策本部」というのがあって、そこの「Go To イート事業の人数制限について(都道府県の検討結果)」には、東京都の「人数制限」として、はっきりと「4人以下の単位とする(同居家族のみの場合はこの限りでない)」と書かれている。ということは平たく言えば、「Go To イートでは4人まででの利用にして下さい」と言っているわけで、つまりこれは政府(農林水産省)として、控え目に考えても、「5人以上の宴会は出来る限り避けるべき」と言ってると思える。ところがその農林水産省の上にいてる総理大臣であるスカ義偉という男は、「何言ってやんでえ!何が<勝負の三週間>でえ!」とばかりに、しかも「Go To トラベル」の一時停止を発表したその夜に、まさに8人もが参加した<宴会>で浮かれ騒いでおったのである。
 そりゃあ<国民><庶民>は4人以上で「宴会」やっちゃいけないぜ、でもオレたちは<上級国民>なんだから、バンバン浮かれ騒ぐぜ!っつうことなのだろう。じっさいのところ、スカ総理が気を遣うのは「自分の支持率」のことだけだから、国民の知らないところでどんな宴会をやっても勝手だろ?と思ってでもいるようだ。彼が就任時に語った「国民のために働く内閣に」というのは、まさにアベ前首相の「大ウソ」を踏襲していただけなのだ。
 次の「支持率調査」はなぜか来年来月になってしまうらしいが、「いま、この瞬間の支持率調査」をやれば、ほとんどゼロパーセントの支持率なのではないかと思う。もう今すぐ、マリアナ海溝深くに沈んで来た方がいいのではないかと思うのだが。