ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-12-31(Thu)

 2020年も最後の日になった。わたしの生き方、生活様式もすっかり変わってしまった一年だったけれども、今の生活様式を続けるにしても、まだまだ変えていかないとならないこともある。この年末年始の連休で、その変えていく端緒ぐらいは実行したいと思っているのだけれども。

 今朝もまた、目覚めると窓の外の昨日と同じような位置に月が見えた。今朝目覚めた時間はたしかに昨日より一時間ほど遅かったので、月の位置としては同じようなところに見える。今朝は快晴で、雲の姿もみえないようだ。

 昨日は雨で洗濯もやらなかったので、今日はまずは「お洗濯」から。洗い上がった洗濯物を干そうと窓を開けると、外はけっこう寒い。今日は晴天だけれども、それでも最高気温はせいぜい10度ぐらいにしか上がらないという。
 洗濯物を干したあと、「ちょっと年末らしくおいしいものを食べたい」と買い物に出た。寒いというよりは、空気がヒリヒリと冷たい。青空にほっこりと小さな雲が浮かんでいたけれども、この雲はすぐに消えてしまって、すっかり青いだけの空になってしまった。よく見ると、遠くに筑波山の姿も見えていたのだった。

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 焼きそばの麺が残っているので「昼食」は焼きそばにしようと、もやしを買う。最近気に入っているヨーグルトを買い、「ま、たまにはいいか」とパックされている焼き鳥のセットも買う。これはタレが甘くって、焼き鳥屋の焼き鳥などとはまったく別モノなのだが。
 帰宅して焼きそばをつくって昼食にし、そのあとはリヴィングの机のまわりなどをぼちぼちと片づけたりして、つまり今日はなんとか、「午睡」をしないで過ごすことができた。

 テレビはどこの局もバラエティ番組ばかりで、わたしにはほとんど興味がわかない。久しぶりに音楽とかを聴きながら過ごしたが、ネットの報道を見ていると、この日は東京でCOVID-19の新規感染者が一気に千人を越え、1300人以上になるという。
 いずれは千人を越すことになるだろうと思ってはいたけれども、ここまでいっぺんに増加したことにおどろいてしまった。この大晦日にとんでもないニュースだ。医療関係者はこの増加は明らかに「GoTo」イヴェントが原因だと言い、これからもっと増加するだろうと言う。東京でも最大5千人を越えると。
 このところ毎日、「何か言わないと支持率が下がってしまう」との脅迫観念に囚われているようなスカ首相は今日も記者団にスカなコメントを語ったようで、「医療体制の確保をし、国民にはマスク、手洗い、三密回避をお願いし、東京をはじめとする方々は<不要不急の外出>を避けていただきたい」と語ったという。
 わたしはスカ内閣が「医療体制の確保」のために今どんなことをやっているのか、寡聞にして聞いたことがない。これは「感染者が増えたからこれから考えたい」ということなのだろうか。それ以外のことは単なる国民への「お願い」であり、首相でなくってもテレビのニュース司会者などがすでにさんざん言っていることでもあり、とても国家を代表する人物が今になって国民に語る「政策」とは言えない。つまり彼は今まで通り「無為・無策」で、「無能」であることをさらけ出しているだけなのだ。まあ「医療体制の確保」でどれだけのことを出来るのかわからないけれども、今では「スカ首相がそう言っているから期待しよう」などと思う国民などいないだろう。

 年のさいごの日までニュースでがっくりしながら、夕食は昨日の残りの「ボルシチ」となったが、正直言ってコレはそこまでに美味しいものでもない(本物のボルシチはきっと美味しいのだろうが)。このボルシチの瓶は「もうちょっと買っておこうか」と思ったりしたのだけれども、買わないでおいてよかった。
 しばらく本を読んだりして過ごし、「大晦日らしく<年越しそば>でもやろうか」と、残っていたそば麺と、冷凍庫で死んだフリをしていた「海鮮かき揚げ」、それとたまごとで原価百円ぐらいの「年越しそば」をつくった。見かけは悪いが、そこまでに「ヒドい味」ではない。駅のホームの立ち食いそばぐらいの味はするのだった。

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 あとは明日やって来る新しい年がどうなることか、「政治」に期待することはまるで出来ないけれども、自分の生活のことでは「いい年」にしたいものだと、ニェネントくんといっしょに寝るのだった。