ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-08-05(Thu)

 夜中に目覚める。「今、何時だろう?」と、壁の時計を見る。それが夜中の1時とかだったとしたら、「なんだ、そんな時間か」とまた寝るだけ。2時だったとしたら、「まだ2時間ぐらいは眠れるな、うれしい」ということでまた寝る。それが3時になると「もうあと1時間ぐらいで起きなくっちゃならないのか。短かい夜だったなあ。とにかくはせいいっぱい寝よう」と思いながらまた寝る。さらにふっと目覚めて、それがもう3時半だったりしたら、「なんだ、もう寝ていられないじゃないかよ!」という悲しい気分になってしまうのだ。
 アラームが鳴ることなど気にしないで、好きなだけベッドの中で横になっていたいものだ。

 今日も暑い。仕事の帰りに2駅手前で下車し、駅前の2軒のスーパーで買い物をして帰る。そういう買い物のやり方が出歩く時間も短かくすむし、これからは出来るだけこうやって、「2駅手前のスーパー」、「自宅駅そばのスーパー」での買い物ですませるようにしたい。
 今日は「イカゲソの天ぷら」を買い、その天ぷらを二つに切って、昼食も夕食も「ざるそば」プラス「イカゲソ天ぷら」ですませてしまった(実は、イカはどんなものであれ大好物なのである。今は酒のおつまみは「するめそうめん」一択なのではある)。

 自宅駅からの帰りの跨線橋の上から、北の空には大きな「かなとこ雲」のような雲が見られた。やはりあの雲の下を猛烈な雷雨が襲っていたりするのだろうか。よそのことはわからないが、「夏の景色」だなあとは思う。

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 帰宅してみると、ニェネントくんがトイレの失敗をしていた。リヴィングに放置してあった紙袋の上でおしっこをしてしまっていた。ときどき、こうやってニェネントくんはトイレの失敗をする。いつも床に紙類を置いておくとこういうことになるのはわたしもわかっているので、わたしがいけない、とも言える。もうひとつトイレを準備してあげた方がいいのだろうか。

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 今日はテレビの「東京オリンピック禍」を避け、「GYAO!」でミヒャエル・ハネケ監督の『ハッピーエンド』を観た。公開当時映画館で観ていた作品で、ちょこっとだけは記憶に残っていたけれど、まあほとんど「記憶にない」。
 おそらくは「絶望の名人」と言ってしまってもいいようなハネケ監督、あとでも書くだろうけれども、今思い返しても、わたしがこれまでに観てきた映画でいちばんショックだったのが、このハネケ監督の『セブンス・コンチネント』だ。そのあとハネケ監督はいろいろと「いやな」作品を撮りつづけて来られたが、やはり最高峰は、監督のデビュー作でもある『セブンス・コンチネント』だと今でも思う。
 この『ハッピーエンド』を観て、「また『セブンス・コンチネント』を観てみたいものだ」と思い、Amazonで検索してみたが、とうに廃盤になってしまっているようだった。ただ、輸入盤DVDで、ハネケ監督作品を10作集めた「10枚組ボックスセット」が異様な安値で売られていて、そりゃあもちろん「日本語字幕」など付いていないのだけれども、「英語字幕」は付いている。この際、「また英語の勉強のつもりで買ってみるかね?」などとは思うのだった(まだ決心がつかないでいるが)。

 さて、懸案の「COVID-19」の新規感染者数、この日の東京都での数はついに五千人を超えてしまった。先日のスカ首相の「新規感染者の<自宅療養>指示」と合わせて、いっそう危機感が募る。
 スカは「<自宅療養>とは国民の命を守るための決定だ」などと抜かすわけだが、スカの発言を聞いただけで「ウン、スカ首相の言うのも理解できる」などと言える人は千人に一人、いや、一万人に一人ぐらいのものではないのか。たとえばいつもスカ首相の言うこと為すことを支持しつづける「Yahoo」でのコメントでも、そんなスカ首相を支持するネトサポの発言は「皆無」といっていい。彼らはただ「青ポチ」を押すぐらいしかできないのだ。
 もしもスカがほんとうに、この決定が「国民の命を守るため」というのなら、ちゃんとそのことを「理路整然」と国民に語るべきである。彼はそういうことをやらずして、「なぜ国民はオレの言うことをわからないのだ!」と嘆いているとも聞くが、こんなことは中学のクラス会でも通用しない、あまりにFoolishな言い草でしかない。こういうことは、たとえスカ首相が「アホ」だとしても、そのスタッフがカヴァーしなければならない事案なのだけれども、スカ首相周辺は「忖度の限り」というか、スカ首相の機嫌を損ねるようなことは「言ってはいけない」空気だというし、つまりそういうことを上申したとしてもスカはそんな意見は切り捨てるのだという。誰もカヴァーできない。
 まるで「イソップの寓話のような世界」が今、わたし(わたしたち)を覆っているのである。