ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-08-18(Wed)

 昨日は夕方に日も照ったし、昨日見た天気予報ではもうしばらくは雨もないだろうという感じだったけれど、朝に目覚めてスマホを見てみると、夜中にとなりの市に「洪水警報」が発令されていたようだった。まだつづいていたのか。西日本でもまた雨量が増加しているみたいだ。早朝のテレビも、今朝は昨日のような「悲しいドキュメンタリー」でも無難な「イメージ映像」でもなく、西日本の大雨のニュースをやっていた。
 出勤で外に出てみたが今は雨は降っていない。でも地面はやはり濡れていて、夜中に雨が降っていた気配はあった。
 空にはほんとうに久しぶりに雲のない青い空も見えたけれども、しかし東の方角には朝焼けの朱色の雲の手前に、ちょっと不気味な黒々とした雲が見られた。けっこう上空では風が強いのか、そんな黒い雲が南から北へと、かなりの早さで流されて行く。まだまだ天気予報に反して、天候は落ち着かないようだ。

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 今日は仕事の帰りに電車をひと駅乗り越し、その駅に近い大型スーパーに買い物に寄った。衣類を買おうと2階へのエスカレーターに乗ると、そのエスカレーターの脇の吹き抜けエントランスでセールをやっていて、そのセールの担当者らしいはっぴを着た若い女の子が、わたしのことをじっと見ているのに気づいた。まあ微笑みも浮かべていたようなので「悪い意味で見つめているのだもないだろう」と、わたしも片手をあげて軽く、あいさつ的に手を振ったのだけれども、それを見た彼女は満面笑みになって、飛び跳ねながら両手を振ってくれた。これにはわたしもうれしくなってしまった。ふふふ。ありがとう!(彼女がどういう気もちだったのかはわからないけれども、最近にない「いい出来事」、だったかな?)
 そういうせいでもないが、「ちょっとイイものを買おうか」と、昼食用に(いつも買うのよりちょっと上のクラスの)にぎり寿司セットを買う。ニェネントくんへのおみやげに、きはだまぐろの切り落としも買った。

 それで買い物も終えて「さあ、帰ろう」と出口へ行くと、ちょうどそのとき外はとつぜんの雨で、エントランスで皆が帰れずに外を見ているところだった。わたしは「折りたたみ傘」を持っていたので、それをさして外に出ようとしたのだけれども、けっこう風もあって傘も役に立ちそうになく、すぐに皆と同じエントランスへUターンした。なんてことだ!
 でも5分もするととたんに雨もやんでしまい、普通に傘もなく帰路に着くことができた。思いっきりの<驟雨>だった。
 空には青空も見え、「こんな雲でも雨になったりするのだなあ」と思ったりした。この写真は真上を向いて撮ってみたもの。

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 昨日一昨日と気温が上がらなかったので、家を出るときニェネントくん用にエアコンのスイッチを入れないで仕事に出たのだったが、今日はちょびっと暑くなっていた。留守番のニェネントくんには暑い思いをさせてしまったか。ごめん(お詫びのプレゼントがあるからね!)。帰宅してエアコンを入れ、まずは缶ビールで涼をとるのだ。
 昼食はさっき買った「にぎり寿司」。パッケージを開けると、さすがに匂いを嗅ぎつけたか、ニェネントくんが寄って来るのだ。サーモンがふたつあったので、まずはサーモンが大好きなニェネントくんにひとつあげる。かんぱちもニェネントくんだ。ネギトロのネギをよけて、半分はニェネントくん。ニェネントよろこぶ。または、「よろこんでほしい」というわたしの願望。あっという間に食べてしまう(夜にはまた「きはだまぐろ」ね!)。残りがわたしの分だ。
 さすがに海産物の美味なスーパーだし、ワンランク上のセットだとさすがに美味しい。久々に「おいしいもの」を食べたか。

 突然話が変わるが、先日アフガニスタンにおいてタリバンが全権を掌握し、アフガニスタン和平プロセスもご破算になったのかと、しばらく落ち着いていた中東情勢の雲行きがあやしくなった。ふたたびタリバンアフガニスタンが「世界のテロリズム」の温床になるのかという危惧。しかもこの時期、バイデン米大統領アフガニスタンから米軍を撤退させ、タリバン下のアフガニスタンから逃れようとする人々が米軍機に同乗しようとあふれたという。
 タリバンといえば「イスラム原理主義」の汚点というか、イスラム教の「負」の部分のみを代表するイメージがある。偶像崇拝の禁止からバーミヤンの石像を破壊したし、女性の社会進出などもってのほかのこと。
 わたしはイスラム教の美点も数多く認識しているつもりではあるけれども、タリバンの「原理主義」はそんなことを皆打ち消してしまって、この日本でもイスラム教自体を忌避する空気が大きくなってしまった。はたして、これからタリバンアフガニスタンはどう動いて行ってしまうのだろう? このことは「世界情勢」を大きく動かす事態だろう。

 ここで話は昨夜のスカ首相の「記者会見」を受けてのことになるのだけれども、記者から「アフガニスタン情勢について一言」と即され、スカ首相が国際情勢に関してもまるっきし「無知」であることを露呈し、さらにまたまた「漢字が読めない」ということも世間にさらしてしまったらしい。
 もちろん、スカ首相はプロンプター頼りの「原稿朗読」なのだが、おそらくは(推測で)元の原稿では「我が国は、アフガニスタンの安定化に取り組んできたが、今般、タリバンの、首都カブールへの入城により、ガニ政権は機能しなくなった」とあったらしいのだが、ここでスカ首相は「我が国は、アフガ(固まる)…ニスタンの、安定化に取り組んできたが、今般、タリバンの首都カプール(カブール)へのニュウキ(入城)により、カニ政権(ガニ政権)は機能しなくなった」と読み上げたらしい。
 まず、原稿では「タリバンの(による)、(アフガニスタンの)首都カブールへの入城」というところを、「タリバンの首都カプール(正しくはカブール)」とつづけて読むことで、あたかもカブールがタリバンという国の首都かのような読み方になり、また、中学生でも読める「入城」という漢字すら読めないことも露呈してしまった。この「国際意識」の欠如は最悪で、今回のアフガニスタン問題は場合によっては「G7」による緊急会議をも招きかねない事態ではないかとも思うが、そんな「G7会議」にスカ首相がのこのこ出かけて行っても、何一つとして発言できるわけでもないだろう。

 また、懸案の「COVID-19禍」に関しても、「感染拡大を最優先しながら」などという、「とんでもない」読み間違いをやらかしたらしい!
 先日、8月6日の広島での「平和祈念式典」でも原稿を読み飛ばし、「先に下読みをしないのか」とか「内容を把握しないで朗読しているのか」と批判されたばかりだというのに、今回また、「まったく内容を把握していないままに朗読するだけ」、「下読みして内容を把握してもいず、読めない文字をチェックしてもいない」ことがみ~んな知れわたってしまったというわけだ。アフガニスタンの首都の名前とか、前政権の首相の名前ぐらい把握しておけないのか。まさに中学生程度であろう。「政権を担っている」、「日本の進路を決定する」という緊張感はまるでゼロ。
 「COVID-19禍」の首相としての責任問題を問う記者からの質問もあったらしいのだが、例によってまともに答えなかったという。「デルタ株の予想外のまん延」を理由にあげたというが、そ~んなことは国民はみんな、2ヶ月ぐらい前から「デルタ株、ヤバいよね」と言っていたのだ。また、「原稿の棒読み」ということも指摘されたのだが、このことにも答えなかったという。まあこれでまたまたスカ首相はその「支持率」を下落させたことだろうし、出てくるたびにそれまでの反省もなく、追加して評価を下落させるというのもすごいことだ。おそらく彼は「史上最低・最悪の宰相」という「伝説」をつくろうとしているのだろうが、国民は「いい迷惑」どころのものではないのだ。

 というわけで、夕食は「きはだまぐろ」をニェネントくんと半分こして、仲良く(?)いっしょに食べたのだった。