ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-08-19(Thu)

 わたしの住んでいるこの千葉県で、COVID-19に感染しても入院できず、「自宅療養」をされていたという60代の男性が、自宅で亡くなられていたという。それも一人ではなく二人もだ。
 また、そのあとのニュースで、これも同じ千葉県(ウチのとなりの市だった)で、感染した妊婦さんが入院できずに同じく「自宅療養」、早産の危険におちいって救急車を呼んだけれども入院先が見つからずに自宅出産、新生児は亡くなられたという。なんて悲しいニュースだろう。というか、これが21世紀の「文明国」で起きるようなことがらだろうか?
 いったいその妊婦さんは、出産をひかえてCOVID-19に感染し、入院することも出来ずに「自宅療養」とされ、毎日毎日どれだけ不安な気もちで、心細い思いをされていたことだろう。そして結果としてこんなことになってしまって。想像するだけでわたしの眼にも涙があふれる。

 わたしは、これらの亡くなった二人の男性、そして誕生してすぐに亡くなってしまった赤ちゃんたちのこと、この人たちの生命を救えなかったのは「国家の責任」だと思う。命は救えたはずだ。もっとダイレクトに言えば、菅義偉がこれらの人の命を奪ったのだ。「為政者が国民の命を守ろうとしない」というのが、今の菅政権下の日本なのだ。過去の時代の暴君の寓話ではない。これが「まさに今起きている悲劇」。「恐怖」である。
 そのスカスカ首相はこの日、なぜか「経済同友会」なるところに出向き、「人流抑制のため、テレワークに協力をお願いしたい」と述べたという(また「人流」という言葉を使って日本語を乱れさせる!~おそらくこの菅義偉という人物、これから先は「人流」などという美しくない新しい日本語をひろめてしまった人物として記憶されるのではないのか~)。だから、政府としてこの1年半、どれだけ国民のテレワーク切り替えに尽力したというのか。わたしなんかどう転んだって「テレワーク」でなんか勤務できっこないし、そもそもまずは「首相官邸」でやって、スカスカスカスカ首相自身がテレワークをやって、国民に規範を示してみてほしい。

 夢をみていた。目覚めたときには記憶していたその夢の内容はすぐに消えてしまったが、やはり「COVID-19」に関する夢だったような記憶は残っていた。

 昨夜7時頃に外に出てみたら、空には雲もなく、けっこう膨らんできている月の姿が見えた。写真を撮ってみたが、前のようにきれいには撮れない。どうもカメラの「オート撮影」モードのセッティングがちょっとおかしくなっているような気がする。調整できるのなら調整しなくっては。

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 今朝も晴れていたけれども、もういつもの出勤時間に外に出ても前のような明るさはない。曇天だったこの月曜火曜のような、夜中のような暗さではないけれども、それ以前のあの明るさはもう来年まで戻ってはこないのだ。
 東の空には黒い雲が朝焼けで紅く染まりはじめるところが見られたけれども、これはあと10分もすれば、もっともっときれいな朝焼けに染まることだっただろう。

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 まさかこの空模様でまた「雨」ということもないだろうと思っていたのだが、勤め先駅で降りて歩いていると、空はそこまでに曇天ではないのだけれども、わずかだけれども空から細かい水滴が降っている感じだった。昨日の昼間の驟雨を思い出し、激しく降り出さないうちにと、早足で職場に向かった。

 ‥‥けっきょく、そのあとに雨になることもなく、青空が拡がる午後になった。でも、自宅駅から見た東の空には、「また雨を降らせたいな~」と思っているような雲の姿も見られたけれども。

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 帰宅して、しばらくしてもニェネントくんが出て来ないので、押入れをのぞいてみようと和室に行ってみたら、また以前のシェルター、クローゼットの上のキャリーの中にいるのが見えた。
 「なんだ、また<メンヘラ猫>になったか」とは思ったが、どうもこのところ、わたし自身もメンヘラ気味ではある。食事も手の込んだものはつくりたくないし(かと言ってインスタント食品ですませてしまうわけではないが)、最低限の手間でつくれる料理ですませ、食べ終えたらさっさと寝てしまいたくなる。これはやはり「夏バテ」なのだろうかと思う。