昨日の日記に書けなかったこと。昨日は金曜日なので、歯の治療で歯科医へ行った。今回は今まででいちばん治療に時間がかかり、丸々1時間拘束された。それはいいのだが、治療中にかなり口の中に刺激を感じる薬品だか何だかを使われ、「いったいこれは何だ?」と思ったし、そのときに「そういえば昔、幼児が歯科医の治療を受けていて間違えた薬品を塗布されて死亡したことがあったよな」などということを思い出したりしてしまった(この事件は帰宅してから調べてみると、「八王子歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故」としてWikipediaにも仔細が書かれていたのだった)。
そのこともいいとして、治療が終わった会計で、思いがけなくも6千5百円も請求され、「えええええ!」と思ったし、さらに来週には1万4千円ぐらいかかりますよ、と言われてしまった。「それって、治療しているのが前歯だからですか?(じっさい、前歯ではないのだが)」と聞いてみると、何か「特殊な金属」を使ったからだということだった。
むむむむ、そういうこともあるのかと調べてみたが、たしかに「最悪のケース」でそういうこともあるようだ。そもそも、今治療している部位は、いちばんさいしょに担当医から「歯根が助けられるかどうか微妙なところです」とは言われていたわけで、その歯根を救出するためにやむを得なかったのかもしれない。というか、そう思うしかない。
今の右上の歯の治療は来週もう一度でクラウンを被せて終了らしいが、まだまだ治療を要するところは前後左右いっぱい残っていて、それぞれの治療にこんな金額がかかってしまうのならたまらないなとは思う。これでは年間10万円の医療費を越え、税金の減額の対象にもなれるかもしれない。先日から医者にかかった領収書をすべて保存するようにしていて良かったかもしれない(今まではパッパカ捨ててしまっていたのだ)。
今日は土曜日。午前中に内科医の診察を受けた。ここでも担当医との雑談で「今は歯医者に通ってるんですか?」と聞かれ、かくかくしかじかで今週来週で2万円ぶんだくられるんですよと答えたら、「それはまたどういうことで?」と聞かれてしまった。やはり常識的には「高額」だなあ、ということだろう。歯科医の選択をまちがえちゃったかな?
一日、『ブリーディング・エッジ』を読み継いだのだけれども、けっきょくようやく150ページにまで到達したというところ。やはりちゃっちゃっと読み進めるには密度が濃い。
ニェネントがキッチンとリヴィングの境い目にすわり込んで、じっとわたしのことを見ている。遊んでほしいのかと思って手を伸ばすと、「ググッ」みたいなうなり声をあげて、和室の方へ避難していくのだ。どうも、ただわたしのことを「ウォッチ」していれば満足なのかと思う。
この頃気温も上がり、日によっては「暑いね」ということにもなる。先日そういうことで食欲もなく、去年から残っていた「蕎麦」をゆでて「ざるそば」にしてちゃっちゃっと食べたのだが、これがさっぱりしていてとってもおいしかった。
「これからもっともっと暑くなるし、そういうときは<ざるそば>がいいね」と、先日駅前のスーパーで、前に買ったのと同じ箱詰めの「日本そば」というのを買って帰った。特に上質の「そば粉」をたくさん使ったわけでもない安物なのだけれども、やはりわたしには美味であった。この夏は「ざるそば」で乗り切ろう。
さてこの夏は<東京オリパラ>が開催される予定で、わたしを含めて国民の実に多くの人たちは開催に反対しているのだけれども、スカ内閣や小池都知事は非人道的団体「IOC」の後押しもあって、「開催」に向けて暴走しようとしている。
今日はまたIOC絡みですっごいニュースを読んで、それによると、IOCは「参加選手らを対象に東京五輪期間中にCOVID-19に感染するのは本人の責任という内容の同意を求める予定」なのだということだ。つまり、東京オリンピックは何があっても(アルマゲドンにでもならない限り)開催するが、参加選手がCOVID-19に感染そたとしてもそれはIOCとは無関係のことだというのだ。こ~んな「同意」を取られてもなお、アスリートらはオリンピックに参加したいと思うのだろうか。
しかし、IOCという組織、どこまでも強烈な「非人間的」組織だな。コレに比べればスカ首相も小池都知事もスケールが小さく思えてしまう。
昨夜のスカ首相の「緊急事態延長会見」で、彼は「ワクチンは命守る切り札」と語っていたし、報道でも「ワクチン接種はCOVID-19感染拡大を防ぐ<切り札>として期待する」というようなことが語られている。すると今朝のテレビの報道で、まずはワクチン接種の対象とされる高齢者の方が、「これで孫に会いに行ける」などと語るのである。「ああ、やっぱりね!」という感じだ。
COVID-19ワクチンはたしかにCOVID-19感染症の発症を予防するものではあるだろうけれども、実は今の段階で感染を予防する効果は評価されていないという。じっさいのところ、ワクチン接種後も今までの基本的な「感染予防対策(マスクの着用、3密の回避、手洗い、咳エチケットなど)」は取らなければならないのだ。
スカ首相もいくら無能だといっても、「ワクチン接種後も感染予防対策は取っていただきたい」というべきだし、それはすべてのマス・メディアにもいえることだと思う。
(昨日も書いたが)今の状態だと、まずは65歳以上の高齢者が先に2回のワクチン接種をすませ、「フン、オレなんかもうワクチン接種したからね~」と、マスクを取り払ってあちこちお出かけし、「飲食店での酒類提供禁止」が近々に解除されれば、居酒屋で大宴会も開くことだろう。「あなた、マスクは?」と言われても、「オレはもうワクチン接種してるんだ~」と突っぱねることだろう。
これはつまり、そのときに周囲にいるまだワクチン接種をしていない人たちを「感染の危険」にさらすことであろう。