ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-05-12(Wed)

 だいたい毎夜、夜中に一~二度目が覚める。それで「いったい今何時ぐらいなのだろう?」と、枕元の読書灯をつけて壁の時計を見たり、手元のスマホで時間を確かめたりする。それがまだ1時とか2時だったりすれば、「よかった、まだしばらくは寝ていられる」とまた眠りにつく。でもそれが3時を過ぎていたりならば、「ああ、もうあんまり寝ていられないのだな」と、ちょっと悲しくなって「あと少しだけども」ともういちど寝る。

 それで、わたしがそうやって夜中に目覚めて明かりをつけたりすると、そばのキャットタワーのてっぺんとかにいたニェネントが、「おっ、起きたかね!」って感じで、ベッドの上に跳び乗ってくる。でもわたしは寝ていたいので無視していると、ニェネントは「なんだ、かまってくれないのか! つまんないの!」って感じでベッドから降りてしまうのだ。まだわたしも完全に寝てしまってはいないので、気配でわかる。それが昨日今日と、わたしがかまわないで寝ようとしていると何だかほっぺのあたりに湿気を感じて、「何だ何だ」と目を開けてみると、わたしの顔の間近にニェネントの顔がある。わたしを舐めたのではないと思うが、どうやら鼻の頭でわたしの頬を「つん、つん」とつっついていた気配である。
 それはあまりにかわいいし、無視するのもかわいそうなので、わたしもがんばって、ちょっとだけでもニェネントを胸の上に抱き上げて遊んであげる。わたしも眠いのでニェネントへの対応はぞんざいなのだろう。ニェネントは「もういいよ」と降りて行ってしまい、わたしはまた眠るのである。

 今日も、わたしが仕事に出るときにニェネントはキャットタワーの上から外を眺めていたので、また外から写真を撮った。あら、クリッとしたかわいいお顔ですね~(やっぱり「寄り目」だけれども)。

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 駅まで出て東の空を振り返ると、ついに太陽が地平線から昇ってくる明るい光が見られるようになった。今までもずいぶんと明るくはなっていたけれども、それはまだ「日の出前」の明るさで、じっさいに「日の出」を目にするのは今年初めてである。これからは、この時間ももっともっと明るくなってくるだろう。

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 仕事の帰り、今日もスズメの写真を撮った。だんだんにスズメを追いかけるのにも慣れてきた。新しいデジカメは、「電源オン」にしてから撮影可能になるまでの時間が格段に短かい。前のカメラは電源をオンにして写せるようになるまで、感覚として4~5秒かかっていた気がして、ちょっと「まだかよ~」というところもあったけれども、今のカメラだと1~2秒でOKになる感じで、「おっ! スズメがいるな! 撮影しよう!」と思ってカメラを出し、撮影できるようになるまでの時間が圧倒的に短かいから、つまり「シャッターチャンスを逃さない」ということになる。
 相変わらずスズメは電線にとまってばかりで、どうしても逆光気味にはなってしまう。この写真は後処理でちょっと画面を明るくしてみたが。

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 家に戻ると、ドアの脇に昨日の話の「燃えないゴミ」用の袋が置かれていた。しばらくして昨日見えられたクリーンセンターの方から電話があり、あらためて「これからどうすればいいか」を確認した。ちょびっと不安なところもあるが、いちおう「クリーンセンター」との連絡もついていることだし、「どうしてくれるんだ!」などということにはならないことだろう。
 しかしこのわたしへの対処、あくまでも「わたし」個人への対処なわけで、はたしてわたし以外に「朝の出勤が早いのでゴミが出せない」という人はいないものなのだろうか。そういう人がいたら、み~んなわたしへの対処と同じように皆に「袋」を配布するのだろうか。

 昨日書いた、政府や都による「博物館・美術館」への嫌がらせっぽい「休業継続」だけれども、これは「博物館・美術館」の学芸員に対する、権力者による圧迫という見方でいいのではないか、と思うようになった。
 それからスカ首相が「これこそ切り札!」と思っているらしい「ワクチン接種」の問題だけれども、先日スカ首相は「私自身が先頭に立って、ワクチン接種の加速化を実行に移す」と語り、7月末までに高齢者への接種を終わらせるべく、「1日100万回」の接種を目標にするというのであった。
 ‥‥「1日100万回」というのが日本全土での話だとしても、今の接種状況のモタモタぶりなどを見ていて、あくまでも門外漢の意見だけれども、「これはムリ!ムリムリ!」と思ってしまう。そもそも、スカスカのスカ助が「私自身が先頭に立って」なんちゅうことが想像できないし、そんなことやられたら現場は「迷惑千万」だろう。
 だいたいスカ首相の言う「1日100万回」という目標にしても、現場の状況、準備状況、医療関係者の配置を考えても、それこそ「門外漢の勝手なゴリ押し」なのではないだろうか。
 スカ首相の得意技は「恫喝」なのだとも聞いているが、これはこの件に関して官僚らに対しても「オレがやれって言ってるんだ! 黙ってやりやがれ!」という恫喝で対するだろう、対しているだろうということが充分に想像できる。
 これがどのようなことになるかというと、恫喝されたスカの直接の部下らは、しょうがないからスゴスゴと引き下がり、次の段階で致し方なく、その自分の部下らに「やれっていったらやれ!」との「恫喝の引き継ぎ」が行われる。この「恫喝の引き継ぎ」というのはつまり、末端の「ワクチン接種」をじっさいに行なう医療関係者のところまでとどき、つまりそこで「パンク」することになるだろう。医療体制の崩壊であろう。その「崩壊」を招くのは、またまたスカ義偉という男なのだ。しかもその最終段階で、批判を浴びるのが現場の医療関係者だったりしたら、それはあんまりだ。