ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-11-09(Mon)

 朝、駅へと歩く道はまっくらだ。月は今は頭の真上あたりにみえる。駅の方角の空には薄明るく雲が出ているのがわかる。「夜景モードで写真が撮れるだろうか?」とやってみたら、けっこう撮れるものだった(この写真は後処理でちょっとだけ全体を明るくしたけれども)。

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 勤め先の駅で降りて外に出ると、まだまだけっこう明るい。西の方の空には暗い、もやもやとした雲の姿が見られた。

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 仕事を終えての帰り、駅への通り道で通り抜けるスーパーで、「ボルシチ」の瓶詰めが税込み430円で売られていた。一ヶ月ほど前にも同じ「ボルシチ」が店頭に並べられていて、そのときは500円ぐらいだった。安くなった。前のときも「ボルシチ、食べたいな」とは思っていたので、今回は迷わずに買ってしまった。とりあえずひと瓶にしたが、まずひとつ味見して、「これならこういう具材をプラスできるな」と、もうひと瓶あるといいのではないかと思った。帰宅してネットの通販とかで価格をチェックすると、ひと瓶800円ぐらいで売られているようだった。「お買い得」だったかな?

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 アメリカの大統領選挙もいちおう一段落し、日本でも臨時国会参議院予算委員会も終わった。アメリカでは「ではトランプはどうするか?」というところに注目が集まっていて、「このまま敗北を認めてホワイトハウスを去るのではないか」という予測も出ている。
 日本は「日本学術会議」の任命拒否問題がまったく解決もついていないのだけれども、「政府関係筋」から、外された6人は「政府方針への反対運動を扇動する事態もある」として任命を見送る判断になったという報道が出てきた。これはスゴいというかとんでもないことで、まさに「戦前回帰」、「全体主義への道」ではないかと思ってしまう。
 しかし、これら日米の問題のネットでの人々の反応をみていると、まずはネット上では(特にYahooニュースのコメント欄、いわゆる「ヤフコメ」)日本人がトランプを支持するという声が大きく、アメリカではとっくに「フェイクニュース」とされていることをしつっこく持ち出し、「不正選挙だ」といまだに言いつづけているし、「日本学術会議」の問題に関しては「政府の意向に従わないような連中を国家レベルで援助することはないじゃないか」「民間でやれ」みたいな声ばかりが読み取れる。
 このような現象についてわたしなりの考えはあるのだけれども、ちょっと今日は書かないで日をあらためてこのことは書いてみたい。

 あともうひとつの懸念、COVID-19の感染者数が日ごとにまた増加してきていて、特に北海道での感染者数の増加率が大きい。COVID-19禍で初めての「冬」を迎えることにもなるけれども、COVID-19ウィルスは他のインフルエンザ・ウィルスと同様に、「寒さ」に強く、これからのことが心配になる。「Go To イート」や「Go To トラベル」キャンペーンなどやってる場合ではないと思うし、先日は東京ドームでのプロ野球の「入場者制限」を緩和し、「どれ、どんなことになるか様子をみてみよう」的な「人体実験」じみたことをやったりしている。どうも、政府はどんなに多くの国民がCOVID-19に感染しても「日本人が全滅するわけじゃなし」とでも思っているのではないだろうか?

 夕方から、「GYAO!」で映画『ランナウェイズ』を観た。クリステン・スチュワートダコタ・ファニングが出ているのだ。
 夜はずっと『20世紀の自然観革命』という本を読んでいたわけだが、途中からわけわからなくなってるし、ほかに読みたい本がいっぱい列をなしている状態なので、もうこの本を読みつづけるのはやめてしまって、『ナボコフ伝 ロシア時代(上)』を読み始めた。
 しかしこの夜も、ニェネントくんに邪魔されてしまうのだった。

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