ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-11-11(Wed)

 仕事の帰りに、また「ボルシチ」を買う。これで2瓶になったから、目論見通りにまずはさいしょに1瓶目で「どんな味か」味見をして、そのあとに2瓶目で「ではこんな材料を足してみよう/こういう味付けにしてみよう」とかのアレンジができるようになるであろう。

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 パソコンで、しばらくやっていないメールのチェックをやろうとしたら、このところ使っていなかったせいか、Log Inからやり直さなくてはならなくなっていた。そしたらパスワードもまた入力しなければならないのだけれども、そのパスワードがわからなくなってしまった。
 プロバイダから来ている書類をチェックすればわかるはずだが、その書類がどこにしまってあるのかわからなくなった。「これは困ったぞ」となり、プロバイダに電話ででも問い合わせないといけないかと思っていたのだけれども、なんとか本棚に立ててあったフォルダの中に見つけることが出来、無事に復活した。
 しかし、今ではもうパソコンの方のメールには重要なメールなど何も届かないし、けっきょくチェックしてみ~んな削除するだけのことではあるのだけれども、やはりメールチェックできないとなるとそれは困るだろう。それにしてもWindowsの「Outlook」というヤツは、わたしがWindowsを操作していてもいっちばん気にくわないヤツでもある。もう今ではWindowsのオペレーションにも慣れ、いろんなことは過去に使っていたMacよりも使いやすいかも、と思うぐらいに魂を売ってしまっているのだけれども、この「Outlook」だけは使いづらい。ぜったいMac時代がいろいろとやり易かった(まあわたしの使い方が悪いという可能性が高いのだけれども)。

 さて、いろいろ報道をみていると、COVID-19の「第3波」がやってきたみたいだ。とにかく今は北海道の感染者数が増加をつづけていて今までの「最多」にもなってしまっているし、大阪でも、東京でも増加しつづけている。
 それで何がいちばん不安かというと、政府がこのような事態でもいつまでも「Go To キャンペーン」をストップせず、何ら具体的なCOVID-19対策をとろうとしないことで、これはつまりトランプ政権下のアメリカ合衆国とか、ボルソナロ政権下のブラジルと変わるところはない。
 ここで面白い(ひどい)のが、今の政府の「新型コロナウイルス対策分科会長」である尾身茂という人物が、「感染防止策」として自ら映像でやってみせた「会食での食事の仕方」なる「食べ方指南」で、とにかくは「マスクは出来る限りはずさない」のが第一条件で、ずっとマスクをつけて会食にのぞむわけだけれども、「いざ食べるぜ」というときだけ左手でマスクを外して食べ物を口に放り込み、食べ物を口にいれたらすぐにまたマスクをかける、ということを繰り返しましょう、ということなのだ。
 これは何か、COVID-19禍でコメディアンがやってみせるジョークのひとつとしか思えないのだが、この尾身という人は「マジメ」にやってるからすごい。驚異だ。まあわたしなどは、「じゃあ酒を飲むときにはどうしたらいいんだ」ということを聞いてみたいのだが、これは「そこまでしてもわたしゃ会食がしたいのねん!」という人間の「妄執」というか、「執念」のあらわれなのだろうか。わたしゃそこまで努力してまで「会食」しようとは思わないけれどもね。

 今日は夕方から「GYAO!」で、ロマン・ポランスキー監督の『毛皮のヴィーナス』を観た。さいしょの15分は「傑作」で、笑いっぱなしだったけれども、こういう感覚というのは今読んでいるナボコフの『ロリータ』にも通じるものではないのかとも思った。
 夕食は適当にすませて、夕食を終えてしまうとすぐに寝てしまう(横になってしまう)のがわたしの最近の悪い習慣なのだけれども、ベッドに行って横になって本を読もうとすると、「お約束」で、ニェネントくんがわたしの読書のじゃまをしにやって来るのである。けっきょく今は「こういうのが今のわたしの人生なのだよな」とあきらめ、わたしよりもその生命がずっと短かいはずのニェネントくんの、そのネコの生活をいくらかでも楽しいものにしてあげようと、「ニェネントのお楽しみ」とは何だろうかと考えながら、そんなわたしの考える「ニェネントのお楽しみ」のために尽くすのであった。