ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-11-02(Mon)

 朝起きて、まずはネットのニュースをみると、「大阪都構想」の住民投票は僅差で否決され、今までどおりに「大阪市」が存続されることになったということだった。想像される混乱も回避できたということで、離れた地のことではあるけれども胸をなでおろす思いになる。
 次はアメリカの大統領選挙。トランプが勝てばまた「困難な」4年間になるだろう。そして、開票結果でバイデンが勝ったとしても、それでスムースにトランプが引き下がるとも思えないところが問題だろう。どうなることやら。

 早朝、外は晴れていて、夕方には西の空に見える月は夜のあいだにぐるりと回って、4時半を過ぎたこの時間には東の方角の高い位置に見える。写真を撮ってみたら月明りで雲も鮮明に撮影できた。

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 スマホに通知が来て、Amazonマーケットプレイスに注文してあった本が発送されたという知らせだった。今週中には届けられるだろうという。しかし、その本はすでに先週受け取っているので「どうしたことだろう」と思い、その時点でわたしは同じ本をまちがえて二度注文してしまったのではないかと思ってしまった。「バカなことをしたなあ」と思うのだったが、よく考えてみると、「同じものをまちがえて二度注文する」ということはよほどのことがない限りあり得ないことで、普通にやっていれば起こることではない。よくよくAmazonの「注文履歴」をみてみると、その通知は先週すでに受け取った分に関しての「あまりに遅い」通知なのだということがわかった。つまり、わたしはすでに品物を受け取っているのに、「今発送しましたから」という通知を寄こしてきたということだった。何をやっているのか。「仕事レベル」のことだったら責任問題にもなりかねないところだ。

 仕事を終えて帰るときには空に黒い雲がかかり、今にも雨が降り出しそうだった。駅のそばのスーパーに立ち寄って精算するとき、レジ担当の方に「雨になりそうですね」と話しかけられた。スーパーやコンビニで、店の人に話しかけられたというのも最近はあまり記憶にないけれども、話しかけられて気分が悪いわけはない。

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 午後、帰宅してからはテレビで国会中継を見る。争点はもちろん「日本学術会議」の6名の任命拒否の問題なのだけれども、菅総理は任命拒否の理由を何度も「人事の問題であり答弁は出来ない」と逃げる。しかし、国会以外のインタヴューなどであれこれと任命拒否の理由は語っているわけで、その点で追及されると支離滅裂な答弁をする。例えば「若手学者の数が少ない」と語りながら、今回は若い学者の任命拒否を行っていたり。質問する立憲民主党の議員も呆れかえるわけであるし、もちろんテレビを見ているわたしも呆れかえる。答弁に窮してスタッフから助言される場面もあり、まったくもって頼りない姿を見せる場面もあった。
 もちろん、菅総理の本音は「政府~自民党の意向に反対するような学者は任命したくない」だということはわかりきったことなのだけれども、その本音を語りたくはないために、こ~んなバカバカしい答弁の繰り返しになる。菅総理の目論見は安倍前総理から引き継いで<全体主義政権>の確立にあるわけだが、その就任第一歩での「日本学術会議」問題は大きな「躓きの石」になってしまったようだ。明日の休日をはさんでまた明後日には国会の予算委員会は開かれる。こんな調子では菅氏も胃潰瘍か何かで早々に退任、な~んてことにもなりかねない(それで安倍前総理がカムバックして来たりして!)。