ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-11-06(Fri)

 なんだか急に、朝に勤め先の駅で降りて外に出ても薄暗くなってしまった。もうすぐに、ここでもこの時間でも「真っ暗な中を通勤」ということになってしまうのだろう。でもこの朝もきれいな朝焼けが見られた。

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 仕事を終えての帰路、ドラッグストアへ寄り道したのだけれども、その道を歩いていてわたしの前をネコが道路を横断して行くのが見えた。その場所に行ってみると、草むらの中にさっきのネコが隠れていて、しっぽだけがのぞいているのが見えた。

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 もうすっかりこのあたりも「秋景色」で、ドラッグストアへの道沿いの公園も木々はわずかに赤く色づいた葉が残るだけで、あとは新しい年を待つだけ、のような様子だった。新しい年はもっとハッピーな年になるといいね。

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 いつもの「野良ネコ通り」で、ネコに出会った。どうも首輪をしているようで、このあたりの家の飼いネコなのだろうか。わたしが近づいても逃げようとはしないけれども、わたしをにらみつける目つきがこわいのだった。

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 アメリカの「大統領選挙」の開票はほとんどストップしているように思える。今日も昨日と同じような情勢が伝えられるだけではあるけれども、残り州のどこでもバイデン氏の票が伸び、もうここまで来たら合衆国の次期大統領はジョー・バイデン氏と言ってしまってかまわないことだろう。わたしはすなおに「喜ばしいこと」だとの感想を持つ。

 今日も国会参議院予算委員会で、またずっとテレビを見る。今日の質問者は「日本維新の会」とか「国民民主党」とかの鈍い質問ばかりで、菅首相にとっても「休息のひととき」だったのではないかみたいなものだったが、さいごは日本共産党小池晃氏の質問で、今問わなければならない「日本学術会議」の任命拒否の問題を追及してくれた(言っておくが、わたしは決して日本共産党の支持者ではないし、そもそもこのような「議会制民主主義」というものに疑問も持っているのだけれども、この制度の下でいちばん追及姿勢の明確なのは日本共産党の議員だとは思っている)。
 ここで菅首相は今までになく返答に窮し、彼の答弁の前にいちいち側近が答弁のメモを菅に渡して説明することが繰り返された。つまり、菅首相が答弁するよりもその「側近」が答弁した方が時間の無駄もなくなる。国会の場でここまでの醜態をさらした総理大臣というのも「史上初」ではなかったのか。ただひたすら、日本国民として恥ずかしい限りではある。

 今は夜、寝る前にけっこう古い『20世紀の自然観革命』という本をちょっとずつ読んでいるのだが、ニェネントくんのじゃまは入ることだし、そもそもわたしは、この本に書かれている「物質を構成する最小要素」としての「電子」とか「粒子」とかいうものがまるで頭の中でイメージできず、「じゃあ、その<電子>と、となりに並んで存在するはずの<電子>というものはどういう関係になるのよ!」と考えると、まるっきしわけがわからなくなるのである。わたしは「科学者」にはなれない。