ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-11-01(Sun)

 今日は午前中に、まずは駅の方角のドラッグストアまで買い物に出かけた。食パンとベーコンと、ウィスキーを買いたい。これらの品、近隣ではこのドラッグストアがいちばん安い(ウィスキーは店ごとに特価品が出たりしていちがいには言えないが)。
 今日は朝には昨日ほどの寒さはないが、雲が空をおおっている。昨日の午後の方が陽射しがあって秋日和だっただろう。洗濯を昨日の午後にやっておいてよかったか。

     f:id:crosstalk:20201101093445j:plain:w500

 帰り道に、民家の植え込みに二輪の赤いバラの花が咲いているのを見た。緑の葉をバックに、赤い色彩が鮮烈で美しい。その茎にはまだ蕾がいくつも並んでいた。これから順番に咲いていくのだろう。

     f:id:crosstalk:20201101102136j:plain:w500

 テレビやネットでみる報道では、この日が「大阪都構想」の是非を問う府民による投票が行われていることが盛んに報じられる。「大阪都構想」というのは共に「日本維新の会大阪維新の会)」所属の大阪府知事大阪市長によって持ち出されていた構想で、大きなところでいえば「大阪府」と「大阪市」という二重構造を解消し、新たに大阪に4つとか5つの「特別区」を新たに設立しましょうということなのか。どうもこのあたりのことは、実現されても「二重構造」から「三重構造」になってしまうことになるらしいのだけれども。
 実はわたしはこのあたりのこと、はなっから「バカなことを!」と思っていてあまり関心もなかったのだけれども、何だか賛成と反対が拮抗していて、下手したら「大阪都構想」が実現するかもしれない情勢なのだという。

 だいたい「日本維新の会」というのはロクなことをやらないという印象があまりに強く、強烈だったのはCOVID-19禍で医療関係者のマスク、防護服などが底をついたとき、大阪市長が「雨がっぱが代替役に立つから、雨がっぱを市役所に送ってくれ」などと声を上げ、それが実は役に立たないこともわかり、市役所のロビーには送られて来た雨がっぱが何にも使われないで山積みされたままになったということだったし、さらに強烈だったのは大阪府知事がテレビに出演して、「COVID-19にはうがい薬が効く」などという根拠のないことを語って、薬局から該当うがい薬が即売り切れてしまったこととか。
 さらにさかのぼれば、かつての「維新の会」の大阪府知事は、「文楽協会」について「既得権益」と「特権意識」にまみれた団体だとし、大阪の文楽劇場はいつもがら空きなわけだし、援助を打ち切りたいと言ってもいたわけだった(この件は、今の菅首相の「日本学術会議」への姿勢にも似ているが)。この件はなんとか回避されたが、今でも大阪市長は「図書館はムダだ」とかぬかしておられる。だいたい「維新の会」の文化・芸術関係の軽視、蔑視というのは目にあまるものがあり、今げんざいで人口当たりの大阪の美術館・博物館施設数は全国平均を大きく下回っているという。
 どうも「日本維新の会大阪維新の会)」については理屈より先に「嫌悪感」が先にたってしまうので、そういう感情にまかせていつまでも書いてしまいそうで困る。まあとにかくは、「大阪都構想」が否定されることを望むしかない。

 今日はどうも、何も手につかない一日で、ぼ~っとしたまま過ごしてしまった感がある。夕食も「何にしよう」とか考え、「手間がかからない」ということを考えて、ちょっと実験的にアルファ米でチャーハンをつくってみた。
 ふむ、今までチキンライスとかはつくったのだけれども、けっきょく、チキンライスとかチャーハンとか、「炒めご飯」的に調理してしまえば、普通に炊いた白米であろうがアルファ米であろうが、出来上がりの味に大差はないという結論になった。

 夜はまたニェネントくんとの親密な時間を楽しみ、ニェネントくんといっしょに眠るのだった。