ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-11-14(Tue)

 もうすっかり晩秋の気候になってしまったみたいだ。昨夜はついに、掛け布団の上に毛布を掛けた。毛布はニェネントくんの大好きなアイテムで、さっそくわたしが寝ている毛布の上に跳び乗ってきて、ずっとわたしの上でのんびりとくつろぐのだった。ニェネントくんも大好きな毛布の上でうれしいだろうが、わたしも「ニェネントくんといっしょに暮している」ということを実感できてうれしいのだ。
 これからもっと寒くなる季節だけれども、そういうところは、わたしにとっては「いい季節」だと言える。

     

 朝、朝食を食べてしばらくするとニェネントくんは和室に引きこもってしまうのだけれども、今までは押し入れの中に行ってしまっていたのが、ちょっと和室をのぞいてみると、しっかりとベッドの毛布の上で寝ているのだった。

 Facebookに、英語の記事で「The Cat Owner’s Guide: 30+ Common Mistakes to Avoid」(猫の飼い主ガイド: 避けるべき30以上のよくある間違い)というのが出ていて、翻訳機能とか使って読んでみたのだが、わたしのニェネントくんへの世話はだいたいのところ(ほとんど)間違っていなかったけれども、まず「冷たい食事は出さない」というのは守れていないなあ。
 毎日夕食に出してあげる「ネコ缶」は一日に全部は食べさせなくて、缶を開けて残ったら冷蔵庫に入れていたけれど、やはりそれでは冷たすぎる。常温に戻してからあげるべきなのだ。このことは自分でもわかっていて、前から気にもしていたこと。食事のしばらく前に冷蔵庫から出して外に置いて、常温に戻せればいいのだろうけれども、なかなかこれが出来ない。電子レンジでちょっとだけ、熱くなりすぎない程度に温めてやることはできるだろうか? こんど試してみよう。
 あと、「猫の抱き上げ方」も、猫のお腹の両側から両手を回して抱き上げるのではなく、片手で後ろ足の方、もう片手でお腹に手を回し、猫が座るような感じで抱き上げなくってはいけない。わたしもそういうふうにやっている気もするが、「はたしてどうか?」と問うとわからない(ってえか、わたしはあんましニェネントくんを抱き上げることがないからな)。

 ネットのニュースを見ていると、予定されている「大阪万博」への風当たりはいっそう強くなっているが、今は350億円かけてつくるという「木造リング」のことが問題になっている。
 これは万博会場をぐるりと囲む、円周2キロ、高さ最大で20メートルという木造建築なのだが、「万博をやりたい」と言っている人たちには「これこそ万博のシンボル」というとらえ方らしい。万博担当大臣は「夏の日よけになる」な~んて言っているらしいが、日よけが必要なら350億円もかけなくってもつくれるだろう。しかも、万博が終了したら解体してしまうわけだ。まあまさに「無駄遣い万博」のシンボルのような建造物で、それこそ「愚行の象徴」にはなりそうだ。
 維新の吉村府知事は「万博は2兆円の経済効果がある」と語ったというが、誰も行きたがらない大阪万博、そ~んな効果があるとはとても思えないし、これからの日本の発展(そんなことがあるなら)に寄与するとも思えない。
 実はアルゼンチンも今年ブエノスアイレスで「万博」を開催する予定があったのだが、去年中止を決定している。中止しようと思えば中止できるのだ。「もうここまで建設も進行してしまったから中止できない」となる前に、さっさと「中止」を決定すべきだろう。

 大相撲の九州場所がこの日曜日から始まっているのだけれども、今ではもうほとんど興味もなくなってしまい、あまりテレビで見ようという気にもならない。
 今応援してるのは十両の玉正鳳と、今場所十両に陥落してしまった碧山ぐらいのもので、玉正鳳の取組みはテレビ放送前に終わってしまうし、碧山のも放送が始まってすぐの時間帯だ。ネットに配信されているその日の取組みの動画を見て、それでおしまいだ。
 玉正鳳は昨日まで連勝していて、出だし好調と思ったが、今日は負けてしまった。

 昨日は『怪猫有馬御殿』などという映画を観たのだが、「しばらくは日本の古い怪談映画を観てみようか」と、今日は「怪談映画」の定番、『四谷怪談』を観るのだった。1959年の三隈研次監督作品で、主演は長谷川一夫である。
 映画を観たあとで知ったのだが、黒沢清がこの『四谷怪談』を高く評価しているのだった。