ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-10-24(Sat)

 良い天気。今日は再び、亀有に『スパイの妻』を観に行く。こうやって仕事が休みの日に電車に乗って出かけるというのも、ずいぶんと久しぶりになると思う。『スパイの妻』上映の初回が11時45分からなので、10時前に家を出て早めにシネコンへ行き、先に昼食を済ませて時間があればショッピングセンターで買い物をしたい。

 シネコンに着いてみると、先週のように同時に公開中のアニメ映画のグッズを買うための行列も見られなかった。先にチケットを買い、食事をしようとレストラン街へ行ってみるが、どうもどの店もあまりに価格が高く思えて、けっきょくスーパーでお弁当を買い、イートインコーナーで食べることにした。どうも貧乏性がすっかり身についてしまったような気がする。
 食べ終えてまだ時間に余裕があったので、「シャツでも買いたい」と、店をのぞいてみる。ものすごくわたしの好みの柄のシャツがあり、同じコーナーに似たような柄のシャツが並んでいたのだが、微妙に柄がちがう。わたしが気に入ったのは1点しかなくて、しかも他のシャツより千円安い。ただサイズがMサイズだったので「ひょっとしたらわたしには小さめか?」とは思ったのだけれども、「まあいいや」と買う。あとで帰宅してから確かめるとこれはヨーロッパサイズの「M」で、国産のサイズよりちょびっと大きく、着てみるとわたしにピッタリだった。いい買い物をした。

 映画の上映開始時間になり、シネコンへ行って映画を観る。先週も思ったことだけれども、この映画の観客は年配の方が多い。

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 今日は大事なポイントでなぜか「集中力」が切れてしまい、「あれあれ!」という間に過ぎてしまった。そのシーンをしっかり確認するためもあってまた観に来たのにすっごく残念で、「もういちど来なくってはダメか?」などと思ってしまった。ただ、もうぼんやりしかけていた記憶からもういちど全体のストーリーをつかみなおし、特に終盤の蒼井優笹野高史との対面シーンの重要さを思い知った。

 映画が終わって帰路に着き、考えていたようにウチのとなり駅で下車し、駅前のデパートの「デパ地下」で「おいしいお弁当」を物色した。ほんとうはばーんと豪勢な高級お弁当を買っても良かったのだけれどもそういうお弁当は見当たらなくて、「ま、このあたりで」というものに妥協した。それと、ニェネントくん用に「お刺身」のパックを買う。

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 電車に一駅乗って帰宅するとき、「まてよ、ニェネントにおやつの<ちゅーる>も買ってあげたいな」と思い、自宅駅の前のドラッグストアに立ち寄った。このドラッグストアにはあまり来ないし、「ペット用品」は売られていないと思っていたのだが、店員の方に聞いてみたら売り場の片隅に「ペット用品」のコーナーがあるということで、無事にニェネントくん用のおやつを買うことができた。今日のニェネントには「とつぜんのごちそう」であろう。

 駅からウチへの帰り道、跨線橋の上からは東の方角にもくもくと夏のような雲が見ることができた。今日はちょっと気温も高いけれども、いくらなんでももう「夏」という感じではない。

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 帰宅して、ちょうどニェネントのごはんの時間だったので、いつものネコ缶プラス「お刺身」、プラス「ちゅーる」という豪華夕食メニューを出してあげる。さすがにニェネントもがっついたが、トッピングした「ちゅーる」とお刺身だけをたいらげて、ネコ缶は残してしまうのだった。わたしもちょびっと「お刺身」のご相伴にあずかったが、さすがに近所のスーパーで買う刺身よりもずっと美味ではあった。
 わたしも夕食の時間になり、買って帰った「牛めし」を食べるのだったが、それはそれで美味だったけれども、どうもニェネントくんに買ってあげた「お刺身」の方がおいしくってわたし的には満足だったような気がする。やはりわたしには、和食のおいしい店で「刺身定食」とかを日本酒とか飲みながら食べるのがいちばんかもしれないな。そのうちに実行しようか。