ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-09-24(Thu)

 突然に涼しくなり、夜中とか寝ていてからだ(足とか)が布団からはみ出していると肌寒い。台風は予想よりもさらに東側にコースを曲げ、もう関東にはちょくせつの影響はないだろうけれども、これが秋雨前線を刺激してか、やはり予報では土曜日ぐらいまで雨模様の天候がつづくらしい。今日も曇天で、ときどき雨が降ってくる。「秋晴れ!」という爽快な空を拝めるのはもうちょっと先になるみたいだ。

 「Bean Bear」の新しい「家族」が届き、ついに9人(9匹)の大家族になってしまった。もうこのくらいにしておいた方が身のためだと思うのだけれども、もうちょっと「このコが欲しい!」というのがいるから困る。

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 夜読んでいるナボコフの書簡集、ナボコフも70代になり、有名人にはなり、雑誌に掲載される自分に関する記事へのダメ出しも多くなる。そして彼の旧作の英語訳が新しく出版されることも多くなり、まずはたいていのその表紙デザインに「何だこれは!」って感じで修正を要求する。そしてイギリスの出版社には、「他の国ではオレの本はけっこう売れているのに、イギリスではさっぱりじゃないか! もっと宣伝費をかけるとか対策をとっていただきたい!」なんて注文を付けたりもする。意外なことに、あの難解な『アーダ』でさえ、アメリカではしばらくベストセラーの上位に位置していたという。すごいな。

 都内の食品会社で、社員70人とかがCOVID-19に集団感染したという報道を見た。やっぱり、「フン、もう平気だね!」とか気をゆるめると(その食品会社が気をゆるめたということではないけれども)まだまだヤバい。じっさいにはウィルスはあちこちにまん延しているのだと考えて行動すべきだ。感染しないような注意は今まで通りに必要で、わたしなども勤め先ではそういう「衛生管理」的なこともやっているので、わたしが感染するわけにはいかないし、気を引き締めなければならないと思った。「マスク」「アルコール消毒」「3密を避ける」ということは続けなければいけない。わたしは今は「マスク」だけでなく「ニット帽」はかぶってるし(これは髪のお手入れをしたくないからもあるけれども)、目からの感染を防ぐ意味もあって「メガネ」もかけている。ちょっと前だったらこの格好で外を歩くと「不審人物」として尋問されてもおかしくない風采だ。

 さて、けっこうこの日記を書くのにも時間が取られ、ほんとうは別にやりたいこともあるのだけれども日記を書いているとその時間が取れない。いっそやめてしまおうかと思うこともあるのだけれども、観た映画、読んだ本については記憶の失せる前に書いておかないとすべて忘却の彼方に消え失せてしまいそうだし、そういう感想をしっかりと考えて、他人が読んでもわかるようにしてここにまとめておくことは、まさに「忘備録」として、そしてわたしの頭脳の「運動」として、わたしには大切なことだ。それに、ニェネントが生まれた日から(じっさいには、わたしがニェネントのお母さんのミイに出会った日から)十年以上も一日も休まずに書きつづけている日記だし、やはりやめるわけにはいかないと思う。ただ、その日その日の記録としての「日記」は、もっと簡素化して数行ですませてもいいようには思っている。