ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-07-19(Sun)

 書留郵便が配達されてきたので、受け取りに印鑑を押そうといつも印鑑をしまってある場所をみたら、印鑑も朱肉もなかった。バッグに入れてあったはずの百均のシャチハタ印も見当たらない。
 受け取りはサインですませたが(新しい年度の健康保険証だった)、朱肉といっしょにしてあったはずの印鑑は銀行印でもあるので困る。たまに外に持ち出すことがあるとはいえ、いつも帰宅したら定位置に戻していたし、家の中でその定位置以外に放置した記憶はない。いったいどうしたことだろうと、過去にさかのぼってその印鑑を使ったときを思い出そうとする。しばらく考えて、先月末に出社前に「労災」の申請書に印鑑を押したことを思い出した。それが最後のはずだから、つまり出社前に印鑑を使い、そのまま出しっぱなしにしてしまったのだろう。しかし机の上にもテーブルの上にも見当たらない。
 考えてみたら、ちょうどその頃からお気に入りのハンカチも見当たらなくなっているし、その印鑑と朱肉とハンカチで「かくれんぼ」をしているのだろうか。そんなに隠れるところもないはずですぐに見つかるはずなのだけれども、かなり探しても見つからない。「捨ててしまった」ということはまずありえないし、家の外に持ち出したという可能性もきわめて低い。いちど、徹底的にリヴィングの中を探してみよう(いやこの場合、「テッテ的」というのが正しいのだ)。
 しかし、バッグの中に入れっぱなしにしていたシャチハタ印も同時に失せてしまったというのは「不可解」ではある。どうしたというのだろう。

 もうひとつ「失くし物」。またまた北のスーパーのポイントカードをなくしてしまった。おそらく千円近い額がチャージしてあったと思う。この頃、今使っている財布のそういうカードを入れておく仕切りのところが滑りやすくなっていて、何度か落としそうになって「ヤバいなあ」とは思っていたのだった。おそらくは今日の昼間に買い物に行ったとき、財布を出し入れしたときに落としたのだろう。これはあきらめるしかない。
 そもそも、そういうスーパーのポイントカードとかを何種類も持ちすぎているわけだ(自分でも「こういうので財布をふくらませたくはないな」とは思っていたのだが)。‥‥といっても4~5枚に過ぎないのだが、SUICAや銀行カード、病院の診察券とかもいっしょだからそれなりの厚みになる。まあSUICAや銀行カードを落としたりしないでラッキーとはいえるのだが、まずはあまりポイントカードを増やさないようにしよう(例え多少のポイントが付加されたとしても、それはうまく商魂に「乗せられている」だけなのだ)。そして、通院時以外は必要のない病院の診察券は自宅に置いておくべきだろう。財布をスリムにしたい(もともと現金は「スリム」なストックなのだが)。しかし、財布がスリムになればそれだけ、残っているカードを紛失しやすくなったりする?

 というわけで、印鑑が見つからず、ポイントカードは落としてしまうし、ちょっと憂うつな日になった。
 しかし、天気予報ではこの日も「雨」ということだったのに、たしかに早朝は雲も厚かったのだけれども雨ではなく、昼近くになるとだんだんに空も明るくなってきた。「これなら洗濯しても外に干せる」と、急きょ「お洗濯」。
 そして、昼食もすませて午後も1時を過ぎると、もうしっかり空は青空で、気温もぐんぐん上がってきたようだった。もう長いこと布団も干してなくって、けっこう布団の上に横になっても「湿気」を感じるほどになっていたので、「これはチャンス!」と、布団を外に持ち出して干した。タイマーで1時間経ったら裏返し、合計2時間、たっぷり日干しさせてあげた。これで快適に眠れることだろう(行方不明の印鑑のことを思うとそれほど快適には眠れないだろうか)。

 ニェネントも久しぶりに出窓の上の「お立ち台」に上がり、「今日は外が明るいね」と外の景色をながめていた。

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