ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-05-30(Thu)

 夜寝るとき、とうとうニェネントが遊びに来てくれなくなった。季節の変化のせいだと思うけれども寂しい。このところは和室のベッドと窓とのあいだのスペースに入り込んでじっとしていることが多く、わたしが仕事から帰ってドアを開けて「帰ったよ~」と声をかけても、その場所に潜りっきりで顔を出すこともしない。
 でも具合が悪いということではなく、わたしがリヴィングでのんびりしているとそのうちに和室から這い出てきて、わたしのまわりでうろちょろしたり、いつものお気に入りの出窓の上にあがってのんびりしていたりする。つかまえて抱き上げればいつものニェネントだし、食欲もまるで変わりはない。

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 そんなニェネントの「だらけ」が感染したのか、わたしもこのところだらけている。「課題」にはまるで手をつけないでいるし、実は毎日、「夕食」にはちゃんとご飯を炊いて、まともなお惣菜のクッキングをやりたいと思っているのだが、毎日いつの間にか夕食の時間になってしまい、「ああ、これから米を炊くなどやっていられないではないか」となり、いちばんお手軽に蕎麦をゆで、買ってある冷凍の「野菜かき揚げ」の天ぷらをレンジのトースト機能で焼いて蕎麦にのせて食べる(生卵も入れるが)。これをもう4日つづけてしまっている。
 蕎麦は5束で100円だし、天ぷらも2個で100円。つまりおつゆを入れても一食80円ぐらい、卵を入れても100円以下ですむので、相当に経済的ではある。インスタントラーメンならもっと安いという意見もあるかもしれないが、インスタントラーメンは塩分が多いのであまり食べないし、食べるとしてもいろいろと具材を入れるから蕎麦と大差はない。
 あと、今は昼食も「焼きそば」をつづけていて、これまた麺は3つで100円で、そこに出来合いの野菜炒め用の野菜セット(ほとんどもやし)とひき肉若干量とを合わせてつくるので(前にも書いたが、麺についている粉末ソースは不味いので使わず、ただ「鶏がらスープの素」だけでつくるのだ)、これも一食100円ぐらい。さらに朝食はバナナ1本とパン少々ですませているから、これもぜったい100円かかっていない。つまり、このところの一日の食費はせいぜい300円なのだ。まだまだ、ニェネントくんの一日の食費(100円ぐらい?)には負けないが、ニェネントくん用に「かつおのたたき」とかを買ってしまうと、もうほとんど最近のわたしの食費と変わらなくなってしまうのだ。

 今日は読んでいたナボコフの『淡い焔』を読み終わった。次は久しぶりに柏市の図書館にリクエストを出して、ナボコフ研究者/翻訳者の若島正氏の『ロリータ、ロリータ、ロリータ』なる研究書(エッセイ)を読もうかと思う(この本は我孫子の図書館には置かれていないのだ)。