ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-05-29(Wed)

 雨は昨日のうちにやんでしまって、今日はまた晴れ。しかし気温も下がったし、雨のあとだけれども湿度も高くはないみたいで、一年の中でも何日もないような過ごしやすい一日だったと思う。

 仕事を終えて帰宅して、しばらくしたら注文してあったデジカメが到着した。「これからはこの新しいデジカメに活躍してもらおう」と梱包を開けたのだが、まずは取扱説明書が「英語/中国語」のものしか付いていない。Amazonのユーザーレビューでは「いらないのに六ヶ国分のマニュアルが付いてきた」と書いてあったのに、「困るじゃないか!」という感じ。さらに付属品を出していくと、肝心のバッテリーチャージャーの姿が見当たらない。バッテリーも、ユーザーレビューでは2個ついていると書かれていたのに、1個しかない。とにかくバッテリーチャージャーがないとバッテリーに充電できないからまるで使えない。返品するしかない。
 すぐにAmazonに連絡し、着払いのゆうパックで返送することにした。また送られて来た段ボール箱に品物を詰め直し、「返品なんたらかんたら」のバーコードをプリントアウトして同封し(こういうとき、プリンターがあってよかったと思ったりして)、近くの郵便局まで持って行った。「なんだかな~」という感じだけれども、やはりデジカメは欲しいし、もういちど同じものを注文しようとは思っている(2回つづけて欠品があったらエラいことでしょう!)。

 ちょっと昨日はネコのことで熱く書いてしまった気がするけれども、今日ももうちょっと書く。
 それはしばらく前にFacebookで、そのときは「友だち」だったある人が、「近年は飼われているネコは甘やかされていると思う。ネコの食事など昔の<ねこまんま>でいいのだ」と書いてあったわけで、もちろんわたしは反発した。
 そもそもネコという動物は完全に「肉食動物」で、米(こめ)などの炭水化物を消化する機能を持っていない。まだ「かつおぶし」をまぶしたご飯はいくらか、わずかばかりマシかもしれないけれども、例えばご飯に味噌汁をぶっかけたような<ねこまんま>は最悪で、ネコが消化できるものはなにも含まれていないし、塩分の苦手なネコにはあまりに塩分が多すぎる。さらに、味噌汁にネギとかが入っていたらそれこそ<最悪>なのである。こういうことは今ネコを飼っている人は誰でも知っている<常識>だと思っていたのだが、そうでもないみたいだ。
 昔の飼いネコはたいていは半分「外飼い」で、一日のけっこうな時間は外で勝手に過ごし、そのあいだにネズミを捕るとか小鳥を捕るとかいろいろの小動物を食べ、栄養をおぎなっていたわけである。それでも<ねこまんま>がネコの身体に悪影響を及ぼしたことは考えられるけれども、そういう外での食事で何とかなっていたところもあっただろう。しかし今のネコはほぼ「室内飼い」なわけだし、仮に外に自由に出られる環境にあったとしても、今は野生のネズミだとか、ネコが食することのできる小動物などほとんどいないのだ。
 そのことを考えられて今のネコ用のペットフードはつくられているわけで、わたしはコレを「ぜいたく」だという人は、もはやネコを飼わない方がいいと思う(というか、はっきり言えば「ネコを飼うな!」と言いたい!)。
 それで、その「今のネコは甘やかされている」と書いていた人物は自分の飼っているネコの写真(複数頭いた)の写真もアップしていたのだが、わたしの見た感じでは、どのネコもどうみても「やせ過ぎ」に見えた。その飼い主が仕事上家を空ける時間も長そうで(外泊もしょっちゅうあるみたいな)、「この人はネコを飼うべきではないな」と思わされた。それでそんなことをその当人にぶっつけて、けっきょく納得してもらえなかったし、わたしはその人と「友だち」をつづけることをやめてしまった。

 言いたいのは、ネコはいくらでもいくらでも甘やかしてあげる動物なのだということ。ネコを飼っている人が家を新築するならば、まずはネコが快適に暮らせる空間をつくってあげるべきだし、人間の食事代よりもネコの食事代の方が上回ることだって否定はできない(わたしだって、ニェネントの食事代がわたしのを上回る日はけっこうあるのだ)。