ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-03-27(Wed)

 眼科医に「危険ですからおすすめはできません」と言われたのだけれども、昨日眼帯を買い、今日は仕事中に眼帯をすることにした。それはやはり「まっかっか」な眼を見るとびっくりされる方もいるだろうからという「配慮」で、さすがに仕事中にサングラスはヤバい。
 今日はまた、その勤務先で、賞味期限が切れて廃棄処分になる「非常食」をいただいた。今回は「チキンライス」。2年前は「ドライカレー」で、去年は「お赤飯」がやはり賞味期限切れでたくさんいただいて帰り、食費節約に貢献していただいた。「ドライカレー」はそれ単体でけっこう美味だったけれども、「お赤飯」はそれ単独で、というわけにもいかないので別に「おかず」を用意した。はたして今回はどうだろうと、仕事を終えて帰宅してさっそくに昼食で役立てた。ただお湯があればいい。鍋はいらない。お手軽である。先日のテレビでも、登山クルーがテントの中でこの非常食を皆で食べていたのをみた。そうだね。食器も何もいらないし、最悪お湯でなくても水でもできる(時間はかかるけれども)。荷物を減らしたい登山隊には最高の食糧だろう。
 さて今回のチキンライスだが、むむ、ちょっとしょっぱい。塩分が過多である。これは作るときに入れる粉末調味料の量を加減すれば何とかなるだろうか。とにかくは、食費の節約に役立ってくれればいい(いちおう、10食分いただいてあるのだ)。

 昨日パトリシア・ハイスミスリプリーシリーズを全部読み終えたので、今日からは久々にナボコフの『ロリータ』を読むことにした。「ロリータ、我が命の光、我が腰の炎、我が罪、我が魂。」である。
 しかし考えてみたら、これでは図書館から借りた澁澤龍彦とかクリムトとかヘンリー・ダーガーとかを読む時間が取れない。夜寝る前にベッドで読もうとするとニェネントがじゃましにきて、まるで読み進められないのだ。ニェネントくん、あなたはとってもかわいいのだけれども、わたしの貴重な「家での読書時間」を奪っていくのですよ。
 それで明日からは『ロリータ』は電車の中で読み、仕事先での休憩時間には澁澤の『悪魔のいる文学史』を読むことにしたい。場合によっては『ロリータ』はしばらくお休みして、「新潮美術文庫」の「クリムト」を先に読まないと返却期限に間に合わないだろう。さすがにヘンリー・ダーガーを通勤電車の中で拡げる度胸はないが、これも何とかしないといけない。考えなくっては。