最近は、朝にベッドの上で目覚めても「起きたくないな~」と思ってしまい、別に眠いわけではないのだけれども「まだまだ寝ていたい」と思うのだ。「いやな仕事」が待っているわけでもないのだが、「今日もまた『意味のない』いちにちがはじまるのか」と思うと、そのままずっとベッドで寝たままでいたい気になってしまう。
しかし目を開けると目の前にはニェネントくんがいて「朝ご飯まだかなあ~」という顔をして、じっとわたしのことを見つめていているのだった。こればっかりはもう、どうしようもない。起き出してニェネントくんの朝ご飯を出してあげるのだった。
きのうの朝に夢をみていたのだが、その夢は自分の出てこない、ストーリー的な夢だった。起きる前にベッドの上でその夢のストーリーを反芻し、「こういう風にした方が面白いな」などとやっていたら、どこまでが元の「夢」なのかわからなくなってしまった。
かいつまんで書いておくと、夢はマフィア的なヤクザの親分とその美しい娘の話で、父親のヤクザの親分は娘が妙な男とくっついてしまうことを心配し、「それなら娘が処女を捧げる男は自分で決めてしまおう」と考えるのだ。選んだ男はヤクザではない堅気の男なのだが、父親は娘がその男と結婚すればいいなどと考えているわけではない。むしろ、その男が娘と関係を持ったあとに殺してしまおうとも考えているのだ。
夢のなかでその男はヤクザらとポーカーゲームをやり、父親のウラの差し金で「ストレイトフラッシュ」という手でゲームに勝つのだけれども、ストーリーの組み立てとして、そのことと「娘がその男を選ぶ」ということを結びつけるのがむずかしいのだ。
今日は外に一歩も出ない日になったけれども、朝から曇っていて、窓の外はギラギラとまぶしいほどに明るいことはなかった。午後になると南関東のあちこちを雷雨が襲ったらしく、テレビの画面に「〇〇地域:落雷・突風に注意」などというコメントが何度も出てきたのだった。この日もウチのあたりはそういう雷雨の範囲からちょっと外れていたようで、雨になることもなかったようだった。スマホでこのあたりの今日の最高気温をチェックすると、31.7℃どまりだったようだ。やはり、「快晴」でなければそんなに気温も上がらないてけっこう低い。東京都心も同じようなもので、31.6℃までしか上がらなかったようだ。
先日、買うひつようもないのになぜか「木綿豆腐」を買ってしまっていて、これを何とか消費してしまわなければいけないと考えて、「麻婆豆腐」をつくることにした。「麻婆豆腐」をつくるにはほんとうは甜麺醤(テンメンジャン)というものがあった方がいいらしいが、前回に豆板醤だけでつくって(もちろん「鶏ガラスープの素」とかも使うのだが)けっこう美味しかったので、同じレシピでつくった。市販の「麻婆豆腐の素」でつくるのとは味もちがうけれども、これはこれで美味しいのだった。豆腐一丁ぜんぶ使ってつくったのでいっぱい出来上がり、明日の昼食も「麻婆豆腐」になる。
ニュースで、先日プーチンと習近平とが「今世紀中には人の寿命は150歳まで伸びるだろう」と語り合ったことを書いたのだが、この映像に対して「中国国営テレビ」は「映像が編集された結果、事実がゆがめられた」として、配信したロイター通信に「削除要求」を出したのだということ。
まあ何が中国当局の気に障ったのかわからないし、会談の終わった習近平自身が「あの発言は消してくれ」と言ったのかもしれない。あの国のことだから、「真相は闇」ではある。
「寿命」の話ではないが、競走馬の「ハルウララ」が、29歳で亡くなられたそうだ。人間の歳ならば90歳になるような長寿で、もう「天寿を全うされた」と言っていいんだと思う。
この「ハルウララ」のことは、たいていのことを記憶できないでいるわたしも記憶していたので、そういう意味でもちょっと心に残る訃報ではあった。
「ハルウララ」は1998年のデビューから1勝もできず(2着になったことは2度ほどあったみたいだ)、113連敗を重ねて2004年に引退、その後さいごは千葉県の牧場で余生を送っていたらしい。
わたしは競馬は見ないが、馬は好きである。それで「競走馬の運命」について多少は知っているのだけれども、その引退後は北海道などに少ない数の「引退馬の牧場」とかあるようだけれども、そんな牧場で余生を送れる引退馬はごく一部で、たいていの競走馬は引退後「悲しい運命」が待っているのだ。
千葉にもそういう「引退馬の牧場」があることを知ったが、「負け組の星」とも呼ばれた「ハルウララ」だったから、そういう牧場へ行けたのだろうか。「我を通す」ところはあったが(だから勝てなかったのか)、一所懸命なところもあったという。ご冥福を祈ります。