今日は午後から眼科医で、その後の病状の進捗状態の診断と「静的視野」というヤツの検査を受ける。検査の時間が指定されていて、その眼科医の午後の通常の診察のはじまる時間の10分前、2時20分に来てくれということだった。
その時間のちょっと前に眼科医に行ってみるとまだドアは開けられていなくって、もうすでに午後の診察開始を待つ人が数人、外に並んでいるのだった。いちばんうしろに並んでしばらくすると、ドアがあけられて看護師の方にわたしの名が呼ばれ、わたしは先に並んでいた人たちをさておいて病院のなかに入るのだった。
すぐに「静的視野」の検査がはじまったが、つまりは視野が狭くなっていたりしていないか、という検査で、正面を見たままで周囲のどこかに光が見えたら持っているボタンを押すという、ちょっとゲーム感覚な検査だった。「しまった、今は見えたのにボタン押さなかったなあ」とか「見えてないのに押しちゃったみたいだ」とかあったわけだ。
そのあと「眼圧」を測り、しばらく待って医師の診断を聞くことになった。医師が「去年に比べるとずいぶん良くなっています」なんて言うもので、「え~、去年は来てないけどなあ」とか思っていると、つまりは医師がカルテを他の患者のものと取り違えていたのだった。「医療事故」一歩手前?
ちゃんとわたしのカルテで診断していただいて、「眼圧」も下がってきているということ。「静的視野」に関しては、左眼はもんだいないけれども、右眼で左側とか左下のあたりに若干の視野狭窄があるみたいだ、ということ(深刻なものではない)。
それでだいぶ症状も快方に向かっているので、今服用している飲み薬はおしまいにして目薬だけをつづけて、次の通院は2週間後のことになる。
この眼科医通院はわたしには「臨時出費」だったけれども、経過が良ければ次の通院でおしまいになりそうだ。よかったよかった。
今日は診察時間も予約で決められていたので、診察を終わって1時間ちょっとの診察時間だった。帰りにまた眼科医の前のスーパーに立ち寄って、「診察結果が良かったから<うなぎ>でも買うかね」なんていっしゅん思ってしまったが、「無駄遣い」はやめて「かつ丼弁当」を買って帰った。これは夕食に食べたのだが、美味しくなくってガッカリしたのだった。
写真は、眼科医からの帰りに見かけた「キジバト」。
眼科医の診断の結果は良かったみたいだけれども、それでもそもそものわたしの視力自体が落ちているのか、こまかい字が読みにくく感じている。特に今読みはじめている文庫本の『万延元年のフットボール』がまた文字が小さくって、そうでなくってもちょっと読みにくい小説でもあるわけで、またもやなかなか読書がはかどらない。
そして文庫本とかではなくても、スマホとかに表示される文字も時に読みにくい。特に「漢字」というヤツは「灰色のかたまり」(ときに「黒いかたまり」)に見えてしまったりするのだ。このあいだはそういうので「ありゃりゃりゃ」という読みまちがえをして、スマホのニュースとか広告の見出しに「家を売るときに気をつけたいNGなこと」と書かれていたのを、「魂を売るときに気をつけたいNGなこと」と読んでしまったのだった。「いや、あんた、<魂を売るとき>は何から何までNGぢゃないですか!」などといっしゅん思ってしまったのだった。ま、「魂を売る」のなら、とちゅうで元の自分に戻ってしまうような一時的なモノではなくって<一生涯>売りっぱなしなんだったら、売っちゃってもいいかなあ、などと危険なことを考えるわたしではあった。
「本」じゃなくって「テレビ」なんかだったらいいんだけれども、どうも「無料配信」の映画などというのは、このところ(眼がおかしくなってから?)どうも見る気になれない。いや、「テレビ」でも録画してあるものとか見る気にならなくって、どうも「長い番組」は見たくないようだ。
そういうんでは15分しかない「朝ドラ」とかは気軽に見られていい。今やっている『あんぱん』も残りはあと3週間を切り、ついに「アンパンマン」も登場してフィニッシュモード。わたしはもう、次のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)夫妻がモデルという『ばけばけ』が楽しみになっている。
そしてお昼からはむかしの朝ドラの再放送で『とと姉ちゃん』をやっているのだが、ついにヒロインは花山(だっけ?)と組んで雑誌をつくりはじめ、面白くなってきたのだった。