ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-12-05(Thu)

 今までだいたい、毎週のように南の「ふるさと公園」へと歩いていたのだけれども、先週、南の方へ行ったときはニェネントくんを連れての動物病院行きだったから、「ふるさと公園」へは行かなかった。それでこの朝は、2週間ぶりぐらいに「ふるさと公園」に足を運んだのだった。
 今朝もこのところの毎日のように晴れ空で、そんなに寒い朝ではなかった。公園へと足を踏み入れたけれども、この朝はあまり木の上から野鳥の鳴き声も聴こえなかった。池をみても、水鳥の数もいつもより少なかった。コブハクチョウの家族も来ていなかった。

 この「デコイ」のような鳥はいっしゅんカルガモかな?と思ったけれども、顔が茶色で目のうしろが緑色っぽいので、コガモだと思う。つがいではなく、このコ1羽だけで泳いでいた。

     

 池の奥の葦原のかげにコサギがいたけれども、葦にかなり隠れてしまっていた。写真の左の方に見える黒いかたまりは、オオバンなのである。

     

 最近はいつもたくさん群れているそのオオバンも、この日はけっこう数が少なかった。写真はひとりぼっちで泳ぐオオバン。この日はみ~んなどこへ行ってしまったのだろう。
 もう12月にもなったし、そろそろユリカモメもやって来るだろうか。今年はいつまでも暖かかったから、やって来るのはもっと遅くなるかもしれないな。

     

 「ふるさと公園」を抜けて、またネコたちによく出会う祠に行ってみた。
 わたしの前から若い女の人がこちらに歩いてきて、「あれ? あの人はいつもココのネコをかわいがっている人じゃなかったかな?」と思ったら、わたしのちょっと先のところの祠の植え込みのなかへ入って行った。それで、どうやらそこでネコに出会ったみたいだった。
 ‥‥しまった、あと10秒遅れてしまったな。しょうがない。わたしは知らんぷりをして祠を通り過ぎ、ちょっと行ったところから振り返ってみた。どうやらこの日居たのはサビネコの「サビーネ」だったようだ。
 女の人が写らないように、「サビーネ」のうしろ姿だけでも撮ろうとしたのだが、「サビーネ」がしっぽをまっすぐ立てていたシャッターチャンスは逃してしまった。

     

 帰り道、駅の方へと回って駅前の小さなスーパーへ寄ってみた。バナナを買うためだったけれども、店頭にインスタントラーメンみたいな小袋に入った「スープパスタ」が78円で置いてあり、「どんなんだろう? 安いから買ってみよう」と買ったのだけれども、考えてみたら1袋78円というのはそ~んなに安いわけでもないか、などとあとで思うのだった。
 いつもの跨線橋でJRの線路を越えて帰路を歩んだけれども、この頃にはちょっと汗ばむ感じの陽気ではあった(単に重ね着しすぎていたせいかもしれないが)。

 帰宅して、この日の食事は昼食も夕食も昨日つくったクリームシチューですませる。むむ、クリームシチューというのは、つくってから時間をおくといささか「残飯」っぽくなってしまうな、などとは思うのだった。

 昨日の韓国の、尹大統領による「非常戒厳」発令のその後が気になったのだが、この日様々な記事を読むと、どうも尹大統領による単独の暴走で、政権運営が困難になったため「非常戒厳」発令して軍隊を出動させ、まずは野党国会議員を拘束しようとしたものらしい。それは乱暴だ。
 この動きに即座に市民、国会議員が行動し、市民は国会前に集まって兵士らに抗議、国会議員が国会内に入る手助けをしたという。これは去年韓国で公開されて大ヒットした映画『ソウルの春』の記憶も新しい時期に、まるで韓国がタイムスリップしようとしたかのような事態となり、「行動しなければ!」となったことがあるという。また、出動した兵士たちだって「何のための出動だ?」という疑念もあっただろうから、敢えて命令に忠実な行動に突進することもなかったのではないか。
 とにかくは今後、野党から尹大統領の弾劾訴追案が国会に提出され、与党からの賛同が出れば尹大統領は弾劾されることになる。
 ネットでいろいろな記事を読んだのだが、通して「何が起きたのか」ということをいちばんしっかりと追及していたのは、やはりイギリスのBBCの複数の記事だったと思う。日本の報道は「隣国のこと」だというのに目先の動きに振り回されていたというか、残念なところがあった。これではやはり「オールドメディア」と言われてしまうだろう。
 韓国の報道も読んでみようかと検索したのだが、これもBBCの方がストレートにわかりやすかった(少ししか読めなかったが)。
 それで今回の「非常戒厳」絡みの記事ではないのだが、「朝鮮日報」というところの11月の記事(コラム)で、「やはり李承晩は正しかった」などという記述を見つけ、「そうか、韓国の右派というのはこういう感じなのか」と納得したところがある。日本でいえば「安倍晋三路線が正しかったのだ」と語るようなものだ(韓国ではそれが60年前に典拠を求めるわけか)。やはり右派である尹大統領がコレと同じ考えだとはいわないが、近しいものがなかったとはもういえない。