ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-11-11(Mon)

 先月の支出の決算をやってみたのだけれども、けっこうお弁当とか買うことも多かったので「食費の出費は増えたんじゃないかな?」と思っていたのだけれども、意外と食費の支出は増えてなかった、というか、今までにない低支出なのだった。余計な買い物をしなかったのが良かったのだろうか。
 しかし先月はニェネントくんの食糧も買ったし(安くはないのだ)、わたしも「脳波検査」な~んて受けて、医療費もかかってしまった。映画もけっこう観に行ったし、トータルの支出としては9月よりも2万円以上も多い支出になってしまい、ちょっとばかりショックだった。まだムダな支出が5千円はあるので、これは何とかしたい。

 今日は「ふるさと公園」への散歩。「寒いかも」と思って、この季節初めてセーターを着て出かけた(そこまで寒くはなかったが)。外に出てみると道路が濡れていて、どうやら昨夜は雨が降っていたようだ。
 「ふるさと公園」に足を踏み入れると、木々の上の方から野鳥のさえずりが聴こえてくる。こういう鳥は鳴き声が聴こえるだけで、公園の木立のなかではめったなことでその姿は見られない。
 この日はコブハクチョウ一家の姿は見られなかったが、先月には1~2羽しか見かけなかったオオバンが、一気に数を増やしていた。オオバンは一般に「留鳥」とされ、このあたりのオオバンも一年じゅう居留しているのではないかと思われていたようだけれども、わたしも観察していたように夏のあいだはほとんどその姿が見られなくなり、寒くなるとその数が増える。どうやら夏の繁殖期には北海道や東北で過ごし、冬になると南下してくるらしいということがわかってきたようだ。
 オオバンはわたしの住む市の「市鳥」で、マンホールの絵にもなっているけれども、他の地域ではあまりその姿は見られなくって「絶滅危惧」一歩手前とされていたらしい。それが近年、南関東全域で観察される数が増えていて、東京でも見られるようになっているということ。この「ふるさと公園」なんか以前から、冬になると池の周辺はあっちを見てもこっちを見てもオオバンだらけになってしまい、「オオバン公園」という感じになってしまうんだけれども。

     

 それからこの日はやはりまたサギたち。サギは単独行動で、いつも1羽でいるところしか見かけないけれども、コサギは公園のなかのあちこちで見かけることが多い。今日はアオサギも来ていた。

     

     

 最近よく見かけるカルガモカップルもいた。この2羽はもうここに棲みついているのだろうか。それからこの日は1羽のカモメが池の上を飛んでいるのを見かけたが、もちろん写真には撮れなかった。飛んでいる鳥を撮るのは苦手だ。

     

 ネコたちの祠に今日はネコの姿は見られなかった。そのまま駅前のスーパーへ行き、先日ニュースで「来年には値上げされる」と聞いたインスタントコーヒーを買うのだった。気が早いことだ。あと、タンメンの生麺を買って帰ったが、昼食に食べたこのタンメンはなかなかに美味しかった。
 帰り道、かつての「野良ネコ通り」を歩いたけれども、歩いているとわたしの5メートルぐらい先にネコが飛び出してきた。黒いサビネコで、前にも2度ほど見かけたことのあるコだ。写真を撮ろうとカメラを出しているあいだに道路を渡って行ってしまい、すぐに見えなくなってしまったが。
 まだまだこの界隈には、1~2匹の猫がいるのではないかとは思う。

 午後からは「Amazon Prime Video」で、先日『選挙』を観た想田和弘監督の「観察映画」の番外編『Peace』を観た。映画の冒頭からネコたちがいっぱい登場してきて、『五香宮の猫』につながる作品かと思ったのだったが、問題として重なる部分はあったけれどももっと「福祉」「介護」についてなど考えさせられる作品だった。前からことばとしては知っていた「一銭五厘」という言葉のほんとうの意味を知ったのだった。いい作品だったと思う。