昨日もけっこう暖かだったけれども、今日もやはり気温が上がり、東京では20℃を超えて高知や鹿児島では25℃を超えて「夏日」になってしまったらしい。今はもう11月中旬だよ!
この暖かさは今週中つづくということだけれども、来週になると一転、スマホの予報をみると火曜日などは最高気温12℃、最低気温は4℃になるなどといっている。それはもう、一気に「真冬」ではないか。今から防寒の方策を考えるべきだな。
昨日、キャベツが高くなっていることを書いたのだけれども、今日のYahoo!Newsの「日本農業新聞」の記事で、「キャベツ、平年の3倍 生育期の高温影響し品薄に」というのが出ていた。安いときはひと玉100円だったのが300円になっていたわけだから、まさに「3倍」だ。寄せられたコメントをみると、ひと玉500円ぐらいするところもあるみたいだ。そりゃあ大変だ。
ウチなんかは「しょうがない、しばらくはキャベツなしでやっていこう」ということですむけれども、食堂なんかはキャベツなしではすませられない献立も多いだろうし、「お米の値は上がったし、キャベツもまた値上がりした」というのではたまらないだろう。
ほかのところで読んだのだが、この夏の高温や多雨でキャベツが育ちすぎてしまい、割れてしまって売りものにならないということもあるらしい。その「割れてしまったキャベツ」も、安く店頭に出してくれればわたしなんか買っちゃうと思うけれども、やはり衛生面を考えると店には出せないのだろう。
そのことと直接は関係ないけれども、先日駅の近くを歩いていると、いつも畑として野菜が育っていた土地が整地され、実った野菜類がその畑の片隅にまとめて廃棄されているのをみた。カボチャやナス、冬瓜とかが多い。
これは「売り物にならなかったのだろうか?」というのではなく、その畑自体が「市街化調整区域」になっているからだと思う。
「市街化調整区域」というのは、そのあたりが無秩序に市街化されるのを防ぐために指定される区域で、その区域では住宅の建設は原則認められていないのだ。
以下のことはちょっとわたしの憶測も交えて書くので、まちがっているところもあるかもしれないが、そういう「市街化調整区域」とされた区域は、ひとつにはそのまま更地のままでおくことと畑などにしておくこととでは、固定資産税が倍近くちがってくるのだという。小規模な畑で商業的に成り立たなくっても、「畑」にしておくことの価値はあるのだ。だからとにかくは手のかからない種類の野菜類を栽培して「畑」の体裁はとっても、売買ルートもないから売れないし、そこまでの手間をかけて売る必要もなく、収穫物はこうやって廃棄されるのだろうと思う。(この推測がまちがっていたらごめんなさい)。
もうひとつ、そういう「市街化調整区域」を更地のままにしておくことは「ゴミの不法投棄」なども生むだろうし、土地の美観を損ねる一因にもなるだろうと思う。
ウチのあたりにはこういう「市街化調整区域」と思われる、小規模な畑があちこちに点在してはいる。
ま、収穫物を捨てないでなんとかならないのか、などとはちょっと考えるけれども、やはり現実にはむずかしいことだろう。
今朝は目が覚めて横を見てみると、ニェネントくんがキャットタワーの中段で丸くなって、わたしの方をじっと見ているのだった。朝、わたしがまだ布団のなかにいるときにはよくあることで、「早く起き出してわたしの朝ごはんを出してくれないかなあ」というつもりでわたしのことを見つめているのだ。
まだ起き出すにはちょっと早かったので、わたしがかけて寝ている毛布の上を「ポンポン」と叩いて「おいで!」と声をかけると、ニェネントくんはちゃんと毛布の上に跳び乗ってきてくれるのだった。そんなに長くは毛布の上に滞在しなかったけれども、ニェネントくんらしくもなく「よくしつけられたペット」という感じではないかと思い、布団のなかで苦笑してしまった。
午後からは、昨日半分だけ観ていた想田和弘監督の『精神』の残り半分を観て、昨日観た分もまたもういちど観たのだった。おととい観た『Peace』や、映画館で観た『五香宮の猫』にも連なる、想田和弘監督の視点を読み取れた気がする。
映画を観たあとは大相撲の中継。十両の玉正鳳は初日、二日目と連勝したけれども、昨日今日と連敗してしまった。
今は十両の四枚目なので、九勝か十勝とかすれば入幕も出来そうなのだ。テレビでも、玉正鳳の夢は「兄弟子の玉鷲といっしょに幕内の土俵入りをしたい」ということだと伝えていた。わたしもその光景を見てみたい。特に、玉正鳳のあのステキな化粧まわしがテレビで映されるのを楽しみにしているのだが。