ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-10-22(Sun)

 先週はわたしの「自立支援医療制度」受給の手続きのために市役所へ行ったし、ニェネントくんの健康診断も受けに行き、このところの懸案事項を2つ解決した。ついでに映画館で映画を観たりと、なかなかに活動的な一週間ではあった。
 それであともう一つ、いい加減「ハローワーク」へ行って、退職後のことをそれなりに話しておく必要があるだろう。今は外に出歩くのにちょうどいい気候だし、寒くならないうちに行っておこうと思う。

 それとネットで知ったのだが、今、「東京芸術祭」のプログラムで、東京駅の前の広場(?)の特設ステージにて宮城聰主宰の「SPAC」による野外劇『マハーバーラタ』が明日まで上演されている。これが椅子席は有料だが、そのずっと外側からは立ち見が出来、それは無料なのだという。
 東京駅ならウチからけっこう真っ直ぐ行けるし、「超久しぶり」に演劇を観るのもいいな、などとは思うのだった。
 明日の月曜日ならそこまでに混み合わなくって、苦労せずに観劇出来るのではないかと考えたのだけれども、それでも観客の密度はそれなりに大きいことだろう。
 わたしは今でも「COVID-19」については「感染のおそれ」を考えているし、今なお感染者はそれなりの数が発生しているはずである。そう考えたら、見も知らぬ他人と接触してしまうほどの場所に長時間滞在するということは「大きな感染のおそれ」だと思うことになり、「そんなところに行くべきではないな」ということになった。

 昨日わたしは黒沢清監督の『蜘蛛の瞳』を観たのだけれども、その中に佐倉萌という女優さんが出演されていて、「そういう女優さん、いたなあ」と思い出した。わたしの記憶に残っていたのは『雷魚』(今は「黒い下着の女~雷魚」というタイトルになっている)という作品によって、だったけれども、瀬々敬久の監督になるその作品は井土紀州の脚本で、その作品がわたしが井土紀州氏に出会う作品になったわけだった。
 「あれはいい作品だったなあ、また観たいな」と思ったのだけれども、今どこのサブスクでも視聴は出来ない。「ではDVDはいくらぐらいするのだろう?」とAmazonを見てみると、廃盤で若干のプレミアがついていた(5000円以上)けれど、あるマーケットプレイスで「在庫整理」とかいうことで新品が1100円で出ていたもので「それなら買ってしまおうか」と、ぽちっと注文してしまったのだった。
 それで注文したあとで確認してみると、これがDVDではなくってブルーレイなのだった。むむむ。わたしはブルーレイのプレーヤーというのを持っていないのだ。これを機会にプレーヤーを買ってしまおうかとも思ったが、安くて5000円台から。ちょっと保留である。

 今日は録音してあった古い「ウイークエンドサンシャイン」を聴きながら、読みさしの『ディフェンス』を多少は読み進めた。
 夕方、「夕食は何にしようか」と考える。とにかく先日キャベツを1玉買ってあるので、何かキャベツを使った献立を考えたいが、炒めものではない方がいい、そんなことで調べてみたら、キャベツとじゃがいも、ニンジン、タマネギとをトマトと一緒にコンソメで煮込むというのを見つけ、なんだか「ベルリン・コデール」と同じようなものだなあと思ったが、こいつをつくることにした。「ベルリン・コデール」と同じようなものならウィンナーも入れよう。
 今はスーパーなどでもトマトがけっこう高値になっているけれど、ちょうど駅前のスーパーで「見切り品」として、見かけは悪いけれども、5個で100円というのを買ってあったのだ。
 ただただ鍋に入れてグツグツ時間をかけて煮込むだけなのだけれども、トマトがちょっと未成熟で青かったので、さいごにケチャップを少し足してみた。
 これはけっこううまくいって、出来上がりはなかなかに美味だった。これはもう、これからは「ベルリン・コデール」流に、何でもかんでもコンソメで煮込めばいいんではないかと思ってしまう。

 食後、夜はテレビで「ダーウィンが来た!」を見た。この日は東京の多摩川沿い、日野市あたりに棲息する猛禽類のミサゴ、それとイタチとのハンティングの様子を追うのだった。
 イタチが川に入って魚を捕えるさまは見事だったが、イタチというのは、わたしなどが思っていたよりも小さな動物なのだな。ウチのニェネントくんよりもひとまわり以上小さい。見た目はとっても可愛く見えるのだけれどもイタチというのはかなり凶暴で、ぜったいに人に懐かなくって噛みつかれる。ペットになどできる動物ではないのだ。
 写真はイタチではなく、今日のニェネントくん。