朝起きると、また昨日よりはのどの調子は悪化しているようだ。のど元にしこりがあるようでもあって、外から自分の首をさわるとすっごい違和感があるのだ。日ごとに状態が悪化しているみたいだ。
それでまずこの日は、市の「医療安全相談センター」に連絡を取る。昨日考えたようにそのあとは別の「耳鼻咽喉科クリニック」に行く予定。行動予定は決めてあるから、「医療安全相談センター」に相談して方策を決める、というようなものではない。
9時になってすぐに電話する。オペレーターは女性の方だった。いちおうわたしのおちいっている状態を話し、結果としてこれまで通ったクリニックへの「苦情申し立て」というかたちになるのだった。特にセンターからの「アドヴァイス」というものもなかったけれども、「いちおう念のため」というか、地域の「紛争解決支援センター」の電話番号を教えてもらった。まあ「紛争解決支援センター」に相談するということにはなりそうもないけれども、とにかくはこの日行く別のクリニックの診察を受けてから、ということになるだろう。
20分間ぐらいも電話していただろうか。それでそのあと、東の駅の近くにある「耳鼻咽喉科クリニック」へ行く。そしてここでは、担当医師のおどろくべき診断をあおぐことになったのであった、
担当医師のお話では、「のどの痛み」などというのはたいていは大したこともないもので、「たん」が出ていてもどうってことないのだということ。
う~む、わたしも8月にあのクリニックへ行くまではやはり「たん」も出たし、若干違和感もあったわけで、それでもわたし自身「そんなの大したことない」とは思っていたところがある。それがほとんど快方に向かったときに、「念のためにここでしっかり治しておこう」などと考えてクリニックに通い始め、それが日ごとに悪化して「どういうこと?」となったわけだ。
そして今回の医師は「放っておいて問題ありません!」というわけで、わたし的にはちょっとした「驚愕」ではあった。
だから、先日まで通院していたクリニックがやはり「何なのよ?」ということにはなるだろう。けっきょくわたしが医師に「これはどういう症状でどのくらいで治癒するんですか」と聞いたときもはっきりとは答えていなかったわけで、この今日訪れた医師のいうことが正しいのだとしたら、前の医師はわたしの「症状」も「治療法」もはっきりしないまま、毎回「ネブライザー療法」を行い、毎回効き目のはっきりしない(?)薬剤を提供してきた、っつうことなのか。むむむ、やはりそれはそれで問題は大きいだろう。
なんだか気分が晴れたような、まだ納得の行かないような気分とを抱いてクリニックを出た。
この日はいつも歩くことのない道を歩いたので、街頭風景を見ながら歩いて楽しかった。下の写真は途中にあった「イイ感じ」の小さな中華料理店で、「こういう店にひとりでフラッと立ち寄って、ランチを食べてビールを飲みたいな」というような店構えだった。
‥‥しかし、帰宅してしばらくしても、たしかにのどが痛いわけだし、「これを放置しておいていいんだろうか?」という気もちにはなるのだった。
ここでわたしの考えは揺れ、「やはり前のクリニックへもう一度行って、医大の附属病院への紹介状を書いてもらい、その医大付属病院でしっかりと診断してもらうべきか」などと思うようになるのだった。
まあとりあえずはしばらく放置して様子をみて、さらに「痛み」とかの異常があるようであれば医大付属病院へ行こうか、というあたりに気もちは落ち着いたのだった。
さてこの日は、新しい朝ドラの『おむすび』の第一回の放映日ではあった。
わたしとしたら「お母さん」役で出演の麻生久美子が、あの伝説の『翔んで埼玉』での母親役を彷彿とさせるような、ブッ飛んだコメディエンヌぶりをみせてくれないものかと、それだけが楽しみといっても過言ではなかったのだ。
むむ、この日の「第一回」、非常にゆるいコメディタッチではあるようだけれども、麻生久美子がコミカルなところをみせるわけでもなく、全体に「それではわたしは笑えないな」というようなものだった。
まあこのドラマの時代設定の「2004年(だっけ?)」に高校に入学したとか、当時の「ギャル文化」にどっぷりだったという人たちにはハマるものがあるんかもしれない。それにしても、『ちゅらさん』ぐらいの「笑い」は毎回期待したいなあ。