ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-03-27(Sun)

 わたしは家にいるときには大半の時間をリヴィングの、ノートパソコンを置いた机の前にすわっている。そんなときニェネントくんは窓際に寝転がっているか、そうでなければリヴィングとキッチンの境界あたりですわり込んでいる。
 キッチンのところにいるのは要するに「もうじき<ごはん>の時間ですね!」と待っているか、ごはんのすんだあとは「早く寝てくれないかな~」という感じ。要するに、次にわたしが動くのをずっとウォッチングして待っているのだ。う~ん、いじらしい。
 つまり、ニェネントのいちばん好きな時間は<ごはん>の時間と、それとわたしが和室のベッドに移動して寝るとき、いっしょに寝ることなのだろう。それでどうやら、わたしの言葉で「ごはん」というのと、「もう寝ようか」とか「寝るよ!」というのはわかるみたいだ。

     

 「ごはんだよ!」というときには、ニェネントは「にゃあ~ん」となき、前足をぐ~んと前に伸ばして思いっきり「伸び」をしてごはんが出されるのを待つ。「寝るよ!」という言葉をわかるんだとしっかり確信したのは今日のことだけれども、キッチンのわたしのそばで伏せっているニェネントくんに「寝るよ!」としゃべりかけると、それまで低くしていた首をもたげて前足で立ち、目をまん丸くしてわたしを見、それでわたしが立ち上がるとわたしよりも先にベッドのある和室にとっとこと歩いて行くのだ。

 先日は急に暖かくなって、わたしが寝るときに毛布を掛けるのもやめてしまい、そうやって毛布がないとニェネントも布団の上にあがって来なくなってしまったのだけれども、それからまた寒くなってしまい、今はずっと毛布を使っている。だから今もニェネントはわたしが布団に入るとわたしの上に跳び上がってきて、毛布をくわえて足でフミフミをやるのだ。
 どうやらニェネントくんには、食事のときに負けないぐらいに、こうやってわたしといっしょに寝るということが一日の大きな楽しみのようだ。そういうことなら、ニェネントくんのお楽しみのために、多少無理しても一年中毛布をかけて寝ることにしようかとは思う。

 今日はあまり天気がよろしくない。窓の外から見える空には、墨流しのような黒い雲がかかっているのが見えた。

     

 夜遅くには雨が降るかもしれないというが、明るいうちはなんとか雨にはならないらしい。
 昼近くに、北のスーパーへ買い物に出かけた。歩道橋の昇り口のところに、タンポポの花が咲いていた。

     

 その歩道橋を渡り切るところで、向かいの家の屋根のところにスズメのカップルが並んでいた。やっぱりこれから巣づくりなのかなあ。

     

 今日は大相撲の千秋楽。栃ノ心はこの日勝つと10勝の大台になったのだけれども、残念ながら敗れてしまった。8勝の勝ち越しから10勝までは2勝すればいいのだけれども、その「2勝」というのはけっこう大きな壁なのだ。この場所でも、平幕で10勝以上した力士は三人しかいなかった。
 優勝はその平幕の高安、琴ノ若、そして関脇の若隆景の三人の争いになったが、本割ではみんな負けてしまい、高安と若隆景との「優勝決定戦」。これが力のこもった熱戦になったのだけれども、若隆景がさいごに驚異の粘り腰で逆転勝ちで優勝した。高安はまたもや優勝を逃してしまったか。

 大相撲のあとは「世界遺産」。この日は鉄道の特集だった。鉄道も世界遺産に登録されていたのだった。世界各地の鉄道、楽しく見た。
 そのあとは、昨日途中まで観た『ザ・マスター』の続きを観たが、この日も観終えることが出来んかった。あと残り1時間。